暑い中の農作業でボーッとした頭でふと思い出したことがあります。とにかく暑いものだから農園の担当さんから「長時間作業は止めて下さい。」と云われる始末。文字通り汗が噴き出しました。(汗)
パソコン通信、これが思い浮かぶのです。やっとパソコンを手に入れ舞い上がった時代だったのですが、気が付けばゲームマシン。このことを思い出す度に子供が遊び呆けたことを思い出すのか苦虫を噛みつぶすカミさんは今でも変わりません。更には電話で通信が出来ると帰宅するや面白がってパソコンにしがみつく小生のイメージも湧いてくるようです。
ところが、私にとってのパソコン通信の効用は、80X24文字の画面に自分の云いたいことをまとめる勉強が出来たことです。それも会ったこともない人でも理解出来る文章に悩んでいた次第です。仕様書文章しか書いたことの無かった私が散文を書いて、オフラインと称する未知の人達との邂逅。何と面白いことだったでしょう。いみじくもビルゲーツがWindowsと名付けてMS-DOSからジャンプしたのはこの点にあるのではないかと思います。パソコンの向こうには別の世界がある。素朴で夢のある時代でした。此の時代に知り合ったotomen-netの皆さんがパソコンを見直すきっかけだったことは間違いありません。
こんなことで始まった私のパソコン生活、Homepageが普及して更に文章書きが苦にならなくなりました。むしろ書き過ぎとお叱りをもらう状態になってしまいました。書いていると自分の精神状態のチェックが出来るような気がします。そんな書き捨て文章を読まされる皆さんには迷惑至極かも知れないなと思いつつも今夜も何となく書いてしまいました。 もっと質を上げたいと毎回思いつつ,なかなか思うようにならないのは凡人の悲しさです。 此処までの文章にお付き合い下さったみなさまありがとうございます。(ペコリ)