彼岸の終わりとともに急に涼しくなりました。おまけに先々週に引き続きまたもや台風が襲来の心配が・・・・。 始まった講義もそうですが、この間本業やら来客やらで何となく慌ただしい日が続いたのでまたもやブログも放置してしまいました。二日間ほどパソコンから離れていたことにもその原因が。(汗)
こんな時のブログネタには趣味が一番ですがそれも中途半端状態です。 ということで着手してきたライブスチームを初登場させます。 まあ、こうでもしない限り作り始めないような気がしたものですから。 とりあえずHomepageで宣言しておきましたが、この機関車は以前書いた著名なライブスチーマーの故 Uさんがお持ちだった組立キットです。 ネーミングは時代がかった「バトルオブブリテン スピットファイヤー」4-6-2パシフィック ですから恐れ入ります。(笑)
完成写真からは、人気なさそうです。というのも半流線型にもかかわらず鈍重さを感じます。一言で云うと不格好です。 また、この模型の走っている姿には全く遭遇したことがありません。日本ではどうやら不評???、この機関車を作りたい人は殆どいないようです。(かな?) そのような機関車を私が作るとはねぇー。(苦笑) 付けられた俗称が「スパム缶」、コンビーフの缶だそうです。 そんなことを思いつつもグラッと来る価格と三気筒エンジンのメカニズムに惹かれてついつい手を伸ばしてしまいました。 そういえばDuchessは四気筒エンジンでしたけど今回のような通常の蒸気機関車の三気筒エンジンを作るのは初めてです。著名なグレスリー弁の三気筒機関車は英国のマラード号を始め我が国では鉄道省の外国コピーC53も存在していますが、実物のスパム缶の弁装置は密閉型でチェーンドライブという特殊なもののようです。 アスターでは三組のワルシャート弁をコンパクトにまとめて実物に似せているようで組立が楽しみです。米国のサイトにはスパム缶の組立を詳細に記述したものがあります。組立の種明かしみたいで恐縮ですが興味ある方はご覧下さい。組立の実際は色々なことが起きるのでこの記事のように一本道というわけにはいきません。(汗)
これまでコソコソとネジやOリングなどの細々とした部品の整理分類をしてきました。 準備終了。
さて最初の工程はエンジンの組立からです。今夜シリンダブロックを磨いてみました。
ミーリングの跡がなくなり光沢が出るまで1500番の紙ヤスリで頑張った結果です。これなら組立に入れそうです。光具合を見るともう一回やろうかなという結果です。気休め作業も大事ですから。
中央のブロックが主台枠の間に入ります。正方形の部品がスライド弁です。
さて、ここまで進めたからには次に行かなければならない気持ちが湧いてくることでしょう。 でも2日までは無理のようです。 やれやれ
無理矢理の趣味ネタを読んでいただきありがとうございます。(ペコリ)