からくり出張所

様々なからくりを徒然なるままに書くつもりです。
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とりあえず動いた

2010年07月08日 21時18分03秒 | からくり情報

 梅雨の中休み?暑い太陽の降り注ぐ暑い日でした。我が家のトマトもそろそろ色づいてきました。料理用のボンジョリーノという品種をやっと二個採りました。この株は、下枝に付いた実が大きくなるにつれて茎が重さで曲がり地面に付きそうになっており支柱の立て方には工夫を要します。まだあるトマトの株、これから食べられないくらい一気に色づきそうです。 胡瓜は大きいのを三本収穫しました。頂き物を入れた冷蔵庫は一杯で早く食べなければなりません。 菜園見回りから始まったそんな午前中に急に思い立って完成間近のGWR Castleのエアテストを強行しました。雨が降るとゆっくり運転出来ないので今日がチャンスと思った次第です。 ベランダの柵の上に乗せて試験することとし急いで準備しました。照りつけるお日様の暑いこと、ラジエーターフィンが激減した頭から汗が噴き出します。

と云うことで以下、Homepageのんびり修復中につき、ここでライブスチームの製作記の続きです。興味ない方はスキップしてください。

Castleエアテスト終了

Dscn8282 セッティングはちと危なっかしいのですが、ベランダの柵の上に運転コロを並べて上に乗せました。これで意外に安定しています。ただ、暑いので注水口に差し込んだコンプレッサーからの給気管が柔らかくなって抜けやすくなり少々空気が漏れていました。まあそれでも動けばいいでしょう。ボイラー圧力は給気の漏れもあって全レバーを閉めても2.5kg/cm2までしか上がりません。小型塗装用ではこの辺がやっとですね。 運転室の取り付けのために再装着した給油管、既存組立部の漏れの無いことを確認しました。

給油用給気弁を少し開いて潤滑油を送り込みつつ加減弁を開きましたが、まだ自走しないようです。僅かに動輪を動かすと勢いよく回転を始めました。煙突から排気ノズルをのぞき込むとオイルも噴きだしているので給油管を詰まらせることなく組立できたようです。この状態でしばらく動かしておきました。

Dscn8284 手摺、ナンバープレート、銘板などの取り付けはこれからです。やはりこれらを取り付けなければ英国の機関車らしくありません。ご覧のように安定して回転していました。排気音も意外に大きく、四気筒を一本のノズルにまとめた結果だろうかと思いましたが、さていかがなものでしょうか? LMS Duchessは二基の排気ノズルと煙突という構造で燃焼が大変良かったのですが、それよりも古い時代のCastleの単煙突ではどのような燃焼をするのか楽しみです。

Dscn8265

運転室取り付け前のキャブ内写真です。小型の室内に色々詰まっています。右側の逆転機が後進側へうまく動かないことが判明しました。逆転機取り付けが僅かに傾いたのかネジの頭がキャブ内側に当たっています。たいした故障ではありませんが、調整する必要があります。 

このような具合に各工程で色々起きてくれますが、それもまた組立&調整の楽しみでもあります。 全くピクリともしない状態ではなかったので万歳をしています。 完成までもう一息です。動画を撮ったのですが、此処には直接載せられないのでそのうちご紹介しましょう。