その時に書いておかなければ記憶なんて消えることが分かっているので仕方ありません。まあそのおかげでどうでもいいことを忘れているのだと思います。という言い訳をした上での旅の記録です。
青春18切符の期間が昨日で終わりました。今年は出だしも悪く何とか消化したような気がします。体調と云うよりも世間の雰囲気が気持ちよく遊ばせてくれませんでした。いや、仕事も色々溜まって肩にのし掛かっているのがいけません。
さて、残り二回の18切符の使い道ですけど9月に入って慌ただしくノルマを果たしたというのが実情です。
そこで 9月6日姨捨回遊18切符、 9月10日高崎吾妻18切符 と分類コードを付けた今回の旅を駆け足で記録しておきます。
佐久平を眼下に望む姨捨のホームです。下り線だったので車窓からの撮影はこんな具合でした。
この姨捨は各駅停車で通るとスイッチバックになります。駅をちょっと出て反転するところから窓を開けて望遠にして佐久平を撮りました。
千曲川の流れが印象的です。その先が小諸、上田の町でしょう。これらの町はこの先大迂回をして帰路通りました。
浅間山山麓にはキャベツかレタス畑が拡がっています。 午前中通った松本からは北アルプスの姿は雲の中。同じ長野県でも天候がまったく違いました。 車窓からの光景は、横川から先、蒟蒻畑に変わります。微妙に変化する車窓の眺め、これが各駅停車の旅の醍醐味です。
そして軽井沢の手前、信濃追分駅からの浅間山です。早くもススキの穂が出ていました。
この後軽井沢から久々のバスで横川へ降りて高崎から帰宅という標準的な一日コースでした。明るい時間の旅に徹すると結構忙しいことになりました。
二回目の消化旅行・高崎吾妻18切符はホントの消化旅行となりました。印象に残るのはこれ。
高崎駅構内で偶然見つけた「高崎ふれあい鐵道デー」の看板に誘われて炎天下見学。機関車に近づけないので仕方なく遠景と望遠でC6120をパチリ。先日復活のことをNHKで見たばかりです。
本日は展示機として構内に止めてありましたが、釜の火は焚いたままでした。
蒸気機関車の代替機関車として登場したDD51ですが、これもいつの間にか消え去る機関車になりました。佐世保線で「特急さくら」を牽引する姿に未来を予感していましたが・・・・。 これが全国にも数えるほどのようで高崎には二台しかいないとのことでした。このエンジン部を直接見るのは初めてでした。12気筒V型過給器付きディーゼルエンジンを二基備えるパワフルな機関車だったのですが、電気機関車に駆逐されようとしています。何故かメンテナンスマニュアルを持っています。(^0^)
前後のボンネットの中一杯にエンジンとトルクコンバータが詰まっています。
先方は油圧で作動する巨大なファンとラジエータです。
ところで朝、高崎駅に到着すると構内は人で溢れています。当日知ったのですが、大船から水上まで「EL&SLみなかみ」というイベント列車が走っており、これの撮影や見物客が大勢出ていたようです。三脚抱えた小父さん達も沢山いました。 碓氷峠へ向かう三両編成の横川行きは、通勤列車並みの混み具合です。候補にしていた水上を含めた二路線は止めにして八ッ場ダムで有名になった吾妻線を往復してきました。 あのダムどうなるのでしょうか? 川湯温泉近くの巨大な橋の工事はいつの間にか終わっていました。
この地域では大きな蚕屋敷?を散見しました。既に民家に改造されているようでしたが、産業遺産に思えました。桑畑も結構残っているようでした。
走る列車の窓から逆光気味に写すとまともな写真になりません。 あくまでも行動記録なのでご容赦の程を。(^0^;)
この日は真夏が戻ったようで熱中症気味になってしまいました。取り急ぎ旅の記録をアップしておきます。