不在だったのでアマゾンから届くのが遅くなってしまいました。が本日受領、早速読み始めると軽妙な文章にあっという間に読んでしまいました。ちとほろりとする話から、これまで武雄市に行くたびに聞いていた色々な話しが一気につながっていくような気がしました。それにしても既得権を持っている方々の怪しい動きには感心(?)させられました。(苦笑) 昔から政争盛んな土地柄と云われていますが、半分以上は既得権を離したくないための争いだったのかなぁと思いました。樋渡さんの登場でこの悪弊が消えたかと思っていたのですが糠喜びだったようです。この先次第に消えていくことをまず願いました。
全国大多数の市民病院等公立病院経営問題解決が困難な原因をある角度からあぶり出したのは大変素晴らしいことだと感じたのは私だけでしょうか?
思えば会社を辞めた翌年、2006年2月に墓参を考えて武雄まで出かけました。それまで霞ヶ関、高槻市と仕事でお世話になった樋渡さんが市長に立候補するというのでちょっとだけ顔を見にという軽い気持ちで武雄まで出かけたのですが、結局こちらも走ることになってしまいました。 元居た会社の後輩もわざわざ仕事の合間に行ってくれたのは嬉しい思い出です。
そのくだりは、その頃の気持ちとともにホームページに残していますが、あの頃は実に大変だったのですね。 そして昨年11月末、甥の結婚式で佐賀市に行ったついでに武雄市寄ると、またもやリコール選挙に遭遇しちょっとだけお手伝い。よくよく選挙に縁があるなと我ながら感心しました。 その頃の裏話が載っているものだから場面場面が彷彿としてきます。 「相手の悪口は言わない。」といいながらの選挙戦には感心させられましたが、薄氷を踏む選挙戦に心を残しつつ帰京したことが思い出されます。
さすがに今春の改選には帰省しての応援もかなわず結果をやきもきしていましたが、この本にあるようなことが起きていたのですね。
この本を読んで感じたのは、登場する稲富君をはじめ私の同級生の一部がたまたま縁の下から支えてくれたこと、それに先日お亡くなりになった同級生の母上のような方々も・・・。 樋渡さんの登場時期が早くても遅くても支援できなかったのではないだろうかと感じます。
あのスピード感に付いていくのは容易なことではありませんが、(笑) たまたま天の利、地の利、人の和が重なった奇縁を感じます。もちろんめまぐるしい施策の連続パンチで去っていった方もいるようですが、何年か後に武雄市が今以上に活力を得てオールハッピーになることを期待しています。 光あれば陰ありといいますが、いかにこれを少なくするかがこれからの市政の踏ん張りどころだと思いますし、樋渡さんのような首長を抱えた武雄市を羨ましく思います。
政権与党の心を入れずに語る国民目線とは大違いで、市民の目線でこれからの市政を進められることを大いに期待しています。
久しぶりに生まれ故郷への所感を書きましたが、これも「首長パンチ」に打たれたからでしょう。読後感、すがすがしく感じています。
書きたいことも色々出てくるのですが、とりあえずはこんなところでしょうか。
これからの更なるご活躍を期待しています。
それには健康に充分気をつけてください。
そうそう、奥様をどうぞお大切に。