からくり出張所

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武雄市あれこれ

2006年04月19日 14時26分39秒 | 佐賀のこと

 若き畏友の樋渡さんが武雄市長に無事当選されたので私までもが気持ちもずいぶん晴れやかなになりました。この先、政策提言集の各項目を一つづつ具体的に実現して行かれることを期待しています。高槻市での手腕を拝見してきた限りでは思いがけない奇策(失礼)を含めて武雄の皆さんもハラハラドキドキすることが起きるのではないかと楽しみに拝見させていただきます。ただ、私の生まれ故郷でもありなかなか保守的な風土もあってやりにくい面も多いかも知れません。現に毎日カミさんから「あなたは頭が固い。」と叱られているところを見るとDNAにこびりついているものがありそうです。(笑)

 しかしながら、これまでの歴史を見るとどこかでジャンプする特性があって、目立たないものの恐ろしいほどの潜在能力を秘めている土地柄だと思います。 県外にいる旧市民が見て感じたものを列記してみます。 以前に書いた戊申戦争時の先進性は頭では分かっていたものの武雄市博物館(文化会館)で最新鋭の兵器を見て驚きました。 新幹線はもめていますが武雄市は交通の分岐点という好立地にあります。 数百年にわたって長崎街道北方・高橋武雄から嬉野へと続いてました。ついでですが我が産土の高橋は水運の要でした。 一方で海岸線を縫う長崎本線の拡充にはつらいものがあります。 私の愛唱する「鉄道唱歌」では「疲れて浴びる武雄の湯 土産にするは有田焼」と明治33年には歌われていました。 ということで温泉の素晴らしさは先日帰省したときに再認識しましたが、実に魅力ある泉質でした。人生も古くなると伊豆箱根などへと遊んでいますが、武雄の湯を凌駕するものは殆どありません。匂いはないものの肌にまといつくしっとり感は格別でした。 佐賀県で放映されたのかどうか分かりませんが、4/15のテレビ東京で「九州鉄道唱歌の旅」が放映されたので選挙の行く末を心配しつつ見ていました。 それはともかく武雄温泉・元湯がしっかり特集され「おんちゃん」たちの入浴シーンを楽しみました。(汗)  先日泊まった東洋館がゲストのお宿になっており、また行くぞと云う気持ちになりました。 唐津や有田のルーツの地と云うべき黒牟田や弓野等々の焼き物。 それに食べ物の美味しさです。佐賀藩の昔は、ご飯がに漬けで済ませていたと年寄りから云われていましたが、本当は食の宝庫でした。高槻から応援に駆けつけられた見つけ隊の隊長さんから新しい目で美味しいものを見つけていただいてます。  そして何と言っても一番は樹齢三千年の大楠が三本もあるという豊潤な土地であることです。それも深山幽谷に分け入らなくても市庁舎からすぐ側にあるとは驚愕すべきことです。Img058  そのような場所が樹木大好き人間にも知られていなかったのです。ご近所(東京)の酔考さんを案内したところ涙を流しそうになったというほど感激していました。

上京して数十年経ち、もはや故郷は遠くにありて思いもしないものだと決めていたことが、樋渡さんの出馬のおかげでぐーっと近くなってしまいました。小遣いが大変ですが、たまには帰郷して武雄の変わる様を見続けたいと思っています。 よきリーダーを得た武雄市と市民の皆さんの発展を楽しみにしています。市外にいる昔の市民はご迷惑でしょうが大久保彦左衛門として働かせていただきましょう。

僭越ながらなんだか武雄の皆さんに贈る言葉になって失礼しました。(汗)

追記:合併した山内町、北方町のあれこれは知識が足りません。どなたか紹介してくれることを期待します。山内町宮野、(住吉)は母方の曾祖母、祖母の出身地ですが、小学校に入学する前に行ったのみ、黒髪山のイメージが強烈です。 北方町の大崎には遊びに行って古い家並みを覚えていますが当時は炭坑の町、石炭を運ぶロープウェイが空中を佐世保線まで走る様が子供心に焼き付いています。焼米堤への遠足では佐賀藩の成富兵庫茂安の石碑があったような・・・・

 


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2 コメント

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こんばんわ! (mitsuketai)
2006-04-22 21:37:25
こんばんわ!
テレビ東京の鉄道唱歌の旅、関西地方は
本日放映されていました。
武雄温泉は時間をばっちり割いて、
しかもこの間、お世話になった
東洋館もかなり詳しく放映されていて
思わず、感激しました。
樋渡さんとのご縁ができるまで、
何の関わりを持たなかったのですが、
何だか、我が事のようにうれしく
なってしまいました。
本当に、ご縁って不思議だなあと
つくづく感じました。
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コメントありがとうございます。 ちょうどハラハ... (smatu)
2006-04-22 22:23:49
コメントありがとうございます。 ちょうどハラハラしていた時期に武雄温泉が取り上げられ、東洋館までもが取り上げられたので見入ってしまいました。今回は全てが良い方に回っていったようで樋渡氏の持っている運気のせいかもしれないなと後になって非論理的なことを考えています。 私もおかげさまで忘れかけていた故郷を思い起こすことが出来ました。 縁というものは不思議で何から繋がっていくのか分からないことを再認識しました。
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