からくり出張所

様々なからくりを徒然なるままに書くつもりです。
明るく楽しい趣味Blogが目標。
毎日ほっこりと。(^0^)

敗戦の日に

2008年08月16日 10時45分28秒 | 偶成

 鐡道の旅から戻った途端、家に籠もってしまいました。一日に1000km?近くローカル線で移動したせいかも知れません。 といいつつ昨日の終戦の日に不戦の誓いのために謹慎しているわけでもありません。(汗)  本来ならば靖国神社に参拝すべき日と思いますが、この日は暑さも手伝うのか何故か騒々しくて近寄り難い場所になっているようです。義父達の植えた櫻にも会いたいので涼しくなったら東京散歩のなかで行くつもりです。 戦後生まれの私には敗戦の日と言うよりもお盆の日が馴染みやすいようです。

 8月15日にお経を上げに来たお寺さん(女性だったようです)が、日本は負けたそうですねと言うものだから祖父が追い出してしまった。とか 馬鹿正直な祖父は山ほどあった?一分銀や一朱銀を全部供出したので家にはびた銭しかないやら 近くを走る佐世保線で機銃掃射を受けて学生さんが腕を失った。 等々祖母から聞いたものの既に忘れかけた話をこの時期になるとちょっとだけ思い出します。 戦争の被害は少なかった町とはいえ当時は男手が殆どない町で大変だったようです。

 我が家では実父を含め兄弟四人、母の家では兄弟三人が出征していたようです。 僥倖が積み重なり父を含め伯父達は帰還できましたが、日本中の家庭ではご承知の様々なドラマが起きていたのです。 各家庭が通ってきた戦前のことは知らんぷりというわけにはいかないようですね。 あの時代は暗黒で俺たちは関係ないという善人話をする層もいるようですが、庶民の家はそうはいきません。全身全霊戦争に勝つための努力をしていたと思っています。歴史をぷつりと絶つ考えは大変奇妙に思いますし、恥ずかしい態度だと思っています。祖母達から聞かされた話や山本夏彦氏や向田邦子さんの書き物を読んでいてもその雰囲気が伝わります。

今なら云える話でしょうが、国の指導層が世界の動きのキャッチアップを間違って舵を取る方向での判断ミスの積み重ねが続き、いくところまで行ってしまったようです。 近年の経済戦争もそうではなかったのかなと素人考えしています。 

このようなスタンスは現在も与野党変わらず同じことを続けているようで、このまま人気取りを積み重ねていくとまた同じ道を歩んでしまうような気がします。 二言目には戦争の道という向きも多いのですが、今度は戦争でなく没落の道かも知れません。年金など出るはずもありません。 (汗)

 国の姿を数百年保つには戦略が必要と云いますが、明治は72年の夢、戦後体制は60数年で壊れてしまいました。 これから考えると徳川体制250年は戦略があったようです。鎖国というのも戦略の一つ、しかしながら戦略は結果でしか分からないもの。 日本の指導層の方々は心して臨んで欲しいと考えます。 ポピュリズムや変節漢は企業や国を滅ぼすと思う最近です。 しかし、身近だった会社でもこの状況は変わらなかったので我々のDNAかも知れないなと半分諦めています。(笑)

と言う白昼夢でした。難しいコメント御容赦下さい。(苦笑)


暑さの中で(汗)

2008年08月15日 22時23分27秒 | ライブスチーム

 暑いのでエアコンという悪循環に入りがちな最近です。 出来るだけエアコンから逃げようと昼から井戸ポンプの整備をしていました。砂取り器の泥抜きから空気が逆流してしまうのです。これでは無駄な電気を喰ってしまいます。自転車のチューブからドーナツ型のパッキンを数枚切り出してボルトに挟みネジ締めです。で、あっけなく終了し、無事冷たい水が吸い上がりました。ただし押し上げポンプの調子がよろしくありません。どうしても弁に砂利が挟まり重い吸い上げになってしまいます。なんとか軽快にしたいのですが、思い通り進まず弱っています。井戸浚いするのが一番なんですが、踏ん切りつきません。

この井戸水を蜻蛉池に入れ、昨日の通り雨ではカラカラを解消できなかった庭木に潅水していましたが、思わぬ時間がかかりました。久しぶりの作業だったのでもたついたのです。あれにもこれにもとつい欲が出たのですが、終わってみるといい気持ち。でもあちこちヤブ蚊に刺されておりました。

 ついでに工場に入ると予想通りこれまで最高の40度、驚きです。 窓を開いてしばらくすると37度まで下がったものの長く居ると頭がクラクラします。それでもしばらく我慢して次期作成する機関車の部品仕分けをしていました。 今まで作っていたEveningstarと違って英国でも人気が今一つの機関車のようですが、作ることになったのも何かの縁、頑張って作ってみようと思います。俗称スパム缶と云われる半流線型パシフィックの蒸気機関車です。何でも弁構造がちょっと特殊な三気筒エンジンです。詳細はこれから気が向いた時に書いていきます。

そういえば今まで作っていたEveningstarの組立終了宣言をしていませんでした。蒸気で動くことはこれから確認ですが、終了の証しとして銘板を貼っておきました。 さて、試運転はいつになるのだろう。まだ予定が立ちません。

Dc080608 とりあえず写した銘板貼付直後の姿です。そしてそれを拡大すると次のようになります。

暑さで途絶えがちな集中力ですが、昨年は教科書作りで頑張っていたのに今年の生活態度はよろしくありません。そろそろエンジンをかけなければと思うのですが・・・(苦笑)

Dc080911 日本の機関車では見ることのない機関車へのネーミングと記念銘板です。 このまま素直に走ってくれることを願っています。


パソコン通信から

2008年08月14日 23時09分08秒 | 偶成

 暑い中の農作業でボーッとした頭でふと思い出したことがあります。とにかく暑いものだから農園の担当さんから「長時間作業は止めて下さい。」と云われる始末。文字通り汗が噴き出しました。(汗)

パソコン通信、これが思い浮かぶのです。やっとパソコンを手に入れ舞い上がった時代だったのですが、気が付けばゲームマシン。このことを思い出す度に子供が遊び呆けたことを思い出すのか苦虫を噛みつぶすカミさんは今でも変わりません。更には電話で通信が出来ると帰宅するや面白がってパソコンにしがみつく小生のイメージも湧いてくるようです。

ところが、私にとってのパソコン通信の効用は、80X24文字の画面に自分の云いたいことをまとめる勉強が出来たことです。それも会ったこともない人でも理解出来る文章に悩んでいた次第です。仕様書文章しか書いたことの無かった私が散文を書いて、オフラインと称する未知の人達との邂逅。何と面白いことだったでしょう。いみじくもビルゲーツがWindowsと名付けてMS-DOSからジャンプしたのはこの点にあるのではないかと思います。パソコンの向こうには別の世界がある。素朴で夢のある時代でした。此の時代に知り合ったotomen-netの皆さんがパソコンを見直すきっかけだったことは間違いありません。

 こんなことで始まった私のパソコン生活、Homepageが普及して更に文章書きが苦にならなくなりました。むしろ書き過ぎとお叱りをもらう状態になってしまいました。書いていると自分の精神状態のチェックが出来るような気がします。そんな書き捨て文章を読まされる皆さんには迷惑至極かも知れないなと思いつつも今夜も何となく書いてしまいました。 もっと質を上げたいと毎回思いつつ,なかなか思うようにならないのは凡人の悲しさです。 此処までの文章にお付き合い下さったみなさまありがとうございます。(ペコリ)


まだまだ暑い

2008年08月14日 09時41分13秒 | 偶成

 東京は朝からカンカン照りになりました。いつもの通り早起きし資源ゴミの搬出、見ている前に区の業者ではないトラックが止まったので叱りつけたら素直に退散しました。古本に出すのが面倒になって雑誌類を積んだのが目立ったのでしょう。判例が出て遠慮するようになったかと思っていましたが、古紙価格が高いので相変わらずのいたちごっこになっているようです。困ったものです。

 洗濯、朝飯といつものノルマを果たしてほっとしたら、そうです、農園の水やりを落としていました。 汗をかいたついでにひとっ走りして見回りを済ませてきます。収穫はなるべく少なくしたいのですが、作物は待ってくれないのでさて何があるか? オクラがきっと大きくなっていると思います。 まあ、5日間遊び回ったので神妙に仕事復帰を図っています。

Dc080917

実は水やりを口実に駅の大きな書店で涼もうという魂胆は見抜かれていないと思いますが、さてどうでしょうか? お盆休みで新しい出版物も少なそうですが、見聞を広めるべくこれから出かけてきます。(汗)


大糸線18切符

2008年08月13日 12時11分02秒 | ぶらり旅

 ビッグサイトJAMへ三日間通い、更には11日、12日と鐡道旅行を夏休みもどきの日程を過ごしたのでいささか疲れ気味です。特に昨日の富山から高山本線、東海道線の旅は単なる移動に近いものとなってしまい今後の反省材料です。この先のただ乗るだけの阿房の旅ならば高級列車で粛々と移動することにします。 途中で二度遭遇したトワイライトエクスプレスを見てその感を強くしました。(笑)

 ローカル列車の旅に徹するにはメジャーな路線よりもローカル線に徹するべきだなと思った次第。勝手な論理と云われそうですが、自分の旅ですから自分で企画しそのシミュレーションに則って足を運ぶ、これに徹したいものです。何となく帰路を選んだことを反省しています。

撮った写真を見ても東海道は一枚もなく、まさに移動したのみであったことが分かります。それに夜にかかると車窓を楽しむことも出来ません。旅は昼に限ります。

Dc081344 とは云え一日目はそれなりの収穫が。 大糸線から見る暴れ者の姫川の風景。

Dc081337 こんな懐かしい色のディーゼルカーで南小谷から糸魚川まで下りました。

Dc081345 その糸魚川駅には昔懐かしい煉瓦作りの機関庫です。熊本駅にあった風格ある機関庫もこんな姿でしたが、新幹線工事のために転車台とともに壊されてしまいました。此処は大丈夫でしょうか?

Dc081356

思えば 遙かに来しものぞと云う地図です。本州を横断するフォッサマグナの地、糸魚川の海岸前に掲示してあった地図です。 東京からローカル線を乗り継いでやってきたわけです。

Dc081368帰省客の多い北陸本線を1時間ほど下って富山へ着きました。 富山駅ではしばらく路面電車を見ていました。熊本駅前の雰囲気によく似ていたのは路面電車のせいですね。トラヒックは熊本の方が多いようでしたがこの都市の原風景はこのまま残して欲しいものです。 翌日の名古屋駅前におけるビル乱立を見て尚更そう感じます。

Dc0813116 翌日の高山本線の車窓から見た飛騨川?の流れ。 美濃太田まではまずまずの旅でしたが、その先は東京への移動になったのは冒頭の通りです。ご同行の酔考さま、お疲れ様でした。

さて、まだ切符の残りがあります。次は自分探しの旅(苦笑)に出てみるつもりです。涼しい方面がいいかなと思っているのですが、さてどうなることでしょうか?


湾岸のライブスチーム

2008年08月09日 20時25分31秒 | ライブスチーム

 暑いので簡単に(汗)

この二日間ビッグサイトのJAMで暑さに耐えています。昨日は自分の機関車を運転していましたが、今日は沢山集まってもらったようなのでブラブラしていました。ブラブラしていると様々な情報が集まるから不思議です。 初めてお目にかかる方やいつものお仲間と千差万別です。いずれも趣味仲間なので気持ちのいい二日間でした。明日は最終日、早めに出かけて早めに失礼するスケジュールで考えています。 色々楽しいことがありましたが、書ききれないので省略させていただきます。(ペコリ) 何だか炎天下の消耗でグッタリする夕方です。 皆さんお疲れ様でした。以下の写真は私のメモ代わりです。

Dc080932 このような鉱山のレイアウトは作ってみたい光景の一つです。そう思えばやればいいのですけど(汗)

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鉱山も実によくできています。ジーッと見ると3トラックシェイが何気なく駐まっていました。

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鉱山に続く積み出し港は、木造トラスです。この根気に脱帽。こんな風景を考えてみるもののいつも挫折しています。(汗)

Dc080902 これは街並みの参考に撮りました。素晴らしいものが数多くあったのですが、意外に撮ることを忘れておりました。明日再チャレンジです。

Dc080922で昨日の愛機の光景です。客車4両、貨車3両、其処にあったものを牽いて極暑日の中、粛々と走りました。これで充分満足、延べ1時間半? 今日の分も走った感じです。

さて明日は最終日、このようなイベントに興味をお持ちの方は是非おいで下さい。


朝の収穫

2008年08月07日 11時46分56秒 | 園芸

 朝一番、我が家の農園の手入れに行って来ました。というのも明日からJAMのためビッグサイト三連戦、その次の日は大糸線へチャレンジと私の第一次夏休みもどきが始まるのです。そのため今日は色々やるべきことをこなそうと焦っています。昼からは仕事の立ち会いが一つ。でも夕方には仲間との会合が・・・楽しみです。

先日仕立てた秋茄子も元気に復活始めてました。胡瓜が最後の力を振り絞って実をつけてくれています。本日の収穫はモバイル散歩に送っておきましたが、此処にも再掲します。

200808070941000 オクラ、胡瓜、モロヘイヤ、ツルムラサキです。これに空心菜を追加しました。

行けば必ず何かを採って帰ることが続いています。このところの暑さで家人は敬遠気味ですが、汗を流すのもメタボ対策だと思って精進する私でありますが、さてその効果は???

これて調理の腕前が上がればいいのですが、低空飛行のままのようです。それでも完全無農薬野菜を収穫できているのでよしとしています。


暑さの過ごし方

2008年08月04日 20時26分04秒 | ライブスチーム

 毎度のセリフですが、今日も暑い。午前中は久しぶりに眼科に行って眼圧と視野検査。早く来なさいと云われながらも延ばし延ばしでした。視野検査は二年前でした。(汗) で、眼圧を含め異常なしと云われホッとしました。 会社辞めてから調子いいですねと先生のありがたいお言葉、さすがに怨憎会苦が無くなったからとは云えませんでした。(笑) ついでに外の用を済まして帰宅したのですが、仕事絡みの電話が多い月曜日にもかかわらず静かな午前中でした。そろそろ夏休みのせいでしょう。

 で、例によって15時頃工場へ移動すると昨日よりも2度低い36度です。それではとライブスチーム・イブニングスターの仕上げ作業にかかりました。面倒なアルコールバーナー作成が残っています。グラスファイバー製芯を25本切り出して3本のバーナー管に詰めて長さを揃えるという泥臭い仕事です。汗をかきかき組み立てて機関車の底部に取り付けるとほぼ全工程終了です。

Dc080402

銘板の貼り付けなどの仕上げ作業が残っているのですが、95%完成というところでしょう。 いや、まだ蒸気で動かしていないので85%の完成と云っておきましょう。 これまで色々失敗しているので動いてくれるのか最後まで心配です。 作業棚に乗せて作業終了です。「心頭を滅却すれば火もまた涼し」 汗だくでの作業でしたが、終わってみれば心地よい時間となりました。昨日と同様に暑さに親しむ一日になりました。ちょっとは痩せたでしょうか。(笑)

Dc080205

汗だくで作っていた英国国鉄最後の蒸気機関車9F型・Eveningstar です。仕上げ一歩前の姿です。 火入れ式をいつにするか、思案中です。暑いですからね。(汗)

そういえばJAMのあるビッグサイトでのエスカレータ逆戻り事故、小太りの皆さんが大量に乗り込んだせいで起きたようですね。エスカレータの専門家という方のコメントに振り向けば、ライブスチームお仲間のMさんでした。最近お見かけしていません。

ところで滅多に買わない乗り鐡道旅行のエッセイを入手してしまいました。原口隆行著「最長片道切符」(学研)です。 夏の課題の青春18切符のせいではなく、立ち読みでパラパラとめくっていたら実に懐かしい写真が一枚。 長崎本線・佐賀駅の外れにあった佐賀機関区と9600蒸気機関車の写真です。 この機関区を横目に今は廃線となった佐賀線をディーゼルで何度鹿児島本線に向かったことやら。木造の佐賀駅の写真もあります。 佐賀駅で迷子になったような子供時代から青春時代への一齣一齣が浮かんでくる思いです。 更に本文を読んでいるとあの「かっくんちゃん」のことが・・・思わず眼が点。 これが分かる方は、偉い。(笑) 著者略歴を読むと佐賀の人です。どうりで彼を知っているわけです。 この著者のエッセイは何度か読んだ記憶があるのですが、同郷の人とは知りませんでした。 最後のくだりには武雄温泉です。「かっくんちゃん」はこの箇所にありました。

という次第で時間を見つけて読み進んでいます。まだ北海道をぐるぐる回っているところです。


秋茄子の仕立て

2008年08月03日 13時41分34秒 | 園芸

 西日本の暑さが等々関東まで到達し、今朝は朝から太陽がいっぱいの日曜日です。そんな中でも作物は私の到着を持っておりました。 珍しく朝9時にはアグリス成城で農作業を始めました。 暑い日はこうでなくてはいけません。

Dc080306 いつの間にか緑に囲まれてしまった案内案山子です。既に本日の日付が入っていました。 四月末に写していた光景をご覧下さい。

今日は茄子を秋茄子に向けバッサリ剪定する日です。諸説紛々とする「秋茄子は嫁に食わすな」というものを自分の手で収穫してみるために指導員の先生にお聞きして仕立て直しです。仕立てる前の写真を取り損ねたのですが。周囲に枝を広げつつ毎回家では食べきれないほどの茄子を持ち帰っていましたが、ご覧のようにさっぱりさせました。

Dc080303 長茄子、賀茂茄子それに普通のものの三種類です。賀茂茄子は生育に時間がかかり収穫量は今一つでしたが、味噌との相性は大変いいと思います。我が家では長茄子の評判が一番で、今朝作った味噌汁は長茄子でした。 こんなに切っていいのだろうかと思うほどの剪定になりました。

Dc080304 此処を借りた三月は、何にもない広っぱでしたが、背丈ほどの作物が拡がる農園に変貌しました。水と太陽の力は偉大です。が、このところの日射力にはグロッキー気味になっています。

本日も一連の作業が終わると汗びっしょり、タオルでも間に合わないぐらいの汗が出てしまいました。 でも体が軽くなったようです。このところ続いていた宴会のアルコールもすっかり抜けたようで気持ちよく帰宅できました。

が、経堂駅のスーパーで勝沼スパークリングワインの売り込みをやっていたのでつい持って帰りました。抽選券をひいたら一等、ペアワイングラスが当たってしまいました。アルコールからはなかなか逃げ出せません。(汗)


愛宕の山

2008年08月02日 10時39分51秒 | 偶成

そういえば、7月30日は、薩摩琵琶の演奏を聴いておりました。 芝浜の今朝・大広間で友吉鶴心さんの演奏を目の前にして薩摩琵琶とはこんなに魅了されるものかと思ってしまいました。演題は「愛宕山」、かの間垣平九郎のお話です。琵琶が総合楽器であることも認識。10月下旬にあるコンサートにはぜひ行きたいと思った次第です。どうやら洋楽よりも和楽が私に向いてると勝手に思いいました。(汗)

愛宕山とは鉄道唱歌で「愛宕の山に入り残る月を旅路の友として」と唱われた東京名所、といってもビルの山に埋没してしまった小高い丘?といってもいい場所です。JOAKというと日本で最初のラジオ放送塔が設けられた山で、現在は放送博物館があります。(あるはず) 新入社員時代にはすぐ近くのビルに勤めていたので昼休みになると登っていたのですが、もはや20年以上行ったことがありません。山頂には愛宕神社があって其処に続く男坂と女坂、この男坂の八〇数段の急坂を馬で駆け上り、梅を手折って将軍家光に差し出したという逸話の主人公が間垣平九郎です。 演奏では櫻の枝になっておりました。櫻がイメージに合いますね。

で、鐡道の旅の原点である愛宕の山とリンクするのが青春18切符である最近です。

演奏後は鶴心師匠を交えての食事。演奏会や放映等の様々な逸話or裏話をお聞きできたので出席の皆さん大変喜んでおりました。こんな珍しい催しに誘ってくれた家人に感謝です。(ペコリ)

 もちろん今朝の料理もなかなかでした。しゃぶしゃぶコースに合わせた日本ワインの数々は店主の企画です。実は12月までこの店の一階にあったビストロ・ベルランのオーナーシェフであって、飛行船ツエッペリンの晩餐や満鐡・特急「亜細亜」号の食堂車などの楽しい企画の数々で楽しませてもらいましたが、このたび本業の後継者としてスタートされました。世界を変えての新しい企画に期待するとともに小遣いを貯めてあらためてすき焼きにチャレンジしなければと思いました。(汗)

そうそう、店主は先日NHKの美の壺・蓄音機に一家で出演されていましたが、その取材逸話も面白かったです。

この話も忘れぬうちに書いておきました。何かあっても即日書こうとしないのは処理能力が下がったせいかも知れません。それとも暑さのせい?(苦笑)