からくり出張所

様々なからくりを徒然なるままに書くつもりです。
明るく楽しい趣味Blogが目標。
毎日ほっこりと。(^0^)

お盆が終わりました

2010年07月16日 18時29分52秒 | 偶成

 昨日で七月お盆が終わりました。以前は家族七名での送り火でしたが、年寄りがいなくなり、子供が独立していまや三人での送り火となりました。ちと寂しい限りです。まあ、それでも年一回の行事を終えてホッとしました。今年は色々手違いもあってお経をあげにきたお寺さんとあやうくすれ違ってしまうところでした。

庭の草取りをつい二週間ちょっとサボってしまったところ、あっという間に草の勢いが増しています。 お盆を迎えるに当たっての丹念さが無くなってきたようで自分で活を入れなければいけないようです。 実は今日も家人から問題を指摘されています。日頃の手入れをサボっていた付けがきています。 明日から我が家のトラブルシューテイングです。面倒くさくて逃げていたのですが、メンテナンス小父さんにならなければいけないようです。 いつもはゴミ出し小父さんなんですけどね。(苦笑)

苦あれば楽あり、楽あれば苦あり とはよく言ったものです。

植木鉢を見るといつの間にかカラカラです。先日雨が降ったはずだけどと思ってもいつだったか思い出せません。東京は空梅雨だったのだろうか?そんなはずはないけどと思った梅雨明け間近の今日でした。先ほどたっぷり散水してきました。

Dscn8231 そろそろ小家族では食べきれない量のトマト、胡瓜が採れ始めました。家人はちょっと迷惑気味、ミニトマトよりも中玉トマトが美味しいことを再認識しています。完熟に近いものを採ってきてそのまま食べることは普通では出来ないことです。それだけでも植えた甲斐があるというものです。

ところで、午後の工場は、気温35度、窓を開け放ったら33度まで下がったので先日仕上げたライブスチームの後始末をやってきました。短時間でしたが、暑さでぐったりです。「梅雨明け十日」と云うそうですが、いよいよ真夏がやってきます。工場も閉鎖気味になりそうです。 涼しい場所で出来るホームページの修復を急ごうと思います。

あとになりましたが、 暑中お見舞い申し上げます。Dscn7630


部品取り付け終了

2010年07月15日 12時36分18秒 | からくり情報

   昨晩はN社時代の仕事仲間の面々と半年ぶりの会合、一番若い人が今年還暦だから老人の集まりと云ってもいいのでしょう。 通称老盛会と呼んでいて老人力を発揮しようという会でありますが、話題は孫と老親と病気に集中するのが特徴です。 まあ、いつまでも元気に頑張りましょう。 実は妙齢の女性や現役世代も居るには居るのですが、恐れをなしたのか・・・・(苦笑) 

 ところで、豪雨の西日本には申し訳ないのですが、東京は梅雨明け間近というお天気で暑くなってきました。溜まっていた洗濯を一気に終えてホッ。今朝の主夫業は終了です。風があるので乾きも早そうです。このところちょっと涼しかったので一息ついていたのですけどいよいよ夏到来です。

その涼しい間隙を使ってライブスチームの仕上げをやっておりました。 以下、パソコントラブルでなかなか元に戻らないHomepageの代行記録です。

GWR Castle の最終仕上げ

完成時とほぼ同じ状態でエアテストを実施し、満足いく結果を得たのは7月8日。これならばと仕上げを始めました。主な部品はドレイン栓、銘板、バーナー、手摺類です。

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これが取り付け終わった状態です。安全弁室に指示されたペイントも終えて火入れを待つばかりになっています。 ただ部品がHOゲージのようにロストワックス製の精密なものになってくると運転中に壊さないかと心配になります。こういう精密モデルが好きな方にはたまらないのでしょうね。価格が跳ね上がるのも精密部品のせいのように思えます。

Dscn8294 ドレイン装置は真鍮地に銅メッキされておりこれを軽く磨き出すと銅パイプを表現できます。写真はオリジナルのままです。

繊維のパフで磨いてみても上手くいかなかったので真鍮ブラシで下地が出ないように怖々やりました。

Dscn8298 少し銅パイプらしくなったものをシリンダーに取り付けるとご覧のように本物らしくなります。大変精密なのはいいのですが、走行中に引っかけないように注意が必要です。脱線したらぐにゃりと曲がりそうですね。

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 バーナーを作りました。バーナー芯は、指定範囲内の25本としました。バーナー管の太さがかなり細く感じます。確か30数本というのがこれまでの機関車では多かったような気がします。

銘板は黒く塗装されていたので1000番紙ヤスリで磨き出すとエッチングで盛り上がった部分が真鍮色に輝きます。

Dscn8309 これがこの機関車の名前です。このCastleクラスには英国のお城の名前が与えられています。キングスウェア城 が名前です。

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これが ナンバープレートです。これを貼ると「終わった。」と云う気持ちになります。 銘板はいずれも両面テープで止めました。 製造番号はテンダーの裏底に貼りました。メーカー名と供給ロットの番号が刻んであります。

あとは火を入れてしばらく慣らし運転を続けようと思います。500ccの燃料2瓶程度を目安にしています。


アンティーク鑑定会

2010年07月13日 21時38分40秒 | からくり情報

 迎え火を終えて一息ついています。今夜は「なんでも鑑定団」の日なのでのんびり見ることにします。この息の長い番組にはいつも感心させられます。 中身はたいしたことないと思いますが、長く続くのは司会と鑑定者の掛け合いが素晴らしいと思います。プロデューサも腕がいいのですね。 ちょっと誉めすぎだな。(苦笑)

 そのルーツは英国BBCの「アンティーク鑑定会」だと思います。BS放送の始まりの頃NHKで「西洋アンティーク鑑定会」と云う名称でこっそりやっていた番組でした。確かスカリ-さんという方が名司会をしていたと思います。 英国各地で本格的な鑑定会を開催し、その中でも注目すべき品々を値付けするものでした。彼の地ではこれは幾らというのでなく、「保険は最低これだけ掛けてください。」と云っておりました。 後半になると英吉利から飛び出して仏蘭西、和蘭など近隣諸国で開催されていましたが、富は偏在するというのを実感したものです。 おそらく幕末から明治に掛けて渡欧した我が郷里の鍋島、柿右衛門、古伊万里などが突如出場し高評価を受けると喜んだものです。もちろん根付け、象牙細工、真葛焼なども同様で日本の骨董が英吉利で高い評価を受けていました。良いものはやはり良いのです。一流を見ておけば一流が分かる。 人間もそうかも知れませんね。

 このような番組、山ほど出来たデジタルチャンネルにどうして出来ないのでしょうかねぇ? あちらの版権が高いのか? 関係者がご存じないのか??? マンネリ感のする韓ドラと通販番組オンパレードに放送コンテンツの薄さを感じる最近です。 この時代の英国鐵道の番組にも刮目すべきものがありました。最近再生して驚きました。

 それはともかく、この番組は、「なんでも鑑定団」のようなアミューズメント性はありませんでしたが、品物ごとに詳細な鑑定方法をじっくりと語っているので大変勉強になる内容でした。特に西洋骨董の見方を学ぶには最適でした。今でも当時録画したものを見直すこともあります。

なんでも鑑定団」、佐賀県武雄市でも開催されないものかと心待ちにしているのですが・・・・・有田を始め焼き物の宝庫の周辺部を併せると大変なお宝が眠っていることには間違いないのですけどね。(笑)

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残念ながら蓋無し、平戸(三河内)です。鑑定団に出すようなものではありません。この用途と同じ飲み代対応でしょう。(苦笑)


七月のお盆

2010年07月12日 22時21分57秒 | 偶成

梅雨もそろそろお終いかなと思わせる空が一瞬見えましたが、明日からまた雨のようです。今週末頃には夏休みの到来とともに梅雨明けでしょう。そして18切符の季節です。どれだけ乗れるだろうか、今年の夏は?

選挙も終わり静かになりましたが、まああんなものでしょうね。ただ外から阿片戦争前夜のようにぐらぐらしていると見られぬようにしっかりとした基盤を再構築してもらいたいものです。それには大連合か? もう一度組み直さないと駄目でしょうね。札束を好きな人が先生になっているからどうしようもないのかも知れません。 文藝春秋の8月号、面白くて一気に読みました。(笑)

ところで明日から我が地域はお盆です。新宿で用を終えての帰路、地元の駅前でお盆用具一式をぶら下げて帰りました。明日仏壇にセットして迎え火です。 8月お盆に慣れた私としては今月は未だに気分が出ませんが、7月に慣れた家人は当たり前の感覚のようです。「三つ子の魂百まで」とはよく言ったものです。 昨日は家族の6,7月生まれ誕生昼食会をやりました。その足でお寺に回り珍しく家族そろっての墓掃除でした。 これで仏様のお迎えは準備OK、明日盆提灯をセットします。  今週は家で静かにしておくことになりそうです。あ、明後日の夕方一つ宴会があったな。(汗)

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毎年思うのですが、7月と8月のお盆の始まりは明治初期の太陰暦 -> 太陽暦への切り替え時に生まれたと思うのですが、その地域分布が均一でないのは何故だろうと眠れなくなります。(笑) 佐賀県有田町は7月、隣町の武雄市は殆どが8月という具合です。 関東でも東京から埼玉や栃木へ行くと8月が多いと思いますが、何故なんでしょうね?理由を知りたいものです。


歯車づくし

2010年07月11日 09時51分15秒 | からくり情報

 参議院議員投票日ですが、さてどうなりますやら。 口先だけでは何でも出来るのでそのような甘言には乗りたくないものです。 「こうすれば」、「こうしたら」という死んだ人も生き返るレバー鱈料理もいただきたくないものです。それに、「ただより高いものはない。」と云う先人の戒めにも思い当たるものがあります。「武士は食わねど高楊枝」もありました。(苦笑)

ところで暑い工場でありますが、牛の歩みで進むプロジェクトがありました。気が付けば歯車の塊です。閑話休題でもありませんが、そろそろご紹介します。

Dscn8302 いつの間にか溜まった部品を先日来組んでいました。太陽、地球、月と三球が揃い踏みです。これらが同期して動くのですが、その仕掛けは流行のコンピューターでなく歯車であるところが泣けます。一昔前であれば極秘ノウハウであります。戦艦大和に代表される帝国海軍の射撃盤や、昭和40年代の護衛艦の射撃管制コンピュータは、歯車でした。身近のもので土木屋さんやレンズ設計に使われていたタイガー計算機も歯車でしたね。計算を手伝うとビールをおごると云われ土木専攻の友人の下宿でハンドルをぐるぐる回したことを思い出します。 天文計算機は古くはクレタ島の遺跡で見つかったものがあったと思います。

私のパソコンにもコンピュータ上で動く「太陽系大紀行」というものをインストールしています。講談社ブルーブックスで見つけたのですが、音楽付きの優れもの、これも楽しいのですが、ボーッと動きを見つめて和むというものでもなさそうです。日食、月食のメカニズムや惑星の動きや歴史を簡単に表示してくれるのでこれはこれでの使い道はありそうですけどね。

今年いっぱい続くこの模型でありますが、部品を溜めては組立と云うことがしばらく続きそうです。もの凄く重いものになりそうです。 後方は昨年組み立てた全惑星周回模型ですが、場所をとりすぎるのでこのところお休み中です。

Dscn6525 ものの始まりはこれでした。この先どうなるのだろうと不安に思っていたキットが上のように存在感のあるものに進化しました。これから下回りの駆動装置組立に入るようです。

値段が英国に比べて高すぎるという向きも多いようですが、好きなものは好きですからねぇー。 Youtubeにも組み立て工程など色々出ています。 これを眺めつつ先の工程を真夏の夜の夢のように楽しみにしています。(笑)

さて、ぼちぼち出かける準備をするか。


GPSお散歩

2010年07月10日 11時09分35秒 | からくり情報

 昨晩の豪雨が一転し暑い日差しです。溜まっていた洗濯物を干し終えて一息ついている主夫業の朝です。家人は同総会で既にお出かけですが、会計報告が云々とドタバタしているようでした。

さて私は、ぶらり途中下車の旅を見ながら昨日試し撮りをした写真をチェックしておりました。というのも最近ふと思い当たってNikonデジカメ用のGP-1というGPS ユニットを入手したのです。

パソコンが壊れWin7マシンを新調し処理能力が格段に向上、その結果地図と写真管理をストレス無く出来るようになりました。 そうするとGPS付きコンパクトカメラCoolpixP6000で撮っていた写真を気楽に地図付きで表示できます。 一眼のD300でも出来ないだろうかと辿ったらGP-1に行き着いた次第です。パソコンからダイレクトに使えるとのことですが、ドライバが見つからないのでとりあえずはカメラ用にしています。 そういえばSONYのGPSに始まり3,4種類を使ってみましたが、いずれも中途半端で終わっています。今や携帯電話に内蔵されている時代になっていますが、私のケータイは古いままでGPSが付いていません。ユーザーはどのような使い方をしているのだろう。

Dsc_8556 ストロボシューに取り付けて10ピンコネクター経由で連動します。 昨日これを持って柴又詣でです。小田急線から直通で千代田線、そして常磐線 金町へと線路一本でつながったルートを使いました。1時間ちょっと?あっという間に着いてしまいました。 寅さんの世界へはこれからこのルートが一番のようです。

Dsc_8522 こぢんまりとした参道ですが、降り出しそうな曇天なのに意外に賑わっています。

Dsc_8527 前回はいつ行ったのか? お昼時に到着しましたが、16時までには帰宅する予定なのでくるりと回り帰路に着きました。ここでの昼食はウナギを喰ってのんびりしそうだったのでパス。(汗)

Dsc_8534 そそくさと電車に乗って京成本線へ向かいます。その間GPS装置は衛星電波受信中のグリーンランプが点灯しています。この界隈の電車選択はまだ不慣れで思い迷います。相互乗り入れが増えているので尚更で澁谷から田園都市線へ行ってしまいそうです。

最初は、京成線から地下鉄でそのまま品川に抜けようと思ったのですが、ちらりと見えた新タワー、その下を通る気になって浅草へ進路変更しました。

Dsc_8547 曳舟駅のホームから見えるスカイツリーです。いつの間にか見上げる高さになっており最寄りの業平橋駅からは写せる状況ではありません。ということでこれがタワーの写真です。

Dsc_8548 手持ちのレンズで精一杯ズームしてみました。

こんなことをしながら浅草経由で余裕を持って帰宅しました。Picasa3を使うと撮った写真でどのようなコースを辿ったのか、一瞬で分かるのは楽しいですね。 その画面をお見せしたいのですが、パッと持ってこれないようです。

記憶の消えかかった古い写真ではGPS情報を入れておくと効果のあることが分かりました。これまで殆ど省略していたのは残念です。 ただし、電池の消費量がグッと上がるような気がします。予備電池は必須アイテムです。

電池に余裕のあるときはGPSオンにしてしばらく使ってみようと思いました。使い続けるとGPSの効果が出てくるような気がします。


とりあえず動いた

2010年07月08日 21時18分03秒 | からくり情報

 梅雨の中休み?暑い太陽の降り注ぐ暑い日でした。我が家のトマトもそろそろ色づいてきました。料理用のボンジョリーノという品種をやっと二個採りました。この株は、下枝に付いた実が大きくなるにつれて茎が重さで曲がり地面に付きそうになっており支柱の立て方には工夫を要します。まだあるトマトの株、これから食べられないくらい一気に色づきそうです。 胡瓜は大きいのを三本収穫しました。頂き物を入れた冷蔵庫は一杯で早く食べなければなりません。 菜園見回りから始まったそんな午前中に急に思い立って完成間近のGWR Castleのエアテストを強行しました。雨が降るとゆっくり運転出来ないので今日がチャンスと思った次第です。 ベランダの柵の上に乗せて試験することとし急いで準備しました。照りつけるお日様の暑いこと、ラジエーターフィンが激減した頭から汗が噴き出します。

と云うことで以下、Homepageのんびり修復中につき、ここでライブスチームの製作記の続きです。興味ない方はスキップしてください。

Castleエアテスト終了

Dscn8282 セッティングはちと危なっかしいのですが、ベランダの柵の上に運転コロを並べて上に乗せました。これで意外に安定しています。ただ、暑いので注水口に差し込んだコンプレッサーからの給気管が柔らかくなって抜けやすくなり少々空気が漏れていました。まあそれでも動けばいいでしょう。ボイラー圧力は給気の漏れもあって全レバーを閉めても2.5kg/cm2までしか上がりません。小型塗装用ではこの辺がやっとですね。 運転室の取り付けのために再装着した給油管、既存組立部の漏れの無いことを確認しました。

給油用給気弁を少し開いて潤滑油を送り込みつつ加減弁を開きましたが、まだ自走しないようです。僅かに動輪を動かすと勢いよく回転を始めました。煙突から排気ノズルをのぞき込むとオイルも噴きだしているので給油管を詰まらせることなく組立できたようです。この状態でしばらく動かしておきました。

Dscn8284 手摺、ナンバープレート、銘板などの取り付けはこれからです。やはりこれらを取り付けなければ英国の機関車らしくありません。ご覧のように安定して回転していました。排気音も意外に大きく、四気筒を一本のノズルにまとめた結果だろうかと思いましたが、さていかがなものでしょうか? LMS Duchessは二基の排気ノズルと煙突という構造で燃焼が大変良かったのですが、それよりも古い時代のCastleの単煙突ではどのような燃焼をするのか楽しみです。

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運転室取り付け前のキャブ内写真です。小型の室内に色々詰まっています。右側の逆転機が後進側へうまく動かないことが判明しました。逆転機取り付けが僅かに傾いたのかネジの頭がキャブ内側に当たっています。たいした故障ではありませんが、調整する必要があります。 

このような具合に各工程で色々起きてくれますが、それもまた組立&調整の楽しみでもあります。 全くピクリともしない状態ではなかったので万歳をしています。 完成までもう一息です。動画を撮ったのですが、此処には直接載せられないのでそのうちご紹介しましょう。


ギャロッピンググース

2010年07月06日 10時42分06秒 | からくり情報

 「蒸しますねぇー」が更に増した本日であります。突然の豪雨に注意と予報が出ているようですが、降っても涼しくならない昨今の雨です。お体にはご注意ください。 相変わらずの小人閑居して何とやら という朝の時間です。何となく書き物をしていないと落ち着かないのですがネタがなくて・・・・

と云うことで45mmゲージのライブスチームから離れ、しばらくぶりのNゲージネタとしました。

先日秋葉原で見つけて救出?したのが標記乗り物であります。 蒸気機関車やロッド式電気機関車には目がない小生でありますが、実はこの飄げた乗り物にも随分前に目にした写真以来興味を覚えていました。 うちの鐵道にも是非と思っていましたが、なかなか機会がありません。遭遇したのが運命だと思い切った次第です。 実機もきっとヨタヨタ走るのでギャロッピンググース(Galloping Goose)という滑稽な名前になったのでしょう。

Dscn8092 Nゲージなので我が鐵道で問題なく運用できます。山線も問題なく登り切り、時刻表通りの運転ができました。

実物はエンジン下の車輪と中央の台車が駆動輪のようですが、模型では中央部の台車が動輪です。集電は後ろ二組の台車となっており、まずまずの出来でした。前方三基の前照灯と後部一個のテールライトはLED化されているのでいいアクセントになっています。

Dscn8213 ただ米国の低いプラットフォームで使われていたので当鐵道の駅では使いづらいようです。専用の乗降場所が必要かも知れません。 

内部構造もよくまとまっておりました。小さな弾み車を持っていますが、その効果は殆どないように思いますが、無いよりいいのでしょう。

Dscn8170 新しい機関車が来るとつい開けてしまう悪い癖、最近のNゲージはプリント基板にまとめられているものが殆どで次第に手を出せなくなっています。特にLEDの微少化とともに照明加工は止めてしまいました。老眼には厳しいものですから。(涙)

Dscn8171 パソコンのようなプリント配線には食指が伸びないのですが、同好の皆さんはいかがでしょうか?

これからレイアウト整備の再開と野放図に集まってしまった車両のリストラを考えていこうと思った蒸し暑い朝でした。

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 作成途上のままとなっていたガソリンスタンドと相性が良さそうです。このスタンドの設置場所を悩んでいたままだったコトを思い出しました。


Castleの動作確認

2010年07月05日 10時28分54秒 | からくり情報

 昨日も暑い日でした。湿度が高かったのでなおさらでした。そのせいでもないと思いますが、吉祥寺北裏鐵道運転会もなぜか低調でした。参加者も少なく、機関車もいつもになく寂しい状態です。もちろん私も手ぶら、(汗) テントの下で趣味のお話三昧していました。93歳になるS御大もなかなかお元気でありました。 が、テントを通してジリジリと照りつける太陽には髪の薄さも手伝ってかなり参りました。 これからの話題はJAMです。さて、今年は何を持って行こうかとか楽しむノウハウの披露等々であります。肝心の日程がさっぱり分からなかったので調べておきました。 関係者の皆さん、楽しみましょう。ちなみに昨年は皆勤したと思います。持って行った機関車を忘れたので自分のブログを見てきましたスパム缶を抱えていったようです。

【第11回国際鉄道模型コンベンション】
開催日:2010年8月20日(金)~22日
場 所:東京ビッグサイト西4ホール、屋上展示場

もう一つは夏の青春18切符、どのように楽しむかですが、7月20日は目前に迫っています。今年は計画性を持って効率よく行きたいものです。涼しい山の線路がいいなと暑さも手伝ったので盛り上がりました。それにしても私は初心者であることを再認識しました。

ところで以下は、長くなりますが、GWR Castleの製作記録です。

圧縮空気での動作確認終了

さて、製作途上の45mmライブスチーム、GWR Castleですが、最終段階に入っています。今回はボイラーに圧力をかけ加減弁経由で動作するか検査しました。 その結果は無事検定通過、排気ノズルから潤滑油も噴き出したので所定の動作を確認できたようです。

試験は、運転と同じ状況を圧縮空気で作り出すわけです。 実際と違うのは気体温度が低いだけです。Castleの給油方法は運転室床下の潤滑油タンクに蒸気圧力をかけて強制的にエンジンへ送る方式です。従ってエア運転で心配な油切れを生じにくいので長目に動かしても大丈夫のようです。

Dscn8209  細かい艤装と運転室の取り付けはこれからですが、煙室や煙突を取り付けてみました。英国型機関車らしい姿を現したところです。 気になる点は先台車のバネが柔らかいことと後部エンジンへの給気管が煙室にぴったり填っていない点です。これらはこれから調整です。先台車のバネは走行性能に影響するのですが、北裏鐵道では固い方がいいのかなぁ-

Dscn8218 運転室はご覧のようにまだむき出しです。検査を無事終えたらキャブの取り付けですが、あちこち外してからの作業です。何度も行ったり来たりにならないようのんびり進めることにしています。

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後部エンジンのクロスヘッドも大変シンプルです。弁制御のためのロッド類がすべて主台枠内に収まっているのでこのような形態になっています。

テストのあらましは以下の通りです。

給油タンクにシリンダー油とマシン油を入れ通常よりも軽い潤滑油として注水口より空気を送り込みます。2.5kg/cm2程度の圧力で加減弁を開き動輪を回してやると勢いよく回り出しました。まだあたりが取れていないのですが、回転させているうちに心なしか軽快になっていくような気がします。 逆転弁を前後させて弁動作も慣らしをしたつもりですが、実際にはまだまだ足りないと思います。排気ノズルから油混じりの空気が噴き出すようになったので潤滑油系統も正常に動いているようです。 蒸気で動かすと熱膨張や潤滑油の影響で動作が違ってくるのですが、今のところ機能的には問題なさそうであることを確認できました。 これから仕上げの組立を進めて来月の運転会にはデビューさせたいと思っています。小型なので運搬も楽だろうなと期待しています。


鎌倉の紫陽花

2010年07月04日 19時57分59秒 | ぶらり旅

 ウチの紫陽花を眺めていたら今年は何処の花も見ていないことに気が付きました。昨日、新宿に出たついでに小田急快速特急で藤沢に向かってしまいました。 江ノ電で海を眺め、極楽寺駅です。 ここからすぐの所にあるのが、紫陽花名所の成就院です。マスコミで盛んに報道していたのでごった返しているかと思ったのですが、意外に空いています。花も終盤となり旬を過ぎたのか観光客もだいぶ減って安心しました。

Dscn8238 参道の向こうには七里ヶ浜海岸が広がっています。がらんとしているのも珍しい光景です。

Dscn8240 確かに花は終盤でちょっと寂しい光景でしたが、それでも名所を駆け抜けたのでよしとしました。

極楽寺坂を下り星ノ井通り手前にある力餅家を眺めつつ長谷に向かいます。長谷は混雑しているはずなので通過予定です。

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案の定、長谷駅界隈は歩道からはみ出るほどの人の波、これをクリアして七里ヶ浜通りをひたすら歩いていました。とにかく汗が流れ落ちます。 この通りを歩くのも久しぶりですが、鎌倉とは無縁な小綺麗な店が増えたようですね。景気よくなったのか? でもお宝を売っている店は相変わらず少ないようなので今までと変わらないのかも知れません。

Dscn8258  小町通りはこんな具合でいつもの混雑ではありませんが、それでも人の波は途絶えません。 今日の散歩では通りのお店が全体的にリニューアルされている感じを受けたのは確かです。これがいい傾向なのか違うのか、もう少し観察が必要なようですね。

遅い昼食を小町通り裏の「しげじ」で食べました。相変わらず美味しい店です。その足で友人の店「プラチナ」で雑談してストレスをリセットして帰宅した次第です。お邪魔しました。(ペコリ) 帰路は湘南新宿ラインでしたが、思わぬミニ鐵道の旅となりました。 本日はその間パソコンで原稿を修正していたので動く書斎の旅かも知れません。

それでもまあまあ歩いた土曜日の一日でした。