スバラ式生活


まゆみ(酒匠・料理家・日本酒ライター)

レシピブログ → 居酒屋歳時記に変更 呑んだくれブログです。

フェジョアーダ

2013-07-31 | エスニック


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レシピブログさんの企画でこちらのトリッパをいただきました
トリッパ大好き!もー嬉しくてたまりません。
しかもこれは、松阪牛のトリッパ。ひょえー、有り難いですねぇ。

実際食べてみると、内臓特有の芳醇な香りが少ないように感じます。なので、内臓系が苦手だわ、なーんて方も食べられそうな気が。

これは、ブラジル料理の定番、フェジョアーダ。最初に作ろうと思ったのがこれ。
ブラジルで食べたときは、かなーーーーり苦手で、もー食べられない!と思ったのですが。あ、ブラジルの方ごめんなさい....。
このトリッパを見ていたら、何故か急に食べたくなって作りました。本物のフェジョアーダとはかけ離れているんだけど、イメージはあれです。

トリッパはじっくり下茹でし、水にさらし、臭みを抜きます。でも、このトリッパは殆ど臭みがないので、簡単な下茹ででも使えそう。
フェジョアーダは黒豆ですが、我が家は、金時豆と大豆、青大豆などを戻して下茹でして一緒に煮込みました。田舎が山形なので、青大豆は入れてみたかったの。

そして、玉ねぎとトマト、にんにくのざく切り、ブーケガルニを一束加えたら、コトコト気長に煮込んで出来上がり。
味付けは、シンプルに塩だけにしました。それが、あたしが食べたフェジョアーダっぽいし、このトリッパにも合っているような気がしたので。

主人もブラジルへ行ったことがありますからね。感想を聞いたら、上品すぎる!と言われてしまいましたが、それは褒め言葉として受け取っておきます......。



何年か前にもトリッパのカレーを紹介したことがあるんですが、今回も折角なのでカレー風に煮ました。
スパイスは、クミンとコリアンダーとターメリックとシンプルなもの。
玉ねぎとトマト、にんにくと生姜、青唐辛子を炒めて、スパイスとトリッパを加えます。塩はかなりしっかり目にきかけ、水を少々加えて煮込んだら出来上がり。
最後に、素揚げしたナスとピーマンを加えました。
カイエンペッパーを入れて、もっと辛くしても良かったかなーって感じです。でも、ウチは息子も食べるので、なかなか辛味成分を入れられません。



最後はモツ炒め。
ポイントは玉ねぎをしっかり炒めること。
玉ねぎの薄切りをオリーブオイルで丁寧に炒めます。
あめ色になったら下茹でしたトリッパを加え、薄口醤油少々で味付けしました。甘くて香ばしくなった玉ねぎが、まるでソースのよういトリッパに絡んで美味しい。


クセが全くないトリッパだったので、あれもこれも料理できそう。
もっといろいろ作って食べたかったなー。
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特選松阪牛やまと
トリッパ(ハチノス)
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