簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

「国内交通利用ガイド 全国旅行」(JR全線乗潰しの旅)

2010-02-05 | Weblog
こうして、古い旅の記録はアルバムを、最近の記録は写真と共にCDに記録をしているので
それらを紐解きながら、過去に乗った路線を塗り潰してみると、日本全国結構な路線を乗っ
ている事が解る。
余白も有るので記憶を頼りに気の付いた事も書き込んでみる。
作業を終え、何度もパラパラと見返しながら悦に入り、これが60余年の成果かと、その結果
に僅かばかりの自己満足を覚える。

 【写真:門司港駅】

しかし、何度も見ているうちに、漠然とでは有るが、何か物足りない、何かしっくり来ないものを
感じるのである。
これはこれで、記録として結果を残す手帖としては良いのだが、本としての制約上、地図が細
切れで繋がりに欠け、見辛いことが気になり出す。
本の限られたページの大きさでは仕方ない事とは言え、ここまで記録が整理できると、今度は
日本全土を、一気に一覧で俯瞰するような大きな地図で自分の乗った軌跡が見られないものか
と思うように成った。

そんな思いを抱いて、本屋で何か無いかと探してみると
「国内交通利用ガイド 全国旅行」(定価 本体800円+税)が目に留った。
昭文社から出ている蛇腹式に折りたたんだ全国旅行地図だ。
これなら乗車済みの路線を上からペンでなぞれば、日本全国一覧で俯瞰出来そうだ。

 【写真:国内交通利用ガイド全国旅行(昭文社刊)】

早速買って帰り、赤色のマーカーで塗り潰して見る。
「鉄道の旅手帖」で既に整理が付いているだけに、それを写すだけだから塗り潰し作業に
さほどの時間は必要いらない。

塗り終えて蛇腹を一気に引き出して見る。
「オオーッ!」と思わず声が洩れる。
「できた、できた」

 

これなら全国の路線地図の上に、赤色のマーカーが際立っているから、過去に乗った路線は
手に取るように解る。
それに何よりも良い事は、まだ乗っていない路線も一目瞭然に解る事だ。(続)
コメント
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