簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
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銚子電鉄と犬吠埼 (JR乗り潰しの旅)

2012-02-08 | Weblog


 銚子から外川までの6.4キロに十の駅を持つ銚子電鉄の駅舎は、各駅がメルヘン
駅舎としても知られている。
銚子駅の2番ホームの先端に有る起点駅は、オランダ風車を模している。

 オランダ風の犬吠駅は、構内で名物「ぬれ煎餅」の製造販売もされていて、犬吠
埼等銚子観光の拠点に成っている。
その駅からは、犬吠埼に向かう遊歩道が海岸沿いに整備されている。



 太平洋の荒波が打寄せる海岸には、珍しい白亜紀の浅海堆積物を見る事が出来る。
海底面に出来る小さな波模様や、地層に出来た斜めの模様、生物が活動した痕跡など
を表す地層など間近に観察する事が出来る。





 犬吠埼の高台に建つ灯台は、「世界の灯台100選」「日本の灯台50選」にも選ばれた
保存灯台で、その高さは地上から31メートル、水面から灯火までの高さは50メートル
を超え、その光は36キロ先まで届くと言う。
明治7年に初めて国産レンガを使って建造され、レンガ造りの構造物としては日本でも
有数の高さを誇っている。





 灯台は一般公開されている。
九十九里浜に因んで、イギリス人技師が設計したと言う、99段の螺旋階段を上がると
展望台があり、360度太平洋を一望する事が出来る。
灯台には資料館も併設されていて、初代のレンズなど貴重な資料を見ることもできる。
ここは、日本で最初に初日の出が見られる場所としても知られている。(続)

(この旅行記は、「東日本大震災」発生直前に巡ったものです。)


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