簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
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有明海に沿って (JR乗り潰しの旅)

2013-02-01 | Weblog
 長崎本線は、鹿児島本線の鳥栖から長崎までの148.8キロの路線である。
西九州の主要な都市、佐賀や長崎、佐世保に向かう幹線らしく、博多から頻繁に
特急列車が出ており、これらの列車は、佐世保本線の分岐駅である肥前山口で
分割・併合される。





 本線を通して運行される普通列車は少なく、鳥栖と肥前山口の間では凡そ1時間に
1本程度、その先の諫早までは、更に少なく成る。



 鳥栖から15分ほど走ると有名な吉野ヶ里遺跡が右手に見える。
20年近く前始めて立ち寄った時にはまだ発掘の最中で、入口付近には掘立小屋の
ような売店が僅かに有るだけで、辺りは赤茶けた色の原野と、至る所にある堀穴と、
それを覆うブルーシートがパッチワークのように広がり、不思議な場所で有った。
 今は竪穴住居や物見櫓などが復元され、国営吉野ケ里公園として整備され公開
されている。



 肥前山口で佐世保本線と別れ、その先の肥前鹿島を過ぎた辺りから、列車は海岸線
を忠実になぞるように小さなカーブを繰り返しながら進む。



 ここら辺りがこの線の絶景区間で、左手に有明海が広がりその先に雲仙を突出した
島原半島が見え隠れし、車窓を楽しませてくれる。
 その島原半島を巡る島原鉄道との接続駅諫早は、大村線との分岐駅でもある。(続)




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