長崎本線は、鹿児島本線の鳥栖から長崎までの148.8キロの路線である。
西九州の主要な都市、佐賀や長崎、佐世保に向かう幹線らしく、博多から頻繁に
特急列車が出ており、これらの列車は、佐世保本線の分岐駅である肥前山口で
分割・併合される。


本線を通して運行される普通列車は少なく、鳥栖と肥前山口の間では凡そ1時間に
1本程度、その先の諫早までは、更に少なく成る。

鳥栖から15分ほど走ると有名な吉野ヶ里遺跡が右手に見える。
20年近く前始めて立ち寄った時にはまだ発掘の最中で、入口付近には掘立小屋の
ような売店が僅かに有るだけで、辺りは赤茶けた色の原野と、至る所にある堀穴と、
それを覆うブルーシートがパッチワークのように広がり、不思議な場所で有った。
今は竪穴住居や物見櫓などが復元され、国営吉野ケ里公園として整備され公開
されている。

肥前山口で佐世保本線と別れ、その先の肥前鹿島を過ぎた辺りから、列車は海岸線
を忠実になぞるように小さなカーブを繰り返しながら進む。

ここら辺りがこの線の絶景区間で、左手に有明海が広がりその先に雲仙を突出した
島原半島が見え隠れし、車窓を楽しませてくれる。
その島原半島を巡る島原鉄道との接続駅諫早は、大村線との分岐駅でもある。(続)

写真満載 ホームページ
「柳川お堀めぐり」写真集をアップしました
ここをクリック 
にほんブログ村
西九州の主要な都市、佐賀や長崎、佐世保に向かう幹線らしく、博多から頻繁に
特急列車が出ており、これらの列車は、佐世保本線の分岐駅である肥前山口で
分割・併合される。


本線を通して運行される普通列車は少なく、鳥栖と肥前山口の間では凡そ1時間に
1本程度、その先の諫早までは、更に少なく成る。

鳥栖から15分ほど走ると有名な吉野ヶ里遺跡が右手に見える。
20年近く前始めて立ち寄った時にはまだ発掘の最中で、入口付近には掘立小屋の
ような売店が僅かに有るだけで、辺りは赤茶けた色の原野と、至る所にある堀穴と、
それを覆うブルーシートがパッチワークのように広がり、不思議な場所で有った。
今は竪穴住居や物見櫓などが復元され、国営吉野ケ里公園として整備され公開
されている。

肥前山口で佐世保本線と別れ、その先の肥前鹿島を過ぎた辺りから、列車は海岸線
を忠実になぞるように小さなカーブを繰り返しながら進む。

ここら辺りがこの線の絶景区間で、左手に有明海が広がりその先に雲仙を突出した
島原半島が見え隠れし、車窓を楽しませてくれる。
その島原半島を巡る島原鉄道との接続駅諫早は、大村線との分岐駅でもある。(続)

写真満載 ホームページ
「柳川お堀めぐり」写真集をアップしました



