簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
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食べたまま、書いてます。

青春18きっぷの利用期間

2013-03-18 | Weblog
 だとしたら、利用可能な期間をもう少し広げると言う選択肢は無いので有ろうか。
現行では利用期間中、特に休日の幹線では列車によっては、通勤時間帯並みに混雑
している事もある。



 一方ローカルと言われる路線には、数える程も乗客がいないのが現実である。
空で車両を走らせても経費は嵩むばかりだから、多少なりとも乗客を乗せて走らせるの
なら何がしかの足しにはなるし、沿線各地にも多少の影響が及ぶのではないだろうか。

 そのためにもJR各社はもっとローカル線をアピールするべきである。
また、18きっぷの利用可能期間中、沿線の商店街や宿泊施設に切符を提示すれば何か
特典があるような提携を積極的に推し進め、地方の活力アップにも助力があっても良い
のではとも思う。



 今後、益々少子高齢化が進む世の中で、退職後にささやかな国内旅行を楽しもうと
考える人々は決して少なくは無いと思われる半面、これから旅行をしようと言う青少年
の数は、確実に減少するであろう。



 今、熟年層の需要を掘り起こすためにも、ゆったり乗れるように列車の増発を望む、
などと無理なお願いをするつもりは毛頭無いが、せめてこの切符の利用期間が広げら
れないものかと切に思う。

 18きっぷを持った熟年層が、懐かしい昭和の薫り高い地方の商店街をそぞろ歩く、
そんな姿が日本のあちこちで見られれば・・・。



 使い勝手の悪い現行の一券片方式を止めて、以前の1日券5枚に戻して欲しいし、
その上で同時に利用期間をもっともっと広げてほしいと願う。



 18きっぷは原則通年使用可能とし、逆に使えない期間を例えば年末年始の正月
期間やゴールデンウイーク、シルバーウイーク、お盆前後の繁忙期などとすれば、
人々の動きはより平準化され、込み合う事も多少緩和されることで、潜在的な需要
をもっともっと掘り起こす事が出来るのではないだろうか。(続)


 写真は何れも岡山県・因美線美作滝尾駅(本文とは無関係)

                            
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