簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

霊場開場1200年(四国遍路の旅)

2014-11-03 | Weblog
 平成26年は弘法大師・空海が、四国八十八か所の霊場を開創したと伝えられる、
弘仁六年(815年)から数えて1200年目を迎える節目の年に当たるらしい。
そのために霊場寺院では、各種の記念事業が実施され、多くは秘仏や宝物が特別
に御開帳公開されると言う。



 例を挙げれば、高知市の31番札所・竹林寺では50年に一度だけという秘仏の本
尊「文殊菩薩」(重要文化財)が公開される。
 71番札所・弥谷寺では320年ぶりと言われる秘仏「大師堂本尊厄除け大師」や空
海が中国・唐に渡った際、師の御坊から授けられた法具の一つとされる「金銅四天
王五鈷鈴」も公開され、同時に江戸時代に作られたという「両界曼荼羅」も公開され
ている。



 善通寺市の74番札所・甲山寺では、「黒衣大師」が公開され、さぬき市の88番・大
窪寺ではほら貝を持つ珍しい「薬師如来」も公開される。



 変わったところでは、餅まき(52番太山寺・4/20)や、三味線餅つき(87番長尾寺・
1/29)、又流しそうめん(33番雪蹊寺・7/21)、ぜんざい(85番八栗寺・1、7~9除く毎
1)や、おはぎ(87番長尾寺・5/18)のお接待、今治名産品によるマルシェ(57番栄福
寺・5~7の毎21)などだ。
中にはライトアップし、拝観者の目を楽しませてくれるところも有る。



 また納経帳には札所ごとの特別な記念スタンプが押される。
その折頂く何時もの「ご本尊御姿」と合わせ、本尊を表す「梵字」が天蓋と蓮坐の間
に描かれた赤色の記念御影が授与される。
これらの記念事業は、多くの寺院で既に始まっている。(続)






  写真満載 ホームページ「国内の旅行」
    「北海道JR乗り潰しの旅」
       アップしました。
      ここをクリック  



にほんブログ村 旅行ブログへにほんブログ村

トリップアドバイザー伊万里観光ホテル口コミ情報 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする