簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

屋島ケーブル (四国遍路の旅)

2014-11-21 | Weblog
 84番札所・屋島寺まで13.6キロ、高松市の中心市街地を抜けて行く。
目指す先は市のシンボルとも言える屋島で、札所はその山上に建っている。



 県道172号を歩き、高松自動車道を越えたあたりで、国道11号に入る。
行く手には緑も濃い名勝栗林公園の借景である紫雲山が見え始め、右手遥か前
方には薄黒く、屋島の山影が町並みの隙間から見え隠れしている。



 途中の瓦町は賑わいの中心地で、さすがここら辺りまで来ると人も車も多く、デ
パートや、スーパーや色々な商店が軒を連ねている。
中でもうどん屋の賑わいには目を見張るものがある。丁度昼時と言う事も有るが、
どこも多くの客で込み合っている。
さすが「うどん県」を自負するだけのことはある。





 岡山市民にとってここ高松はなじみ深い町である。
瀬戸大橋を挟んで一つの経済圏・商圏で論じられることも多く、テレビ放送なども
総合乗り入れの様相で、両県の話題は良く報道されるし、「岡山・香川の天気予報」
などと報じている。

 この地には、良く遊びに来た。
20代後半の頃は、たまたま付き合いのあった女性が愛媛在住で、週末二人が会う
のはこの高松であった。家族旅行やドライブでも何度も訪ねている。
 そんなことで、高松の様子はかなり承知しているつもりであったが、あの屋島の
ケーブルカーが、もう10年も前に廃止になっていることをここに来て初めて知った。





 昭和の歴史と共に歩み、ドライブウェイが開通するまでは唯一の登山手段として
活躍をしていただけにその廃止は残念でならない。
今はシャトルバスが山上までその代行をしている。(続)




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