『清水湊の名物は お茶の香りと 男伊達』
清水はお茶の名産地として知られている。また昔から「江尻」と言う
宿場名よりも、こんな歌で知られるようにこの地は紛れもなく「清水」
として知られ、「男伊達」は、清水の次郎長一家で全国的に名高いとこ
ろでもある。
その次郎長の子分の一人に、追分の三五郎と言う人物がいた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/98/1e66f1c0872daadc77c6439cd5c7a728.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/ee/304d7e30f309054dca152f8c5d4964cc.jpg)
この追分とは、街道が二つの分かれ、分岐する地点のことで、全国
には「〇〇追分」と言う地名が今でも沢山残されている。
当時としては交通の要衝でもあるから、そのまま宿場が置かれ発展し
たところもある。また立場として、旅人の休息するための茶屋が設けら
れたりもしていたらしい。当然そこにはそこでしか食べられない「名物」
があり、それを楽しみの旅人も多かったようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/61/506d68c6080ea93743fddfdc7953524a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/96/53a7957b28646f8a0a5eab3fbe1b70f9.jpg)
そんな追分には、往来する旅人や馬方、接待する小女や飯盛り女など
が多く集い、そこでは自然発生的に素朴な騒ぎ歌が生まれ、それが瞽女
や座頭、旅芸人などに歌い継がれやがて民謡として確立されて今に伝え
られているものも少なくない。
北海道の「江差追分」等が特に知られている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/f9/1f42c5114a5bb9114d2dabcf015bc4a7.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/e2/f62c86a287ab701e65ec28299c6c6de1.jpg)
江尻から次の府中までは二里二十五丁(およそ10㎞)の長丁場が待っ
ている。街道を府中に向けて進むと、左手に「是より志三づ(しみず)
道」と書かれた追分の道標が建っている。
左の細い道を行けば久能山への参詣道、かつてはここが清水湊に向か
う道の分かれ(追分)で有ったと言う。ここは清水の追分けである.
因みに追分けの三五郎の出は、この追分ではなく信州の追分である。(続)
(写真:北海道江差 「追分け会館」)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/c5/608a98fcd1340cbecac4921275227ec4.jpg)
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清水はお茶の名産地として知られている。また昔から「江尻」と言う
宿場名よりも、こんな歌で知られるようにこの地は紛れもなく「清水」
として知られ、「男伊達」は、清水の次郎長一家で全国的に名高いとこ
ろでもある。
その次郎長の子分の一人に、追分の三五郎と言う人物がいた。
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この追分とは、街道が二つの分かれ、分岐する地点のことで、全国
には「〇〇追分」と言う地名が今でも沢山残されている。
当時としては交通の要衝でもあるから、そのまま宿場が置かれ発展し
たところもある。また立場として、旅人の休息するための茶屋が設けら
れたりもしていたらしい。当然そこにはそこでしか食べられない「名物」
があり、それを楽しみの旅人も多かったようだ。
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そんな追分には、往来する旅人や馬方、接待する小女や飯盛り女など
が多く集い、そこでは自然発生的に素朴な騒ぎ歌が生まれ、それが瞽女
や座頭、旅芸人などに歌い継がれやがて民謡として確立されて今に伝え
られているものも少なくない。
北海道の「江差追分」等が特に知られている。
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江尻から次の府中までは二里二十五丁(およそ10㎞)の長丁場が待っ
ている。街道を府中に向けて進むと、左手に「是より志三づ(しみず)
道」と書かれた追分の道標が建っている。
左の細い道を行けば久能山への参詣道、かつてはここが清水湊に向か
う道の分かれ(追分)で有ったと言う。ここは清水の追分けである.
因みに追分けの三五郎の出は、この追分ではなく信州の追分である。(続)
(写真:北海道江差 「追分け会館」)
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