「臨港グリーンアベニュー」のレストエリア、「岡南新保駅」跡の近
くには「手づくり郷土賞」の石碑が建てられている。
平成6(1995)年に、国土交通大臣により「臨港鉄道跡地整備」(ふる
さとを紹介する道)として選出され、それを記念した物だ。
市民に愛され親しまれる緑の並木道らしく、沿道にはサクラ、ウメ、
アクラ、モミジ、カイズカ、モクレン、ユキヤナギ、ツツジ・・、等々
植栽も豊富で四季折々に楽しめそうだ。
またフェンスや橋の欄干などには様々なオブジェも埋め込まれている。
緑道には、鉄道の遺構らしき物も所々に残されているようで、そんな物
を捜しながらの散歩も楽しそうだ。
線路かと思ったが、何なのか良く解らないが、H鋼のような物が芝生
に埋め込まれていた。
岡山の鳥と書かれたホトトギスのオブジェもあった。
今日では「県民の鳥」は、平成6(1994)年4月に行われた県民投票の
結果、桃太郎伝説でお馴染みの「キジ」と決まった。
それまでは「ホトトギス」が県を代表する鳥であったようだ。
因みに県の木は、県内に広く分布している「あかまつ」である。
平成8(1966)年9月に制定された。
又県の花は、代表する果物の「ももの花」で、これは確として定められ
たものでは無く、慣用的に使われているそうだ。
アベニューのほぼ中間地点に、都市計画道路が横切ることになった。
市内の円滑な交通を確保するため、市が計画する三つの環状道路の内、
「中環状線」を構成する道路、下中野平井線(3.2㎞)で、広々とした
片側三車線の道路(六車線道路)である。
このためアベニューは分断され、行き止まりに成っている。
そこには道路を横切る歩行者用の歩道橋「新保遊歩橋」が架けられた。(続)
間もなく「東海道歩き旅 伊勢の国編」が始ります
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