高さ20m、太さ約3m、本数34本とのこと。
高さ20m、太さ約3m、本数34本とのこと。
新穂高へ行く途中、飛騨市神岡町の道の駅に寄った。「道の駅宙(スカイ)ドーム」が、素晴らしかった。無料で体験できるのも素晴らしいの中に含まれる。
例のニュートリノ研究でノーベル物理学賞を受賞した「梶田隆章博士」のパネルのお出迎えがあって、中に入ると、スーパーカミオカンデの映像がある。
一体ニュートリノとは何だと、原子より小さくてどんなものでも突き抜ける。その存在を捉える不思議な研究に、相当な費用がかかっているだろうが、謎の多いものこそ科学者がわくわくするのだろう。
実物の「光電子増倍管」を、鏡で無数に見えるようになっていて、写すと自分まで撮れてしまう。
鏡の中は小さいころ、天井を写して落ちていきそうな感覚を思い出した。
仕事の休みに山友達と山へ行く予定だったが雨となったため、急きょ黒部行きとなった。
途中「生地」の、魚の駅で岩ガキを食べた。牡蠣は大好きなのだが、姑が嫌いなために家では食べれないのである。なので、生の岩ガキは最高だった。店主は、いつもより小さいので安くしてくれた。海水の味が塩辛くて、もう少し洗ってもらえたらと思ったが、すでにつるりと喉の奥であった。旨い、とろける。
実はわたしは黒部へ行ったことがないので、トロッコ電車にも乗ってみたかったが雨のため断念。
ところどころ雨が漏るし、激しく流れ落ちるところもあって、トンネルの中でも傘を差して歩いた。
途中のぞき穴があって、手前から3番目の穴から撮るのが一番いいらしい。汽笛が聞こえる。走れっ!!
来た来た!!通路は雨が流れている。撮れたっ!で、電車が・・どこ?
次は手前の橋から撮ることにした。傘をさしながらの撮影。雨はしぶしぶ降っている。
ぐるっと、トンネルをくぐって行くトロッコ電車、向こう側はどんな景色なのだろう。
さて、その後は宇奈月温泉を通り過ぎ、宇奈月ダムの奥へ。まるでよその国のお城のような建物。その方向に「とちの湯」がある。こんな山奥にぽつねんと・・小さな温泉。
誰もいないうちに、露天風呂を覗く。露天風呂の注意書きには「外から見えてしまう場合がございますのでご留意ください」とある。どのように留意すればよいのか。まあ、覗いた人の方が不運ではあるだろう。ここから左側の山すそにトロッコ電車が通るのが見える。
少しぬるい湯だったが、後でほわほわと温かくなってきた。外に出ると胡桃の木があって、胡桃がひとつふたつ落ちていた。山登りもいいが、ぼおっと雨の中を歩いて温泉に浸かるというのはいいものだ。
こんな時、天国は天国になくて、この世にあるのだと思う。お釈迦さまは蓮の花の周りを散歩しているだろう。まさか、天国の温泉につかってはいないだろう。ありがたや・・
前日、三朝温泉で一泊し、夜には三味線や踊りを見て、その後、浴衣のままで川べりを歩いて、川に降りて足湯にまでつかった。日中は、24℃だったのにこの日は、最低気温6℃まで下がった。身体かついていけない。H先輩がつまらないダジャレを言うので、それも加えて寒くついていけない。しかし、先輩は敬わなくてはならない。つまらないだじゃれには、つまらないだじゃれで返すほかはない。
軒下には杉玉や、杉で作ったふくろうなどが飾ってある家が多い。
また、このあたりは立派な白壁の家が多い。その白壁も、どこの家もしみひとつなく、真っ白だ。瓦もしゃちほこがくっついている。
ついつい5千円で杉玉を買った。家内安全。何十年も持つと言われた。軒下に飾る前に家の中で、杉のいいにおいを満喫する。