今の仕事になってから、土日がシフトで半分しか休めなくなり、ここ数年、試合より講習会を優先してきていた。
今回の試合は今年初めての出場のみならず、近年、県の選手権もあまり出ていないような、出ても予選落ちなので覚えていないのかもしれない感じで、予選通過は久々の楽しみとなった。
予選会は各道場で行い、密を避けるために決勝のみ県の武道館で行われることになった。
4部(女子五段、称号)12射8中通過は4人いて、その上は12射11中2人、10中一人であるから、4人は来れたことを喜び、なんとか恥ずかしくない成績を出したいと誰しも思ったようだ。
そして、全員5割はちゃんと中て、最高的中者は8射7中で称号男子を上回り、全体の的中も平均的に良かったことをチーム女子として喜び合えたのは良かった。
わたしなどは、先週から的中が伸びてきて水曜にピークを迎え、木曜に落ち込んで、また悪い癖が出そうになり、後輩に見てもらった。
が、いつもと同じような会の入り方だといわれ、何本も引き過ぎて肩が痛くなり、ついには風呂上りに消炎剤を貼って寝た。
結局、金曜は稽古を休んで土曜は外で仕事をしたせいかお腹の具合が悪くなった。なんということでしょう。
中りをピークに持っていくべきなのに、体調をピークに持っていけなくてなんのピークだろうと思う。
矢が的前でソーシャルディスタンスしている。
遠慮なく的に密になってほしいのに。
開会式で、競技部長が競技場の注意を述べ「各箇所にアルコールが置いてありますから・・」と、言われた時、寒さのあまりアルコールをお神酒と想像した。ないない。遭難者が幻覚を見るようなこと。
貼るカイロがようやく温まり、日差しも入ってきて少し暖かくなった。
結果は8射5中。木曜の暴れた射から立ち直れてよかった。
これ以上を望むなら、稽古でもっともっと的中を上げなくてはならない。
日頃の力がまず出せたら、またそこから一歩だ。
どうも、自分で自分を追い込むことが良くないということが分かった。
孫のkouが、バレーボールの県代表に選ばれると聞いた。
MB(ミドルブロッカー)として何回かの合同練習に行くらしい。
昨日、ラインでやり取りしていて、
「ばぁばは明日試合です」
「勝って来てね」と、言われたが残念なお知らせで、
「入賞ならず、敢闘賞もらいました。」
すると「お疲れ様。それでも凄いと思う」と、返事が来た。
孫に褒められると何より嬉しい。
ほんとは敢闘賞は決勝に進んだ選手全員が頂いたのだ。
いわゆる残念賞だが黙っていた。
賞品の「ぶどうの木バーム・・」は、もちろん孫と食べることになる。
身長は伸び盛りだし、ジャンプ力は凄いし、しかし、ゲームにもはまっているが。楽しみな姿を見ると、殿がいたらと思う。
*注 「楽しみな」は、方言である。
人と比べず、昨日の自分より少し前に出ていたらいいんじゃないかなあ。