八ヶ岳は、標高2899mの赤岳を最高峰として、南の編笠山から北の双子山、蓼科山まで山々が連なっている。今回南八ヶ岳を仰いで登る。行者小屋から見上げ赤岳、横岳、阿弥陀岳など見上げると迫力がある。雨のあとは木々も苔も生き返る。
行者小屋で昼食をとり、中山展望台を通って、本日のお泊りの赤岳鉱泉に到着。
実は、昨日のコーヒータイムに医療センターから電話があって、母がまた救急車にお世話になったようで、症状はたいしたことがなかったようだが、迎えに来てほしいとのことだった。すぐに帰るわけにはいかないので、従兄弟に迎えに行ってもらった。仕事をしている娘たちには、土曜に様子を見に行ってほしいとお願いしたが気がかりではあった。しかし、ここまでくると電話は通じない。昨日のラインでは娘たちは「おかあさん、予定通り登っておいで大丈夫」との返事をもらったので、お言葉に甘えて。
赤岳鉱泉には浸かるだけだが風呂があって、4人の女性と一緒にワイワイと入った。熱い湯を埋めたらぬるくなって、またまた熱くなるのを待っている間に、若い人が「冬にここに泊まったら、水は一滴もでないんですよ」とか、赤岳鉱泉のアイスキャンディの話もしてくれた。
夕食にはうわさのビーフステーキ。Rちゃんが「赤岳鉱泉の夕食は豪勢ですよ」と、言っていたので、せっかくだから泊まろうと思った。
150人収容可能と言うだけあって、多くの若者たちが列を作っている。ステーキが似合う若くて健脚そうな人が多い気がする。
翌日、早朝5時半に食事をして6時半に下山。
登りと反対側北沢を下る。唐松林と苔がきれいだ。苔むした岩が生きていてるようだ。
沢沿いにトリカブト!!
北沢は沢の水が涼しく足元もよくて歩きやすい。
最後に、登る時は車だった道を歩く。Rちゃんたちは頂上の赤岳頂上荘に泊まっているので、6時半に出発したわたしたちとはもう会えないと思う。
せっかくここまで来て、最後まで行動を共に出来なかったのは残念だが、少しでも早く帰って実家に寄らなくてはならないので仕方がない。
今回は頂上を踏まなかったのだが、必ず頂上に登らなくてはならない訳でもないし、小屋を満喫できたので、次回のお楽しみに。
ようやく駐車場に着いて友達の車を回して乗り込もうとしたら、Rちゃんの車が追いついた。G君が一生懸命手を振ってくれた。最後に会えて良かった。
その後、必ずリベンジに来てくださいとのラインがあった。「1年生の子供でも登れましたから」というので「子供は日々成長するけど、わたしは日々筋力の低下ですから・・」と、言うと「それでは、なおさら早めのリベンジを!!!」
ありがとーね。