まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

オロナインH軟膏

2008-11-27 | 暮らし
毎年、冬になるとひびなどに悩まされる。
床暖房のせいか、かかとが乾燥しひびになる。
床暖房ではなく、歳のせいかもしれないが。

それで、新発売のクリームを試そうとし、使いかけては残ったりする。
CMを見ると、良さそうと思うが、期待ほどの効果がない。

今年も買いに行って何気なくそばにある定番のオロナイン軟膏を手に取った。
価格は安く、知名度は高い。パッケージも馴染みである。
ロングセラーは良いものが多い、妙な納得のもとに購入。
実は、持ち合わせがなかったのだ。

帰ってから効能書きを見て驚いた。
万能薬ではないか。
「にきび、吹出物・きず(きりきず、すりきず、つききず)軽度のやけど、水虫、いんきん、たむし、しらくも、はたけ、ひび、しもやけ、あかぎれ」
それぞれ丁寧に、絵入りでの解説。

その晩風呂上りに、さっそく万能薬を試したら、翌朝はきれいになっていた。
ほんとに。高い薬も良いものはあるのだろうが。
もしかしたら、わたしの肌は庶民的な肌なのか。

石川県弓道選手権大会

2008-11-23 | 弓道
始めに今年活躍された、若手先生方の一つ的射礼がありました。
日頃からの活躍に対し、尊敬の気持ちで拝見。
自分にも刺激がもらえます。
また、晩秋に道場へ差し込んだ日差しがなんとも穏やかで、久々の県の試合に出られたことに、しあわせを感じました。


長くこつこつと続けていることは、言い換えればだらだらと続けているともいえます。そんな中、何とか今より一歩前へと思ううちに、相変わらずですねと言われ続け、最近では秀でることも才能ですが、続けることも才能ですよと言い訳しています。

それでも、ここへ来て仲間と会うとなんとも楽しいものです。
そして、互いを平気でけなし合います。
このへんは大阪のオバちゃんののりではありませんか。



そして、また相変わらずですねと言われて帰ります。
今にみていろボクだって・・、今日は平日の成績と同じものが出たと言うことは、平日をレベルアップすれば、もしかして晩秋の日差しならずとも、冬のカイロほどの希望が持てるのではないか・・。
また、勘違いして来年の全日本を目指そう。

レッド・クリフ 吹き替え版

2008-11-20 | 映画
三国志は面白い。
いろいろな故事がここから出ているというくらい学ぶものも多いようだ。
時間の都合で吹き替え版を観たけれど、かえって良かったように思える。
耳で聞き、目は画面に釘付け。字幕スーパーを読んでいると、小さな表情を見逃すだろう場面に遭遇した。

孫権が知将である周瑜に、戦いを決断して剣を渡す場面がある。
ここで孫権が瞬きをした。
ここでは、目をつぶって欲しくない所だ。というような、字幕を観ていたら気づかない小さなことに気づいた。
気づいたからといって、別にどうということは全くないが。

実家の父が映画好きなので是非にと電話する。
「なに?れどくりーむ?」
「赤あかレッド・・赤い壁 せきへき」
「なんじゃい。赤壁の戦いやろ。知っとるわい。」
「それそれ、面白かったわ。前に観たヒーローより良かったよ」「年寄りの心をかき乱すな・・」と、言ってさんざ話した後、座席は通路へ(トイレに立たなくてはならないので)と、アドバイスすると
「そんなもん。承知の助や」と、言っていたが、果たして行ったのだろうか。

耳は遠くなる、トイレは近くなる。なかなか大変だ。
パートⅡが、来年にあるというと
「それまで命があるかわからん」と、力んでいた。
だんだんその冗談が冗談に聞こえなくなってきた。
齢83である。
お大事に。

波浪警報

2008-11-19 | 暮らし
ついに来ました。みぞれです。
急に寒くなって、マフラーや手袋を出した。

朝なのに、この暗さ。北陸特有の墨絵のような空がのしかかる。

会社へ行く足取りも重くなる。駐車場から職場まで7分かかるのである。
朝の散歩と思えば、健康のためにはよいが。
しかし、雷がなったりするとわくわくするタイプだし、
空が曇ると、晴れるときにすごく嬉しくなる。
いつも天気が良いと、その爽やかさに気づかずぼぉっとしてしまう。

この冬は険しい冬になりそうだ。
娘と孫が帰ってしまって、朝晩の可愛い声が聞けなくなった。
急に我が家はグループホームみたいになった。
おまけに、爺様は今、入院しているし、主人も12月から検査入院予定。

なんとか、わたしの脳天気だけでも保たなくては。
どんよりとした冬に負けるな、である。



月下美人

2008-11-17 | 暮らし


姑が世話をしている月下美人が咲いた。
玄関がいいにおいだと思ったら、開花したのだ。
普通の月下美人より少し小さい品種とのこと。
月下美人は夜に開花し、一晩で終わってしまうという。
名前もそれらしく素敵だ。
なんだか自分の若かりし頃を思い出す。

婆さんは花の世話が好きで、どんな花も慈しみ素晴らしい。
爺さんの世話より好きなことは筆致で、花の水遣りはしても、
爺さんにお茶を要求されない限りは入れない。
要求されても、花に対する優しさはなく、仕方なくという感じが分かる。

嫁は姑に似るという、「最近、おとうさんに対する言葉に棘があるよ」
と、娘に指摘された。
「おとうさんも昔は利発で優しかったけど、今はTVの前でぼやっーと・・」
「それが、棘があるって・・」
そっか、月下美人も歳をとると、薔薇になるのね。




定額給付金

2008-11-12 | 暮らし
お金をばら撒けばいいってもんじゃないでしょうが。駄策ですね。
これじゃあ、ヘリコプターから1万円ばら撒いて、下でわあわあ拾うみたいで、嫌ですね。欲しい人は拾いなさい、所得の多い人は静観しなさい?みたいな。
一時的なお金なんて、なんか施しを受けるみたいで変ですね。
政治は、継続的な政策の安定を約束できなくてはいけません。

「支給額は1人当たり1万2000円とし、18歳以下と65歳以上には8000円を加算する。所得制限を設けるかどうかは市町村の判断にゆだねることとし、所得制限を設ける場合の目安として、所得1800万円を下限とすると定めた。」って、なんでしょこれ。市町村の役所も面倒な仕事が増えますね。

もっと使うところあるでしょう。高齢者や子供を安心して産み育てるための政策を・・。
みんな政策には反対しながらも、くれるのならもらうよと言ってますが、もちろんわたしも権利は行使すると思います。
お金はあればあるほどいいです。で、何にまず使うかが問題です。
今欲しいのは土です。いくつの袋分買えるだろうか。

話はころりと変わりますが、安土(的のかかるところ)の整備を始めたので弓が引けません。
今まではずっと畳でしたが、あまりにぼろぼろになるので、ついに安土を作ることにしました。ですが、土を買わなくてはなりません。
真土が良いとかいろいろ聞きますが、どなたか詳しい方はいませんか。
土の入手はやはり実家の山を崩すとか・・。しかし、そこは赤土なのでだめですね。

忙中閑

2008-11-09 | 暮らし
忙しくて余裕のない毎日ですが、今日は実家へ行きました。
母は留守でしたので、父と孫がどんぐりを拾い、柿をとり、とうとう孫は帰るのを拒んで泣きました。
たしかに、ここにいるとゆったりとした気持ちになりますが、時間はあっというまに過ぎてしまいます。




カメラは正直なので、歳が現れます。話をすると相変わらずの父も、ファインダーを通すと仙人のようです。
だから、わたしも最近は自分が被写体にならないように気をつけている。



晩秋の北陸は暗いけれど、秋の彩りや食べ物はますます美味しくなっていきます。

夕方には、娘とかねてより気にかけていた「工房 唐子」へ行きました。
カメラを持たないで残念だったけれど、大変素敵な唐子さんと出会えて嬉しかった。
ここでも、ゆったりとした時間が流れ、おまけに、可愛い人形にも出会えたので、本当に豊かな気持ちになりました。