まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

左義長

2025-01-12 | 暮らし
天気が良いので神社まで歩いて行くことにした。
向いの家の若いお父さんが子供を連れて行くのと一緒になった。
9時前だが地面は凍っていて時々滑った。
いつも車で出かけるので、こういう地面の様子に気づかないねと言いながら歩いていると、また滑って転びそうになる。
話しの中で、2年生になるこの子たちの同級生は2人しかいないのだという。
うちの娘の頃は8人いたなあと思ったが、昔の事なので黙っていた。
高校になった孫も、男はひとりで女の子が2人だ。子供会の人数も当然年々減っているのだなと思う。

地震でひび割れた階段下の鳥居は撤去されていて、なんだか間の抜けた感じがした。

去年は、地震の後で棚の上の達磨が落ちて、達磨の頭がひび割れたので燃やしに来たっけ。大きな達磨の後ろに、大きな字で我が家の名字が書かれていて、置いた時に少し恥ずかしかったことを思い出した。

帰ると、丁度TVで高崎の達磨の放映をしていて、カラフルな達磨が外人観光客に人気だそうだ。いつも、棚の上からにらんでいた達磨がいないと寂しい気がする。今度はピンクの達磨でも買おうか。気分が上がるかもしれない。
どんなふうに上がるか?



初詣

2025-01-01 | 暮らし
毎年の私のルーチンなのかどうなのか、郵便局へ行ったついでに菅生石部神社へ初詣に行った時間が昨年と同じ16時となった。
車を駐車場に入れて鳥居の下に並んだ時に、昨年のことが蘇った。
そして、鳥居を見上げて思った。
鳥居の下にいたので、少しでも遠ざかるように階段を駆け上がったが、今日まじまじと見上げて、階段の段数の少なさを見ると、もし倒れてきたらどこに石が飛ぶかもわからない。





ウインウインなった時に、上まで駆け上がるべきではないか。
上へ行くと列に並んでいるところは平坦だ。落ちてくるものはなさそうだ。
お参りの順番待ちをしながら、検証していた。


ようやく順番が来て、おみくじも引いた。
おみくじもたくさん箱があり、人ごみに押されて、目の前の箱にお金を入れて適当に引いて、階段の下で広げると、な・な・なんと「こどもおみくじ」
今年も、そそっかしい1年になりそうだ。



夜、NHKスペシャルで「能登半島地震知られざる72時間」を、やっていて、その中のシーンで、鳥居が倒れるのが映っていた。
ぶっ飛びだ。柱が倒れるのも怖いが、上の反り返った部分とか、貫の部分が飛んで、地面に叩きつけられて大変なことになっていた。
能登の人たちはどんなに怖かったことだろう。

あけましておめでとうございます

2025-01-01 | 暮らし
あけましておめでとうございます。
この静かなブログに訪問してくださる方々にご多幸が訪れますようお祈り申し上げます。

昨年の元旦の地震から1年経ち、水害もあって本当に大変なことで、少しでも力になりたいと思いながらも、大したこともできずに月日だけが過ぎてしまった。
そんな中で、災害で家族を亡くされた方は、時間も心も止まったままだと訴える。復興は簡単ではない。

新年を謹んで迎えられることのありがたさを思う。



玄関のしつらえは、予約してから作ってもらったタペストリーだが、白い壁に目立たなくて、この壁が京壁のような色だったらいいなと思った。
また、正月花を買いそびれたので、庭の千両だけを飾った。
今年は千両が無事に実をつけて、葉の色もなんとか綺麗でよかった。





どんな一年になるのだろうか。
言えることは、また年が重なるということだ。


太鼓焼き

2024-12-31 | 暮らし
時折、絵を描いて投稿するが、はがき投函後数日は新聞の発言欄をチェックしていて、1週間もすると不採用かなと勝手に決めて見なくなる。
友達が見つけてくれることもあるが、匿名「さゆり」で投稿すると誰にも見つけられないし自分でも見損なうことがある。
1か月後に新聞社から図書カードが送られてくる。
そこには「12月7日掲載」と書かれていて、あ~先週新聞を資源ごみに出してしまったわ~と、載ったのを確認できず後の祭り。

12月7日は、小松で講習会があったので、婆様の2日分の食事を作り、自分もバタバタと朝食を摂って出かけたので、新聞はお悔やみ欄のチェックだけしかしていない。
その日はホテル泊りで、翌日の朝食時にMちゃんとSちゃんと会長とテーブルを囲んでいた時に「新作発表!」と、スマホを見せたので、少なくとも3人には見てもらえたことになる。
翌日帰ってから、12月8日の新聞だけ見て廃棄したので、結局12月7日はスルーした。


この大判焼きは、通勤途上のタイ焼き屋さんで買った。
寒い日で、夕方道のわきに車を停めて、新聞紙に包まれたのを抱えて出てくる客を見たら急に自分も食べたくなった。
たったひとつ買うのは気が引けるので、めったに寄らないが。

父が寝たきりになって病院にいたときも、たった一つを買った。
「太鼓焼きが食いたいなぁ」と、言ったからだった。
流動食に近い食事になってから、看護師に内緒で少しずつ口に入れていたが、やはり喉につまらせないかと心配になって、ほんの一口しか食べさせられず。本当は、がぶりと食べたかったのではないだろうかと思ったことだった。

たったひとつを、白い小さな袋に入れてもらって冷めないうちにがぶっと食べるつもりだったが、何となく半分に割って、誰も相手がいないのに半分この言葉が浮かんで、皿に入れてから、「そうだ!描こう」と思った。
しかし、単純すぎてなかなかそれらしくならなくて、色を重ねていくうちに大判焼きはすっかり冷たくなったけれど、そのうち誰かと一緒に食べたような時間が持てたような気になった。
最後はお茶を入れて、電子レンジでチン。
今度はタイ焼きを買ってこよう!!






一服

2024-12-31 | 暮らし
去年今年貫く棒のようなもの
(こぞことし つらぬくぼうの ようなもの)
高浜虚子

時を追いかけているのか、時が追いかけてくるのか、とにかくさらさらと流れを止めないのが時間。
その中で、掃除の手を止め、家事の合間を縫って、一服。
盆手前。
菓子のかわりに干し柿を。
今習っている先生は表千家だ。
若いころ会社で習っていた時は、弓道の先輩で裏千家だった。
どちらも作法は大きく違わないが、お茶の点て方が違う。
裏はしっかり泡立てて、のの字を書いて真ん中をふっくら盛り上げる。
表は香りを楽しむため、あまり泡立てない。
どちらかというと、泡立てて黄緑色がふんわり盛り上がるのが好きだ。
どちらにしろ、この静かなひとときがいい。
外はどんよりと雲がたれこめ、大きめの鳥が庭の木に2羽。
南天の実を食べつくしたのは、この鳥たちかな。


ちょっと前は赤い実がたわわについていたのに。


外がチチ・・とやたらうるさいので出てみると、電柱に数えきれないほどの雀。
この雀が赤い実を食べた?
穏やかな一服のあと、再び忙しない現実が・・・
日本野鳥の会の方。数えてください。
車のロックを解除した音で一斉に飛び立ちました。




師走だ!しわすれはないか?

2024-12-30 | 暮らし
婆様が買い物に連れて行って欲しいというので、買い物へ行くと、正月前と感謝デーも重なって、レジは長蛇の列だ。
白菜4分の1を買う。高い!ブロッコリーも258円!
野菜の高いことと、人の混みようにうんざりしてしまう。
しかし、95歳の婆様は果敢である。
カートに杖を放り込んで、約1時間カートに山ほどの買い物をした。
私は自分の買い物を一旦車に入れてから、婆様を迎えに行き、長蛇の列から救い出しセルフレジに向かう。
買い物袋一袋には入りきらず、用意してあったもう一袋に入れると、初めの一袋をカートに載せようとする。
すべてのバーコードを読まさなくては途中で袋を移動させてはいけないと思うのに婆様は外そうとする、私はジェスチャーでダメダメと手を振る。
耳が聞こえないので意味が分からない様子。
ようやくの事で完了。
本当は花屋に寄って正月用の花を買おうと思っていたが、とにかく早く婆様をうちに届けたかった。
何か買い忘れがあるような?



看々臘月尽(みよみよ ろうげつ つく)

2024-12-21 | 暮らし
今日は今年最後のお茶のお稽古。
床の間の掛け軸は「看々臘月尽」
読めなかった。
先生より説明があり、ろう月とは12月の事で、みるみるうちに月日は過ぎ去っていくよという意味。
師走のこの時期にふさわしく、もう一つ突っ込むと人生の臘月になっていく自分が、この後、どう生きていくかということも考えさせられる。
「ぐずぐずしていると命がなくなるぞ」なんて解釈があったりするが、年老いた身の上の人に何をしろというのかとなる。
お茶を一服頂きながら、こんな時間を持つことも大切なのだと思ったりする。

孫たちをみていると、忙しく習い事や勉強、受験、部活・・と、本当に休む暇もなく行動している。
年を取ると、こなす量が減るけれど、それなりに忙しく身を削っている。
のんびり過ごすことが罪悪のような気持になったりする。
予定が入っていない日が不安だったりする。
あれっ?今日は何もなかったっけ?と。
健康で日々を送るだけでいいと思うよ、と思いつつも予定を入れてしまって、また忙しい日を送る。
大切に生きるということは、忙しく暮らすということではなく、無理をせずに身体を大切にということも考えてもいいかもしれない。

今年もまた暮れていく。



金盃と銀盃

2024-12-09 | 暮らし
物が増えすぎるので、時折、整理しなくてはならない。
よく言われる「箪笥の肥やし」は着物だし、「押し入れ」の奥に入ってしまうものは「無用の長物」。
居間のクローゼットは収納スペースが多く、ついついそこに入れてしまう。
たまに点検し無用の長物を見つけて処分したい。
殿の金メッキの盃が出てきた。
会社の系列のスカイホテルでの催しで、得意げに持ち帰ってきたのを覚えている。
この箱書きから豪快に吞んだであろう殿の姿が浮かぶ。
何でも横綱はそうそういない。
ふっと笑えて大事に元に戻した。
思い出の品は慌てて捨てなくても良いと思う。これは大切なもの。



さて、今年表彰された時に頂いた銀盃がある。
今どき銀盃を頂いて喜ぶ人っているのかなあと、せっかく頂いたのに申し訳ないが思ってしまった。
会社にいた時も、永年勤続表彰で銀杯を頂いた。
その時もどこかの食事券でも、商品券でも、カタログで選ぶのでもいいので、使えるものが欲しいと思ったが、それはどうしたのか記憶がない。
とりあえず、目の前の銀盃を見ると、保証書に「純銀 99.9」「63g」とあった。早速、質屋をしている同級生にLINEした。
「今は、金も銀も高くなっているから、それなりの金額で売れると思う」とのこと、金ならその100倍だって!
結局、県から頂いたのに換金するなんて何という失礼なと思ったが、娘たちもいらないだろう。
弓道連盟からの花束とみんなの拍手のほうが、何倍も嬉しかった。

盃は持っていてもどうしようもなく、思い出にもならない。
それどころか、頂くまでの経緯を思い出すことの方が悲しい。
思ったより高く買ってもらえることとなった。
美味しいお菓子を持って、同級生の元へ。
コーヒーを入れてもらって、よもやま話をして、手数料は端数でいいとのこと。優しい❤


今年の漢字

2024-12-06 | 暮らし
日々のニュースを観ると怖くなる。
今年の漢字は何だろう。
戦争、政治不安、闇バイト、先日も揺れた地震。
「闇」かなあ「壁」かなあ。

壁と言えば、入所した母を見舞いに行ったら、「この人は誰か?」と周りの人に尋ねられて、母は自分の妹の名前を言った。
話しているうちに少しずつ分かってくるのか、わたしの名前を言う。
母が遠くへ行ってしまったような、壁が出来てしまったような。
わたしが思うには、母は自分の娘はもっと若いと思っているのかもしれない。
なので、年を取った私は母の妹、すなわち叔母に似ているのだと思う。
母も92歳だ。周りの方は90歳やとか言っていた。

TVの観えるところへ車椅子を移動させたら、後ろのおばあさんが、
「女優さんかえ?」と、私に向かって言った。
どうも、その方も判断力がおかしくなっているようだった。。
「迷」という漢字が浮かんだ。


やっと駅らしく

2024-12-04 | 暮らし
12月1日、シャッターで隠れていた駅の構内が出来てお披露目となった。
トイレもコンビニも待合室もなく、新幹線乗り場だけ出来ていた駅だ。
やれやれ良かった。


こりゃなんだ?あら~~懐かしや。チェーンではないかい。
自転車チェーン。
加賀市の伝統工芸の漆器椀。九谷焼。









広くなって送迎の車も余裕で停めれそうだ。
あとは、ガレリアとかを作るらしい。
新幹線が開通してから、構内の完成。ガレリアの完成と、ずらして完成していくと、何回もイベントが行われて賑わしいことだ。

時の過ぎゆくままに

2024-12-01 | 暮らし
今年の黄葉は、夏が長かったせいか遅いと思っていたが、色づいたと思ったら風で大半のイチョウの葉が落ちてしまった。
同時に時が早く過ぎる気がする。


時の流れに身をまかせという歌があったが、身を任せていて気づいたら年を取っていたということになる。
人の命は決まっているという。
明日を生きられなかった人の明日を生きる自分は幸せかといえば、そうではない気がしてきた。
結局、決まっている人生の明日を引いていくので、「マイナス明日」ということになる。今日を生きたのだから「マイナス今日」なのか。
訳のわからないことを考える暇があったら勉強をしなさい。と、若ければ言うところだが、勉強した尻から忘れる年になってきた。
先日、お客さんで同級生という人がみえた。
「わたし覚えとるけ?」と、言われたが、覚えていなかった。
残念ながら、年を重ねると出会う人も多くなるので、頭の引き出しからこぼれる人もいると思うのだ。







ひとり笑いの格言

2024-11-18 | 暮らし
毎日が、昭和の漫画じゃないけれど、食パンをくわえて走って登校する感じの、年寄り版だ。孫を7時に送って、婆様の朝食を部屋へ運び、弁当を作り仕事へ出かける。
たまの休みも予定がしっかり。ありがたいことだ。まだお役に立てさせていただけて。
食パンをくわえて走る少女は、たいがいラブストーリーが待っている。
でも、危ない年頃になって、走るところぶぞ。喉をつまらせるぞ。運転気を付けてって言われる。

そんな中、ほっこりと笑えることに出会うと嬉しくなる。


思わず笑って、チーズケーキを買ってしまった。1パックを1泊と表示していた。我が家で1泊させよう。



翌日の休みの10時のひととき。
「昨日の笑いは、今日のお腹を満たす」
この格言どうです!!



初めての投票

2024-11-12 | 暮らし
この前の選挙は、孫のkouが18歳になり初めて投票に出かけた。
わたしも、仕事が休みなので不在者投票をせずに、久々に投票所の保育所に出かけた。何年ぶりだろう。





今日、孫と友達は政治家のアホさ加減に腹を立てていた。
確かに、せっかく自民党を過半数割れに追い込んだのに、野党がグダグダで不倫騒動まで発覚するなどもってのほかだ。
おまけに「昼寝から覚めたら総理でしたって・・」
日頃のお疲れが出たのかもしれないが、初投票の若者たちは、政治家にがっくり来ているに違いない。
しかし、その対抗馬が出てこないので、誰になっても・・説も。
「はい。政治家やります」と、簡単に手をあげるわけにはいかないし。

週刊誌で不倫記事を出すタイミングも、ドラマでよくあるような、このタイミング「独占スクープ」やりましたねと。
ほんとうに惚れた女がいたら、手を取って逃げる覚悟じゃないと、遊び半分では天からの罰が当たります。
夫婦間や家族の問題で終わる話ならまだしも。脇が甘いんだね。
しかし、素敵な人がいたら脇は甘くなるもの。
傍から見ると、あららとなるが、当の本人は周りが見えない。

わたし達の脇があまくても問題はないが、弓道では詰めがあまいと中らない。
政治家の脇よりも、こちらを何とかしたい。


秋が飛んでいく

2024-11-09 | 暮らし
畑の隅にあった巨大なケイトウを飾って見るが、生けにくくて苦労した。


横山大観の色紙を飾って何とか秋の風情と思っているうちに、店ではおせち料理やしめ飾りが出始めている。



今年は柿の実りも少なく、渋柿も殆どなくて、4個だけ分けてもらって吊るしてみた。雨の日は家の中の窓辺に吊るして、一日中扇風機をかけて、とにかくかびないように、休みの晴れた日は、庭の木にぶら下げた。
見張っていなければ、カラスや鳥に狙われるかもしれない。


貴重な吊るし柿だ。




送迎の一日

2024-11-08 | 暮らし
朝7時5分にスタートし、孫kouと友達を加賀温泉駅まで送る。
7時46分にLINEが来て、「電車と車の接触事故で粟津で止まった」と。
結局、10時半まで動かないとのことで粟津駅まで迎えに行った。
その後、金沢へ建設の人と、キッチンのショールームへ行って、昼に帰ると、今度は弟が新人大会が昼で終わったので、加賀温泉駅まで迎えに来てほしいというが、その電車も動かず、結局、15時過ぎに乗ることが出来て、15時50分に迎えに行った。
その後、前からの約束で、16時40分にnanaをスポーツクラブへ行くため、陸上競技場まで送った。

完全にタクシーである。
加賀市にはUberという自家用車を活用した地域の助け合いによる「加賀市版ライドシェア」がある。
こちらは、「うーばー」ではなく、「ばーばー」である。
休みの一日は、送迎と見学で終わってしまった。
しかし、孫たちの為なら「喜んで!!」なのである。
そんなわたしを、誰かが見つめていた。