まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

Before After

2025-02-28 | 暮らし
そもそも何が嫌かといえば、
「たったふたりなのに何でこんなに食器があるんや?」と、思ったことだった。総勢8名から盆正月16名集合はもうありえない。
捨てることをせず、収納場所を増やし、おまけに食材の置き場に困りワゴンや簡易の引き出しBOXを買う始末。
集合時は10名になることを考えると、捨てがたい。
また、5客セットの茶わんや、頂いた高価そうな皿を未使用のまま捨てるのもどうか。そこを、今回すべて「えいやっ!」と、思い切る。
ひとりではなかなか出来ないので、工事が決まると、工事日までに空にする作業をすると、段ボールに10個。入りきらず買い物かごにも。出るわ出るわ。
ゴミ袋に食器やいらない鍋など4袋出した。
小さいと思っていた棚にこんなに入れていれば足らなくて当然状態。
一念発起とはこのこと。
この先、老後のお金が無くなるかもしれないと娘はその工事価格に難色を示していたが、朝昼晩立つキッチンは城である。城は美しく機能的でなくてはならない。
居間の食器棚は、ワイングラスや普通のコップ、来客用のコーヒーカップが入っているのでこれは外せない。しかし、置き場所に難有り。
棚がキッチンを背に置いてあり、おまけに床暖房のスイッチがあるので、壁から少し離してある。
その横にあるワゴンもじゃまである。
あると、ついつい入れてしまう。
    ↓  ワゴンは捨てた。


食器棚を移動し、床暖房スイッチの横にコーヒーメーカーが置けるようにしてもらい、カウンターが広いので、コルクボードを設置。
予定表はここに。
裏側は調味料。
キッチンの棚は収納力抜群。
とはいえ、通常使う茶わんなどは、引き出し二つ分で十分足りる。





自動で掃除できる換気扇。
お知らせランプがついたら、湯を入れてスイッチオン。


以前の棚より収納力は少ないが、すっきりしていて手が届きやすい。
おまけに、棚にライトも付いていて明るい。



来客用食器棚はエアコンの下のコーナーに収まると、前より存在感がない。
やはり、ワイングラスやコップ10個、コーヒーカップなどはここに入れた方が使い勝手がいい。
背が低いので、台に乘って食器の出し入れをするのはやはり危ないお年頃。





棚にあるボタンを押すと、蒸気が出た時に自動で前に排出するようになっていて、炊きあがると風はおさまっている。


まずは、完成の乾杯を。ひとりで!?


キッチン リフォーム

2025-02-21 | 暮らし
IHが古くなり、食洗器も中の枠が取れて来たので、キッチンの替え時ということでリフォームをすることになった。
最近はリノベーションなどという言葉も聞くが、リフォームなのだろう。
ついでに、蛍光灯も1本切れていて、LEDの工事もすることにした。
流し台と換気扇を見積もったのだが、クリナップの店へ見学に行ったら棚も替えたくなり、予算は3倍に膨れ上がった。

娘①は勿体ないと言ったが、娘②は、おかあさんのために使いねって。そこは双子とはいえ、長女と次女の責任と考え方だろう。
婆様は「わての部屋もリフォームしてくれんかなぁ」と、のたまう。
96歳なのに凄い気力だ。
先日NHKのど自慢で104歳のおばあさんが出ていたのを観て「まだ10年ほどある」と、言っていた。
こちらの方が先に逝きそうな気がしたが、そこは抑えて
「わたしも100歳まで弓引くわ」と、言ったら「そうや、そうや」と、嬉しそうだった。

さて、決めてから工事の日まで、毎日のように棚の中の物を段ボールに詰めていった。
殆ど使わない物から出していき、ついでに捨てることもしたが、なかなか困る。誰かの結婚祝い。木箱から出して使うかといえば、使わない。
出番がないまま捨てるのはどうか。
そんなこんなで、段ボールで居間が一杯になり、工事の邪魔かもと納戸や2階に避難させた。

たぶん家を建てる時に、予算を抑えるために、キッチンのランクも抑えたかもしれない。25年でキッチンがめくれてきている。
決してわたしが蹴ったわけではない。


換気扇の吹き出し口の蓋が経年劣化で、洗うとボロボロと剝げ落ちるので最近触らなくなった。
本当は毎日使うキッチンは、家の中でも一番お金をかけるべきではないかと今頃思う。





棚に入らなくて中途半端に棚を買い足して雑然としている。
とにかく段ボールに入れて積んで、棚を空っぽにしたら、まだ使えそうな感じだが。


4日間はキッチンのテーブルで料理をするので不便だがわくわくする。



工事期間雪も降り、雪かきと整頓で稽古に行かずひたすらひきこもる。
棚から出て来た食器その他は、どうやって溜まったものか恐ろしい。
棚の収納力の凄さに驚く。

わたしの山

2025-02-08 | 暮らし
登山の本を自費出版する方が「わたしのアルプス」とか「わたしのヒマラヤ」とか、自分の行った山を征服したり、感動したりすると「わたしの」というフレーズを使う。その手の本をよく見かける。
わたしは、征服しないので、そういう気持ちにならないが、雪かきをしていたらそのフレーズを使う気持ちが分かってきた。
夜に、駐車場の雪の様子を見に行くと、昼に積んだ雪がいい感じになっていて、「私のエベレスト」みたいな気持ちになった。
山に登るより、山を作る方がすげーよ。


ダイヤモンドなんたら。


そんなことを言っている場合ではなくなった。
わたしの登山用のカッパは雪かきに大活躍だ。
玄関前は屋根雪が落ちた。



ハイよく頑張りました。


ひとやすみ。


残念ながら、元の木阿弥。
朝になったら、さらに積もっていた。


駐車場はさらに山を高くした。
槍・穂高・・ちょっと変だ。


ウッドデッキの雪を測ってみた。毛糸で50㎝60㎝70㎝の印をつけた。
とりあえず50㎝。これ以上積もりませんように。


大雪がもたらすもの

2025-02-07 | 暮らし
2月4日は雪が降って学校の部活もなく、5日の朝は早くに仕事へ出かけた。
路面は気持ち悪いほど、てらてらしていた。
30kmくらいのスピードで渋滞。八号線に出たら少し流れがよくなった。
いつも10分で行けるところ、25分かかったけれど、豪雪の経験があるので、車を走らせることが出来たら大雪という感覚はない。
普通の雪って思うのだが、山中の友達の所は私たちの所の2倍は積もるので、やはり難儀なことになる。
そして、雪かきがしんどくなると、やっぱり大雪と言いたくなる。
きれいにあけても、振り向くと真っ白になっている。

2月7日の朝7時に孫を温泉駅まで送った後で、久々にルイドールへ行く。
何となくパンが食べたくなる日がある。
朝食のパンよりどりみどり。
7時半に店の灯りがつく。


帰ってからひたすら雪かき。
部活があるので、高校へ出かけたら、他の部の生徒たちがたくさんいて、女子は弓を引かずに雪だるまを作っていた。
試合前なので選手だけは引いていたが、こんな感じで、中るとは思えない。
楽しそうなので、雪玉を丸めて頭にくっつけたら、「リーゼントや!!」
「かわいい!!」という反応。
先日は、道場に張った1年間のカレンダーを見て「エモい」というし、意味を聞いたら「いいかんじ」とか、まあ素敵ってところか。
久しぶりの雪が嬉しいのかも。小学生かいって言いたい。
部活時間は短いし、寒いし、顧問はめったに来ないし。こっちもまあいいっか・・という感じになってきた。よからぬ時間を過ごすよりいいのかな。
女子たちの、検定試験に追われて大変な毎日というボヤキを聞くくらいだが、それでも話してくれるだけいいか。
孫みたいな子たちだし、可愛いのである。




婆さんの豆まき

2025-02-04 | 暮らし
訂正しなくてはならない。
先日、恵方巻の日、勝手口に婆様がいつのまにか豆まきをしてあった。
と、書いたが、それは誤りだった。
なぜなら、今日も豆まきをしてあったので、毎日豆をまいている??と、よく見たら、なんと何かの種だった。
あたかも大豆のように見えたのだが、今日は不自然な感じがして、おまけに赤い皮があって、そばにある「おもと」の実がなくなっていることに気づいた。


雪も降ってるし、夜な夜な豆まきをしていたら怖いな。ごめんよ婆さん。







目指すもの?

2025-02-04 | 暮らし
我が市は地域のIT化、未来に向けデジタルを旗印にと、スマートシティを目指すとのこと。デジタル人材の育成や、農業にも波及して、家にいながら田畑の状況がわかるという。
また、国家戦略特区の強みを生かした政策。日本マイクロソフト社と包括連携協定を行った。
空飛ぶ車、ドローン世界大会もやるって。

市の目指すことと、私たちがしてほしいことは真逆だ。20年30年後を見据えての政策らしい。
私達は、芽が出た頃にはいないけど、孫子の時代が良くなりますように。

そんな中、武道館の耐震工事をするというので喜んでいたら、予算がつかなくなったので延期だって。
3階からの非常階段は10年位前から、手すりが壊れているので使用禁止となっていて、非常口を開かないようにしてある。
もし1階から火が出たら、わたしたちは火に向かって階段を下りることになる。
でも、弓道関係者は数人だから大丈夫。火事もないし大丈夫。
やかましく言ったら使用禁止になるかもしれない。藪蛇だ。
耐震工事ですべて解決し、1年の工事の間我慢すれば初射会に高校生を呼べる。春季の大会を久々に開催できる。冬は暖かい道場だ。
石川県下の皆さんに、こけら落としには是非ともと思ったが、延期したら大会を開催する頃には私たちは年を取っていて3階まで上れないかもしれない。

予算は加賀温泉駅前のガレリアの設計変更で、ガラスドームができるからだとの噂だ。それは巨額で、非常階段なんて直すどころではない。
その費用は、将来若い人たちが背負うそうだ。
近年、暑い夏が長くなった。まるでビニルハウスのような建物に入っていたら干からびるかも?耐熱の何かを貼るのだろうか?
ピカピカに磨くために維持費がかかるのではなかろうか。
これは、巷の噂だ。議員が反対しないのはなぜか?
昨年、市役所の30~40代の人たちが26名辞めた。
これは噂でなくて事実だ。
何でや?職員は何も言わないが、市民はうすうす感じている。
ブラックエブリディ。その他ETC(エトセトラ)




殿 (しんがり)

2025-02-02 | 暮らし
「殿」という字を読めなかった。
某新聞に「霊峰を望む殿軍の城」との見出しがあった。

小松市の「御幸塚城(ごこうづかじょう)」についての記事だった。
「大聖寺城を攻め落とした利長は、越前まで進軍したところで、金沢へ引き返すことになった。伏見城が落ち、大坂方の兵が船で金沢へ入って攻撃するとの計画を知ったからだ。その退却の途中、御幸塚城で退却が終わるまで敵に備えることになった。(要約)」
我らが国、大聖寺をよくも攻めたな・・という話ではない。
「殿」という字を読めなかったのだ。
殿・・「との」ではない。「しんがり」と読むのだそうだ。
しんがりは、時代劇で戦況が危うくなって逃げる時に言っていた。
家臣が言う。「との、しんがりをつとめまする!」と、殿様に向かって言うのである。
漢字で書くと「殿、殿をつとめまする」になっちまう。
わたしは、常に夫を「殿」と書いていたが、しんがりかい。
これは、改めなくてはいかんのか。
それで、どうして「殿」を、しんがりと読むのか調べたら
漢和辞典(小学館)
「殿 ①大きな建物。②しんがり、軍隊が退却するとき、いちばん後ろになって敵をふせぐこと。また、その部隊。転じて、隊列や順序の最後。③他人の姓名のあとにつけて尊敬を表す語。様。
その他に、解字というところに、太鼓を打つという意味があり、「殿は、尻を打つ」という意味もあるとのこと。
殿の字の下に「月」を書くと「臀」。臀部は尻!
ずっしりと立派なことでもある。
立派な方は殿下。
今度から殿下って言おうか。
そう言えば、私は「妃殿下とお呼び」などと言っていた。
雅子様だし。皇后になられましたので、お暇しました。



左義長

2025-01-12 | 暮らし
天気が良いので神社まで歩いて行くことにした。
向いの家の若いお父さんが子供を連れて行くのと一緒になった。
9時前だが地面は凍っていて時々滑った。
いつも車で出かけるので、こういう地面の様子に気づかないねと言いながら歩いていると、また滑って転びそうになる。
話しの中で、2年生になるこの子たちの同級生は2人しかいないのだという。
うちの娘の頃は8人いたなあと思ったが、昔の事なので黙っていた。
高校になった孫も、男はひとりで女の子が2人だ。子供会の人数も当然年々減っているのだなと思う。

地震でひび割れた階段下の鳥居は撤去されていて、なんだか間の抜けた感じがした。

去年は、地震の後で棚の上の達磨が落ちて、達磨の頭がひび割れたので燃やしに来たっけ。大きな達磨の後ろに、大きな字で我が家の名字が書かれていて、置いた時に少し恥ずかしかったことを思い出した。

帰ると、丁度TVで高崎の達磨の放映をしていて、カラフルな達磨が外人観光客に人気だそうだ。いつも、棚の上からにらんでいた達磨がいないと寂しい気がする。今度はピンクの達磨でも買おうか。気分が上がるかもしれない。
どんなふうに上がるか?



初詣

2025-01-01 | 暮らし
毎年の私のルーチンなのかどうなのか、郵便局へ行ったついでに菅生石部神社へ初詣に行った時間が昨年と同じ16時となった。
車を駐車場に入れて鳥居の下に並んだ時に、昨年のことが蘇った。
そして、鳥居を見上げて思った。
鳥居の下にいたので、少しでも遠ざかるように階段を駆け上がったが、今日まじまじと見上げて、階段の段数の少なさを見ると、もし倒れてきたらどこに石が飛ぶかもわからない。





ウインウインなった時に、上まで駆け上がるべきではないか。
上へ行くと列に並んでいるところは平坦だ。落ちてくるものはなさそうだ。
お参りの順番待ちをしながら、検証していた。


ようやく順番が来て、おみくじも引いた。
おみくじもたくさん箱があり、人ごみに押されて、目の前の箱にお金を入れて適当に引いて、階段の下で広げると、な・な・なんと「こどもおみくじ」
今年も、そそっかしい1年になりそうだ。



夜、NHKスペシャルで「能登半島地震知られざる72時間」を、やっていて、その中のシーンで、鳥居が倒れるのが映っていた。
ぶっ飛びだ。柱が倒れるのも怖いが、上の反り返った部分とか、貫の部分が飛んで、地面に叩きつけられて大変なことになっていた。
能登の人たちはどんなに怖かったことだろう。

あけましておめでとうございます

2025-01-01 | 暮らし
あけましておめでとうございます。
この静かなブログに訪問してくださる方々にご多幸が訪れますようお祈り申し上げます。

昨年の元旦の地震から1年経ち、水害もあって本当に大変なことで、少しでも力になりたいと思いながらも、大したこともできずに月日だけが過ぎてしまった。
そんな中で、災害で家族を亡くされた方は、時間も心も止まったままだと訴える。復興は簡単ではない。

新年を謹んで迎えられることのありがたさを思う。



玄関のしつらえは、予約してから作ってもらったタペストリーだが、白い壁に目立たなくて、この壁が京壁のような色だったらいいなと思った。
また、正月花を買いそびれたので、庭の千両だけを飾った。
今年は千両が無事に実をつけて、葉の色もなんとか綺麗でよかった。





どんな一年になるのだろうか。
言えることは、また年が重なるということだ。


太鼓焼き

2024-12-31 | 暮らし
時折、絵を描いて投稿するが、はがき投函後数日は新聞の発言欄をチェックしていて、1週間もすると不採用かなと勝手に決めて見なくなる。
友達が見つけてくれることもあるが、匿名「さゆり」で投稿すると誰にも見つけられないし自分でも見損なうことがある。
1か月後に新聞社から図書カードが送られてくる。
そこには「12月7日掲載」と書かれていて、あ~先週新聞を資源ごみに出してしまったわ~と、載ったのを確認できず後の祭り。

12月7日は、小松で講習会があったので、婆様の2日分の食事を作り、自分もバタバタと朝食を摂って出かけたので、新聞はお悔やみ欄のチェックだけしかしていない。
その日はホテル泊りで、翌日の朝食時にMちゃんとSちゃんと会長とテーブルを囲んでいた時に「新作発表!」と、スマホを見せたので、少なくとも3人には見てもらえたことになる。
翌日帰ってから、12月8日の新聞だけ見て廃棄したので、結局12月7日はスルーした。


この大判焼きは、通勤途上のタイ焼き屋さんで買った。
寒い日で、夕方道のわきに車を停めて、新聞紙に包まれたのを抱えて出てくる客を見たら急に自分も食べたくなった。
たったひとつ買うのは気が引けるので、めったに寄らないが。

父が寝たきりになって病院にいたときも、たった一つを買った。
「太鼓焼きが食いたいなぁ」と、言ったからだった。
流動食に近い食事になってから、看護師に内緒で少しずつ口に入れていたが、やはり喉につまらせないかと心配になって、ほんの一口しか食べさせられず。本当は、がぶりと食べたかったのではないだろうかと思ったことだった。

たったひとつを、白い小さな袋に入れてもらって冷めないうちにがぶっと食べるつもりだったが、何となく半分に割って、誰も相手がいないのに半分この言葉が浮かんで、皿に入れてから、「そうだ!描こう」と思った。
しかし、単純すぎてなかなかそれらしくならなくて、色を重ねていくうちに大判焼きはすっかり冷たくなったけれど、そのうち誰かと一緒に食べたような時間が持てたような気になった。
最後はお茶を入れて、電子レンジでチン。
今度はタイ焼きを買ってこよう!!






一服

2024-12-31 | 暮らし
去年今年貫く棒のようなもの
(こぞことし つらぬくぼうの ようなもの)
高浜虚子

時を追いかけているのか、時が追いかけてくるのか、とにかくさらさらと流れを止めないのが時間。
その中で、掃除の手を止め、家事の合間を縫って、一服。
盆手前。
菓子のかわりに干し柿を。
今習っている先生は表千家だ。
若いころ会社で習っていた時は、弓道の先輩で裏千家だった。
どちらも作法は大きく違わないが、お茶の点て方が違う。
裏はしっかり泡立てて、のの字を書いて真ん中をふっくら盛り上げる。
表は香りを楽しむため、あまり泡立てない。
どちらかというと、泡立てて黄緑色がふんわり盛り上がるのが好きだ。
どちらにしろ、この静かなひとときがいい。
外はどんよりと雲がたれこめ、大きめの鳥が庭の木に2羽。
南天の実を食べつくしたのは、この鳥たちかな。


ちょっと前は赤い実がたわわについていたのに。


外がチチ・・とやたらうるさいので出てみると、電柱に数えきれないほどの雀。
この雀が赤い実を食べた?
穏やかな一服のあと、再び忙しない現実が・・・
日本野鳥の会の方。数えてください。
車のロックを解除した音で一斉に飛び立ちました。




師走だ!しわすれはないか?

2024-12-30 | 暮らし
婆様が買い物に連れて行って欲しいというので、買い物へ行くと、正月前と感謝デーも重なって、レジは長蛇の列だ。
白菜4分の1を買う。高い!ブロッコリーも258円!
野菜の高いことと、人の混みようにうんざりしてしまう。
しかし、95歳の婆様は果敢である。
カートに杖を放り込んで、約1時間カートに山ほどの買い物をした。
私は自分の買い物を一旦車に入れてから、婆様を迎えに行き、長蛇の列から救い出しセルフレジに向かう。
買い物袋一袋には入りきらず、用意してあったもう一袋に入れると、初めの一袋をカートに載せようとする。
すべてのバーコードを読まさなくては途中で袋を移動させてはいけないと思うのに婆様は外そうとする、私はジェスチャーでダメダメと手を振る。
耳が聞こえないので意味が分からない様子。
ようやくの事で完了。
本当は花屋に寄って正月用の花を買おうと思っていたが、とにかく早く婆様をうちに届けたかった。
何か買い忘れがあるような?



看々臘月尽(みよみよ ろうげつ つく)

2024-12-21 | 暮らし
今日は今年最後のお茶のお稽古。
床の間の掛け軸は「看々臘月尽」
読めなかった。
先生より説明があり、ろう月とは12月の事で、みるみるうちに月日は過ぎ去っていくよという意味。
師走のこの時期にふさわしく、もう一つ突っ込むと人生の臘月になっていく自分が、この後、どう生きていくかということも考えさせられる。
「ぐずぐずしていると命がなくなるぞ」なんて解釈があったりするが、年老いた身の上の人に何をしろというのかとなる。
お茶を一服頂きながら、こんな時間を持つことも大切なのだと思ったりする。

孫たちをみていると、忙しく習い事や勉強、受験、部活・・と、本当に休む暇もなく行動している。
年を取ると、こなす量が減るけれど、それなりに忙しく身を削っている。
のんびり過ごすことが罪悪のような気持になったりする。
予定が入っていない日が不安だったりする。
あれっ?今日は何もなかったっけ?と。
健康で日々を送るだけでいいと思うよ、と思いつつも予定を入れてしまって、また忙しい日を送る。
大切に生きるということは、忙しく暮らすということではなく、無理をせずに身体を大切にということも考えてもいいかもしれない。

今年もまた暮れていく。



金盃と銀盃

2024-12-09 | 暮らし
物が増えすぎるので、時折、整理しなくてはならない。
よく言われる「箪笥の肥やし」は着物だし、「押し入れ」の奥に入ってしまうものは「無用の長物」。
居間のクローゼットは収納スペースが多く、ついついそこに入れてしまう。
たまに点検し無用の長物を見つけて処分したい。
殿の金メッキの盃が出てきた。
会社の系列のスカイホテルでの催しで、得意げに持ち帰ってきたのを覚えている。
この箱書きから豪快に吞んだであろう殿の姿が浮かぶ。
何でも横綱はそうそういない。
ふっと笑えて大事に元に戻した。
思い出の品は慌てて捨てなくても良いと思う。これは大切なもの。



さて、今年表彰された時に頂いた銀盃がある。
今どき銀盃を頂いて喜ぶ人っているのかなあと、せっかく頂いたのに申し訳ないが思ってしまった。
会社にいた時も、永年勤続表彰で銀杯を頂いた。
その時もどこかの食事券でも、商品券でも、カタログで選ぶのでもいいので、使えるものが欲しいと思ったが、それはどうしたのか記憶がない。
とりあえず、目の前の銀盃を見ると、保証書に「純銀 99.9」「63g」とあった。早速、質屋をしている同級生にLINEした。
「今は、金も銀も高くなっているから、それなりの金額で売れると思う」とのこと、金ならその100倍だって!
結局、県から頂いたのに換金するなんて何という失礼なと思ったが、娘たちもいらないだろう。
弓道連盟からの花束とみんなの拍手のほうが、何倍も嬉しかった。

盃は持っていてもどうしようもなく、思い出にもならない。
それどころか、頂くまでの経緯を思い出すことの方が悲しい。
思ったより高く買ってもらえることとなった。
美味しいお菓子を持って、同級生の元へ。
コーヒーを入れてもらって、よもやま話をして、手数料は端数でいいとのこと。優しい❤