まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

ガラポン

2022-05-27 | 山歩き
買い物をして、時々ガラポンに当たる時がある。
白の玉ではなく、違う色が出ると、ガランガランと鐘を鳴らされると恥ずかしい。大きいのはジュースのケースが当たった時。
また、イオンでその日の買い物のレシート分の金額券がもらえた時。
あれは、殿とお盆の食料品を買った時だ。
お盆でみんなが集まるので、殿が威勢よく、うなぎや刺身など高額なものを「買え、買え・・」と、言い2万円以上になった。
ガラポンの係の人に「本日の最高額です!」と、言われたことがあった。

さて、元気村で「地元の醤油の味付けせんべい」を、娘たちと食べようと2袋買った。
地元産の野菜も買ってレジを済ませると「レシートでガラポン出来ます」とのこと。
入り口で、そろりとハンドルを回すと、珍しく紺色の玉がぽろり。
ガランガラン!!何がもらえるのか!
と、「はい」と、手渡されたのは、醤油せんべい!!2袋買った物だった。
「わー、同じ」と、言うと、買い物かごにあるのを見て、係の人たちがのけぞって笑った。

笑いながら帰る途中、あ、今度友達に会うのに、神様が持って行くように計らったに違いない。
他にお土産を用意していたのだが、追加の富士菊醤油のせんべい。
何となく、顔がほころぶ。


飛ぶ夢をみない

2022-05-27 | 山歩き
月の半分しか働いていなかったのに、いろいろな理由があって、このところずっと週休1日というのが続き、残りの1日は、姑をかかりつけの病院へ連れて行き、午後は自分の歯医者と草むしりという全く働き詰めな毎日。
若い時でも週休2日だったのに。
この歳で9時~5時の仕事はちょい疲れる。

別にお金に困っているわけではないので、この辺で悠々自適もいいのだけれどと思うが、かといって家にこもっているのもなあと思う。
しかし、残りの人生そう長くないのに我慢して働くなんてまっぴらだ!!と、思いながら、ぐずぐず仕事へ行って、知らん顔して働く毎日。
まあ、たいした仕事でもないのだが、人に気を遣うことが疲れる理由かもしれない。

それでも、火木土の週3回の稽古は楽しいので休めない。
それどころか、仲間とあーだこーだと言って、あっという間に時間が過ぎ、疲れが吹き飛ぶ気がする。
夜8時からの稽古が終わると帰りは10時で、風呂へ入って寝るのは12時になる。
おかげで、ぐっすり眠るのだが、どうもおかしな夢を見るようになった。
それは、わたしの脳がおかしいのか?

TVで、「睡眠」は進化に必要だと話していた。
織田裕二が出ていて、殆ど終盤で話の内容は分からなかったが「空を飛ぶ夢」について語っていた。
彼は、着地に関してどうするか考えるのだそうだ。
わたしはぐんぐん空を飛ぶ夢をよく見ていた。
むささびのように手を広げていたと思う。
町の上空を平然と飛んでいた。しかし、最近は見なくなったなあ。
そういえば「飛ぶ夢をしばらく見ない」と、いう映画があったような気がする。中身は知らないが。

久しぶりに飛んでみたいと思ったが、飛ぶと疲れるなあと思ってしまった。
それに、うまく飛べずに落ちる夢もみたくない。

飛ばずに、泥のように寝るのが一番だ。


お寺の看板

2022-05-21 | 山歩き
お寺の前に看板があり、そこにいろいろ書いてある言葉を紹介している本がある。写真入りで面白い。
「おまえも死ぬぞ」とは、お釈迦様が言われたとか。
「男は度胸 女は愛嬌 坊主はお経」
このことを職場で話したら、「坊主も どきょうだろ」と、言われた。
なるほど、「男は度胸 女は愛嬌 坊主も読経」こちらの方が面白い。
しかし、男女の差別をやかましく言う昨今。
女は愛嬌と言いうと、若い方に叱られそうだ。
それに、女の方が度胸がありそうだし。

人が飛んでいる?

2022-05-20 | 暮らし
近くのコインランドリーのそばを通りかかって、空に不思議な光景を発見。
戻って、コインランドリーで車を停めてスマホで撮った。
まるで空飛ぶバイクに乗っているように見える。
しかし、同じ場所から動かない。あまり視力が良くないので、様子が分からず娘にラインを送った。

やはり飛んでるね。何だろう?人か?宇宙人か?空中人間か?
電気関係の職場に行っている娘が言った。
電線の点検だろうと。
ネットで、「電線の点検工事」を検索したら、はっきりした様子が分かった。
わたしの写したのは、電線が薄く写っているのがはっきりみえず、空中に浮いているように見えたのだ。落下防止のカバーが下にある。
しかし、危険なお仕事だこと。
すごい。怖い。高所作業の方に敬礼!!
空飛ぶバイクではなかった。




富士写ケ岳

2022-05-11 | 山歩き
驚くべきことに、わたしは昨年の4月19日に、弟と寺尾観音山に登って以来、何処へも登っていない。父母が年老いてから登った山をUターンしてきた弟に紹介したくて、仕事帰りに登り25分、下り20分。
これは登山ではないね。

全くどこへも行かず、ひたすら弓の稽古をしていたということにしておこう。
で、今回は京都のうちひしがれた私に、金沢の山友Cさんからの誘い。
二つ返事で即決まった。

5月10日晴れ。1年ぶりに登山靴を履いた。
出発時間は9時半我谷登山口。登山としては遅い時間だが、これが良かった。
少し早めに着いた私の前に、福井からのバスで20人ほどの団体が登って行ったからだ。そのバスが移動したところへ駐車できた。
他に車は10台ほど停まっていたので、少なくとも30人以上は登っていることになる。これでは、頂上でのお昼は満員だろう。

登り口の看板が立派になっていた。
以前は小さくて、登り口の急坂を見落としてしまいそうだった。


まずタニウツギが、私達を出迎えてくれた。
積もる話をしながら、しんがりのわたし達は誰に遠慮もせず、話しながらゆっくりと登った。
それでも、汗が出てくる。
そういえば、若者たちは半袖半ズボンだった。


ガマズミ  「あ~、可愛い」と、女二人の登山は、花の前で何度も足を止める。


いつの間にか中間地点だ。
ひとりで登ると長い道のりも、誰かと登るといつの間にか登れる。
「早く行きたければ、ひとりで行け。遠くへ行きたければ仲間と行け。」
と、誰かが言っていたな。誰だっただろう・・と、考えたが忘れた。


きゃ~、あきらめていたのにシャクナゲだ!!




もっと早く来れば見事だっただろう。
しかし、いつもシャクナゲの見頃は弓道の稽古で佳境に入っている頃なのである。
コロナで中止していた京都での大会や審査が再開され、5月連休の弓三昧に向かって、稽古というより休みを取るために、仕事をしているのである。

さて、木洩れ日のブナ林の気持ちの良さ。
ここへ来ると、体中デトックスされる気がする。


頂上から団体さんが下りてくるのとすれ違う。
案の定、頂上は静かだ。
深田久弥氏の方位盤の向こうにちょこっと白山。



頂上で白山が見えれば最高のご褒美。
う~~ん。あの枝ちょっと邪魔だなぁ。こうかな、こっちかなと、ひとしきり白山の景色に向かい合う。



昼食タイムは頂上貸し切り状態になる。
Cさんが、コンロで湯を沸かしてくれて、熱々の味噌汁とおにぎりは格別だ。
筍煮も頂き、豪華な昼ごはんとなった。

チゴユリ


ツクバネウツギ





花々を見ながら、中間地点で、今度はコーヒーとおやつ。
どこかの喫茶店でコーヒーとケーキも悪くないが、山でのコーヒーは贅沢な時間だ。
ゆっくり登山もいいものだ。
橋を渡り終えて安全登山に感謝。


帰りは別所温泉でほっこり。
山と温泉が近くにあるのはいいもんだ。
ついでに、風呂上がりの牛乳がまたいい。
この自販機は牛乳瓶を掴んで下りてくる様子がかわいい。


そして、この日はミーティングなので、夜8時から弓道の稽古へも行った。
当然ながら、バタンキューで深い眠りに落ちた。
感謝の一日である。Cさん誘ってくれとありがとう。


弓の取り違え

2022-05-05 | 弓道
3年ぶりの京都審査。
緊張が高まるが、この日の為に稽古をしてきた。
どんな結果になるかは考えず、精一杯やり切ることを心に誓い臨んだ。
道場の先輩や仲間に報告できるようにと。
しかし、そこには、運命の女神さまが、再びわたしに修行をしなさいと課題を与えた。

わたしは、おう前で、皆を正しい本座と射位に着けるよう責任を果たすべく気合を入れて入場した。
三歩出て曲がったところで、入り口が騒がしい。誰もわたしに付いてこない。
2番の人が弓を取り違えたようで、出られなくなったのだ。
とっさに、わたしは係員の顔を見て「戻りますか?」と、いうような形になった。係員はうなづいたが、どうしようもない展開に、仕切り直して出直したが、もうこの時点で、私達は評価外だ。
残念な気持ちになったが、やるべきことはやろうという気持ちで引いた。

わたし達の前の立の人も、矢がないと騒いでいたっけ?
出番に間に合って事なきを得たようだったが、まさか自分たちの立で事が起ころうとは。
大会でも審査でも、似たような弓や矢があるので、気をつけなければならない。人に迷惑をかけてはならない。

気がそがれたが、ここできっちり中てたかった。

動揺せず、戻らずに本座迄行くべきだったかもしれない。
そこで皆が来るのを待って、跪座に入るべきだったか?考えたが、どちらにしろ、この立は揃わないのでアウトである。
甲矢は7時に抜け、乙矢は諦めで力が抜けたせいかじっくり狙って的中した。

亡くなったY先輩も、京都で出番に弓がなくて探したが分からず引くことが出来なかったことがあった。
誰かが持って行ってしまい、後でその人に結構怒りをぶつけていたように思う。
わたし達は、弓を引くことが出来たのでまだましかもしれないが、このお方、前に他人の矢を取り違えたとも言っていた。常習犯ではないか。

いずれにせよ、不運である。
他人事と思わず道具を見張るぐらいの気持ちで出番に臨まなくてはならないと思う。持っていかれるのも困る。

帰りは、Kさんと地下鉄で帰った。歩け歩けの道中だった。
ようやくサンダーバードに乗り、反省の缶ビールで乾杯。
緊張が解けた後の気持ちは格別で、フルマラソンを走るKさんに、マラソンと審査とどっちがいいですか?と、聞くと「どっちも嫌・・」と、笑っていた。
事の顛末を語ると「それはねぇ。不運だったねえ」
しかし、甲矢が逸れたことは自身の反省なのだ。
そして、早くこの位置から逃れたい。。。

次を目指そう!!歩みを止めるな!!
何があっても動じない強い自分になりたい!!


安宅住吉神社

2022-05-01 | 弓道
久しぶりに安宅住吉神社へ行った。
講習会の打合せで、ラインのやり取りをしているうちに直接話をしたくなって弓道場へ出向いたのだ。
せっかくなので、出向きついでに弓を引くことにした。
何年もこの道場で引いていない。昔は安宅の大会に、加賀市のみんなでブルーシートを敷いて場所取りをし、まるでピクニックのようにお昼を食べていた。
そのことが、ちょうど映画のシーのように思い浮かび、すっと多くの人が亡くなったことに気づいた。
Yさん、Mさん、Aさん、そして夫であるS。
年を取り弓を辞めてしまったMさん夫婦。と、あれれ・・残った者の方が少ないではないか。
今は後輩が育ち、過日はささやかに弁天さんで花見の会をした。
そのメンバーがブルーシートを敷いてここへ来るのはいつのことになるのか?

社務所の手前に弁慶の像があった。
有名な勧進帳である。
先日、弁慶が大谷翔平より背が高かったということを知った。
真実かどうかは分からないが大きかったことは確かなようだ。
ちなみに義経は147cmとか。



さて、弓道場の後ろにある大木は以前より育っているように見える。
話によると、根が張って灯篭が倒れかかり土台を補修したそうだ。


6番の的前に立つと、木の幹をかすりそうな気がするが、過去に試合でぶつけた人はいないそうだ。
緩むと前には行くが、後ろへあまりいかないとは知りつつも、少し怖い感じがしたものだ。


神社の杜は良い空気が流れている感じがする。