交流分析の講義が最終日を迎え、先生であるまゆみさんと打ち上げの後泊まることにした。
まゆみさんとは弓を担いで、いつも「女だから漫遊記だ」と電車で揺られ、岐阜だ名古屋だ京都だと弓道の昇格審査を受けに出かけたことが思い出される。
生憎、この日体育協会のスポーツ指導員の講習会と重なり、午前は武蔵が辻の交流文化センター9時から11時45分まで、午後は総合スポーツセンターで1時から5時20分まで講義。午後は長くて気を失いそうになった。午後に落ち合った旦那は、最初に気を失っていた。心筋梗塞とかではなく健康的な気の失い方で、いびきをかかないか心配だったが、後半は積極的にメモをしていた。フェアプレイ宣言を含む「暴力行為根絶」と、心理学の中で、人格改造の話は怖かった。
終了するやいなや、今度は片町へ旦那に送ってもらい、5時30分より「五郎八」で、勉強仲間と先生とで11名。全くの女子会。
こういう勉強は女性の方が興味を持つのかもしれない。職業柄、看護師やカウンセラーの方が受けるということも女性ばかりになった理由のひとつではある。
11名の女子会は、話が縦横無尽に広がり、中間に座っていたわたしは、右の話も、左の話も興味深く、耳はダンボ状態。皆、その道のプロなのに自分のこととなると、うまくいかない夫婦仲や、家族、職場の悩みがあるのである。が、逞しいのは女性なのだ。