主人と孫を連れて、CAN BUSで市内を回ることにした。夏休みなので、バスに乗りたいという孫の希望と、4歳のkenの行動が心配なので、この企画にした。前に山周りをしたので、今回は海周りだ。
加賀温泉から出発する。平日なので他に客はひとりだけだった。まず、鴨池観察館へ行く。夏には鴨はいないので、人っ子一人いない。そのことで、館内の案内の人が代わる代わる説明してくれて、館内で結構遊んだあと、鴨池のふちの田んぼへ降りて、虫を見て回るのもよいとのこと。さっそく、捕虫網と虫かごを借りて、田んぼまで降りると、湿地に住む虫たちが、いるわいるわ。
ふたりとも大喜び、ぎんやんま、糸トンボ、ばった、しじみ蝶を捕獲した。きれいなアゲハチョウは美しくゆらゆら優雅に飛んでいたので、鑑賞するだけにした。
虫たちを館の人に見せた後、夏空へ解放。充分遊んで、次にフルーツランドへ向かう。
フルーツランドでは、ソフトクリームを各自の財布からお金を支払って、別々におつりをもらう。私たち夫婦もその後で注文すると、「お支払いは別々ですか?」と、言われてしまった。
ここでは、遊ぶところもないので、外の芝生のところにある木に登って、ひとしきり猿になっていた。次のバスまでの時間、蝉を探したりして時間をつぶす。
尼御前で食事を終えて午後、自分たちのほしい恐竜のおもちゃを買って、次のバスを待つ間、石垣に登っている。ちっともじっとしていない。すごいパワーだ。が、さすがに4歳のkenは、バスに乗り込むと、すぐに椅子に横たわる。他に誰も客がいなくて良かった。
次に到着したのは、爺さんの希望の片山津の総湯。新しくなってから初めて行く。田舎の温泉という感じがしない。女性の風呂は潟が一望出来て素晴らしかった。日によって、男女が入れ替わるらしい。しかし、次のバスまでの時間を持て余してしまった。ここでは、のんびり足を伸ばして休憩する場所がない。幸い、パーラーが休みだったので、そこでしばらくのんびりして、外の潟のところを散策したが、暑い。せっかく温泉につかったのに、また汗が出てきた。
無事に加賀温泉に着いたのが4時頃だった。今度は、車の中でお兄ちゃんが耐え切れず眠ってしまった。
加賀市内でも充分満足できる一日だった。しかし、暑い。