弓を引きながら、心気の働きについて考える。気は技に優先するとよくいうが、確かに8割がたは気が勝つのではなかろうかと思う。
呼吸を考えながら、同時に気というものの大切さを思う。
気のつくことばは多い。そして、日常茶飯事気を使っている。
まず「元気?」の気。
気が抜ける。気を入れる。気合だ。気をつける。他人に気を使う。
気をそがれる。殺ぐと書くのか、削ぐと書くのか。
弓を引きながら、心気の働きについて考える。気は技に優先するとよくいうが、確かに8割がたは気が勝つのではなかろうかと思う。
呼吸を考えながら、同時に気というものの大切さを思う。
気のつくことばは多い。そして、日常茶飯事気を使っている。
まず「元気?」の気。
気が抜ける。気を入れる。気合だ。気をつける。他人に気を使う。
気をそがれる。殺ぐと書くのか、削ぐと書くのか。
早気を治すために、頑張っていたら、離れなくなり、次にびくがきて、まるで「癖射のデパートだ」と、思ったが、デパートのように高級感があるわけではないので、マーケットなのだろうと改めて思った。
会で息が止まっているのではないかと思うので、呼吸を考えていたら、息が詰まってきた。
息詰まる戦いならよいが、行き詰る射。
しかし、日々もっとよくなりたいと願うことは大切なことだと強く思う。時折、今更だんだん年をとるのだから、などと向上していかないことに、言い訳をしてはならない。
昨日BSで観た金沢の芸妓の、峯子さん83歳と乃莉さん77歳の全国でも有名と言われる「一調一管」(笛と鼓の芸)は素晴らしかった。観客からの喝采を受けながら、舞台から降りて「最悪・・出来が悪かった」と、次にはもっとよくなるようにという気持ちが込められていた。
心臓病を患っている乃莉さんと、息が続かないことを悔しがって、なんとかよい音を出そうとしている83歳の峯子さんの稽古は、病気や年を感じさせない激しいぶつかりあいだった。
弓の世界で、「一調一管」にちなんで、「一張一貫」というのはどうだろう。
過日、吉○さんより、「今日からフランス人が弓道を習いたいということでみえるので、是非とも道場へ来るように」と、言われた。行くと英語の教師で加賀市内の小、中学校で教えている22歳とのこと。
しかし、なんでフランス人が英語の先生なのかと不思議に思っていたら、吉○さんの勘違いで、彼女はイギリス人だった。
他の人に言わせると、吉○さんにとっては、イギリス人もフランス人もおんなじだから・・とのこと。先輩の名誉のために、フランス人の男性も来る予定であったので、ごちゃまぜになったということを申し添えます。
彼女をミミーと、わたしたちは呼んでいる。本当の名前は、何回聞いても忘れるからだ。すらりと背が高く、愛嬌があり可愛い。
とにかく、片言の英語で八節や、すり足を教える。女子は立った姿勢は、足をくっつける。と、木○先生は、身振り手振りで教える。その続きに、「Man is 3センチ」と、思わず言ってしまうわたしがいる。なんのこっちゃ。
先輩、日本語も変になってるよ。「トリユミノ シセイ ハ・・・」
道場の中が、刺激的、かつ明るくなる。「おとうちゃん、整体師・・」と、日本語で言う。彼女のおとうさんは整体師らしい。イギリスにも整体師っているんだ。いるよね。
わたしたちが変な英語を使っていると、訂正が入る。来年、国に帰るまでに初段を取らせたいと会長は力が入る。
さて、またまた面白い道場になってきた。
10月15日、土曜午前。アビオシティで昨年のコンビニ殺人事件の情報提供を願うチラシを、弓道の仲間と配りました。
警察よりの要請で、交通安全のボランティアの方々も集まってくれて、総勢100名(警察の方も含めて)で、お客様にお願いのビラを配ると「まだ、犯人捕まらんのかいね」と、言われます。
先輩が亡くなって1年経とうとしています。2ヶ月に1回、わたし達夫婦は奥さんに会いに行っていますが、警察の捜査の進展は聞かされません。先輩の奥さんが普通の日常を暮らせなくなったことに胸が痛みます。犯人はどこにいるのでしょう。絶対に捕まえて欲しいです。
何もせずに日々が過ぎていくことが、悔しくてなりません。行動を起こすといっても、何もできないのですが、せめて今回のビラ配りに参加して、そのことがニュースで流れて、忘れ去られないように願うことでした。
そして、TVのニュースでその様子が流れた矢先に、県内のコンビニに強盗3人組が入り、お金をとられたという残念なニュースが入りました。夜間の2人体制に、3人で組んでくるとは、悪質です。
本当は、真夜中の営業をしないことがよいと思うのですが。省エネや、巡回の人手を考慮しても、丑三つ時は人は寝ること。人はいつから眠らなくなったのでしょう。
フゾンへ行きまして、一箱市でkomeさんの写真を買いました。いろいろ探したなかでも、やはり白山の写真に惹かれました。
自分ではなかなか上手く撮れません。早速、玄関に飾りました。パネルにしてあるのがいいですね。これいいなあと思って手に取るのは楽しいものです。
玄関に白山とコスモス。秋真っ盛りです。
ソフトバンクで有名になった一乗谷へ行かないかと誘われた。結婚記念日行事だ。
毎週のように弓道の予定が入っているが、たまにはドライブもよいかなと思う。弓道以外でドライブをしたのは、結婚して数えるほどしかない。いや、殆どないことに気付いた。
「一乗谷にて」というのは、「CMのお父さんの故郷と設定されたことで、今まで誰も来なかったのに今年は大勢来ています」と、ボランティアのガイドさん曰く。
朝倉氏が、織田信長に滅ぼされたあと、この地は埋もれて、発掘が行われてから、徐々に国宝級の庭もみつかり、想像は時代を遡る。
1時間半かけて、殆どのコースを周った。本当に興味深く面白かった。
このあとは、夜の御寿司コースが待っている。
大量の栗を実家からもらった。普通に茹でても誰も食べない。栗のから揚げ、栗のかき揚は好評だが、大量はこなせない。渋皮煮を作ったが、これは、渋皮を傷つけないように剥かなくてはならないので、15個ほどしか作れなかった。
ついに、栗きんとんにチャレンジ。栗を60個使った。鬼皮をむいた時点で手が痛い。渋皮を剥き終わった時点で、2時間経過した。
サツマイモと違って、意外に固くて、裏ごししにくいので、一度マッシャーでつぶしたが、それでも大量の裏ごしは時間がかかる。
裏ごしたあとの栗はふわふわで最高。ここからは午後の仕事。
渋皮煮を載せて出来上がり。
なんとか、おやつの時間に間に合った。1日がかりだ。和菓子が意外と値段が高いということが身をもってわかった。芋と違って、味が上品だ。わたしの口に良く合う。
スティーブ・ジョブスが亡くなった。
わたし達と同世代だ。なのに、はるかに前を行く。その後のアップルはどうなるのかはわたしの考えが及ぶところではない。彼の功績を改めて知りため息をつく。
土曜に松下幸之助のドラマを3週連続でやっている。時代は違うが、その時代の輝かしきヒーローに共通点を見出す。
アウトソーシングだ、内部統制だと言って、物づくりを次代に伝えにくい製造会社。物を作ることは、本来楽しく、達成感のあることだ。何が道を塞いでいるのだろう。
火野正平さんが、自転車に乗って、「人生、下り坂最高!」と、叫んで、坂を下りていく。
朝の番組だ。ちょっといいなと思う。
もう登らなくてよいということ。下りっていうのは、こがなくていいし、楽。
ほんとうは、そう簡単に下れないことも分かっているけど。そんなに、頑張って登らなくてもいいんじゃないかとも思える。
が、しかし登らなくなると脚力は衰えるので、ほんの少し、心臓に悪くない程度に目標を定めて進まなくてはならない。今年も、もう一回、昇段審査を受けようか・・とか。そういう、軽い気持ちでは前へはいけないが、少なくともずり落ちるのを防がなくてはならない。
そんな折、高校生の弓道審査の審査員になって出向いた。模範演武をしなくてはならない辛さ。下り坂を楽ーーーと言って下っていられないのだ。
そして、下りきったらどうなるのか。
まだまだ、上る坂があるということは、若いということか。