まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

土脉潤起

2011-02-22 | 暮らし

暦では19日から雨水に入り、2月20日は、土脉潤起(つちのしょう うるおいおこる)というそうです。あるいは、土脈潤起 どうみゃくうるおい おこる と書いてあるものもあります。

どちらにしろ、雪が雨になり、いよいよ春の兆しということです。

この日の、午前11時、娘が女の子を産みました。もうひとりの娘は男の子ふたりなので、女の子の孫が増えました。とにかく、五体満足で一安心です。

陣痛の間、自分の痛さが人並みなのか、ひどいのか分からないので、どこまで我慢しなくてはならないか分からないと娘が言いました。「体温計みたいに痛い度計があれば分かるのに」などと、気を紛らわすために話していました。

ベッドの傍らに機器があり、数値が赤と緑で表されていました。はじめは血圧かと思ったのですが、120と20が、それぞれ130になり35とかになるので、血圧ではないなあと思い、看護師さんに小声で聞いてみました。赤ちゃんの心拍数と、陣痛の強さだということです。

これこそ、痛い度計ではないですか。医療の進歩ですね。陣痛の値が40くらいになると痛そうで45まであがると、手を握りしめました。

とにかく、よく頑張りました。安産とはいえ、女性は命をかけて新しい生命を生むのです。

わたしが娘を産んだときも、対面したときの感動は、何にも勝るものです。

そして、娘も同じように感動のときを迎えました。

すべてのものに感謝し、ありがとうという言葉が自然に出てきます。


ストレッチ講習会

2011-02-16 | 弓道

体育協会主催のストレッチングの講習会があった。

体育協会全体で80名の出席。

弓道の場合、静的な動作なのでストレッチがおざなりになる。なおざりな時もある。そんな反省もふまえて、先生の説明は新たな知識として得ることができた。

肩関節周辺のストレッチや、足の裏三点を意識すると身体がびくともしない。これは使える。

一緒にストレッチをすると、だんだん温かくなり汗がでてきた。アップ後はクールダウンの方法となったとき、一緒に行った弓道仲間が「弓自身がクールダウンみたいなものや・・いつ、アップするんや」と、言う。

ううっ、可笑しくて、せっかくほぐれた肩関節がつまりそうだ。


エンゼルランド

2011-02-15 | 暮らし

スポーツのシーズンオフは、基礎体力をつけなくてはならない。

道場でせっせと稽古をすることは大切だが、わたしたち夫婦は、シーズンオフには、家族サービスで体力をつけることにした。

孫たちと春江にあるエンゼルランドへ行く。

彼らを抱いたり、一緒に遊具のところで遊んだり、宇宙の体験をしたり。

結構体力がいる。月面の体験ができるところでは、体重制限があり、80キロ以下とある。

かろうじてOKが出ただんなは、孫に「じいじ、飛んでないよー」と、いわれつつ頑張っていた。ブランコにシートベルトをつけて、立ち上がると何倍も浮くのである。ここで、胴造りはできないだろう。

宇宙服を着た2歳の孫。この子達が大人になる頃は、どんな宇宙状況だろう。

 


武士の家計簿

2011-02-14 | 映画

やはり地元金沢が舞台なら、観ておかなくてはならないだろう。

倹約の極意が見られるかもしれないというわたしに、だんなは「観にいかないことが倹約や・・」と、言っていたが、ただの券が4枚も手に入った。これでは、断れないだろう。

実家の両親に電話すると、三度のめしより映画好きの父は、行きたくてうずうずしていたらしい。大雪になった日にも、御経塚へ運転して行きたい様子だったとか。しかし、年も年だし控えていたようだ。

わたしの誘いの電話で、ふたつ返事だった。おまけに、上映時間をリサーチ済みで、10時か12時45分からか・・と、即言葉がかえってきた。しかし、父の意に反して少し遅めの10時50分、金沢コロナにした。

結構年配の人が多かったので、両親は目立たずにすんだ。

見覚えのある金沢城が何回も映し出される。堺雅人の表情は好きだ。ほろりとくるシーンがあり、母も十分満足してくれた感じだ。父は、「レッドクリフ」以来映画を観ていなかったという事をしきりに話していた。レッドクリフは、自力で観に行ったという事を強調したかったのだろう。

天気も珍しく良くてよかった。駐車場から館内に入るにも時間がかかるのだ。杖をついて歩く父は、ここ2,3年でぐっと歳をとった気がするが、映画を喜んでくれる間は大丈夫だ。


偶然の喜び 弓道編

2011-02-09 | 弓道

今朝のラジオで、月尾さんが興味深い話をしていた。

発見は偶然から起きたという、レントゲンのX線とテフロンと電子レンジの電磁波の発見だ。

レントゲンは、真空管に高電圧をかけて実験をしている時に、光が漏れるので、真空管と蛍光紙の間に1000ページもの厚さの本を置いたが、この光は透過した。そこでレントゲンは、この光に「正体不明」という意味で「X線」と名附けた。

冷媒開発の研究中に、一晩置いてあったボンベを使おうとしたら空になっていて、重量が変わらない。それを切断したら、ワックス状の物質がボンベの内側に付着していたのが、テフロン。

電磁波もポケットに入れていたチョコレートが溶けていて、もしや料理に使える・・と。

こういう発見や偶然の出来事は、人類の進歩であり、ためになることだが、なんでもない偶然は個人的に、にんまり笑うだけだ。

名人ではないので、練習中の中たりの偶然現象は楽しい。しかし、この偶然は人類を救いもしないし、何かを生み出すわけでもない。つくづく弓道はむなしいものと思うが、自身の小さな喜びは生きていくうえで必要なことだ。

縦一列に中たり、上から見たら1本に見えた。

 

 

 


孤立状態

2011-02-08 | 暮らし

実家の様子を見に行くと、年寄りの二人暮らしでは雪かきもままならず、小屋の裏にあるしいたけ栽培のところへも、父は膝が痛くて足があがらないとかで行くことが出来ない状態だった。ここには、雪をかぶっていたが結構しいたけは出ていた。前に、孫たちにたたかせた木である。

雪を踏んで山の上のしいたけも見てきたが、殆ど出ていなくて、山歩きをしただけだった。

しかし、大雪になると自分の家の周りが落ち着いてから、実家の様子を見に行くことになるので年寄りの二人暮らしは心もとない。除雪車が家の前まで来ないので、車を出すことができなくなる。こんなとき、もし具合が悪くなったらとか思うと、心配になる。

翌週は晴れたので、なんとか息をつけたが、春が待ち遠しい。

 


遭難車を救え

2011-02-01 | 仕事

昨日は朝から、電車は止まった、高速は敦賀で動かないということで、出荷の担当と運送会社は大わらわだった。

わたしのお客様も、営業も心配して電話をかけてくる。トラックが立ち往生。

前日に、こちらへいらしたお客様も、飛行場で足止めをくってホテルをとる。

みんな一晩の雪に振り回される。出社途中、若い子が何人か、事務所の前で雪かきをしている横を通り過ぎるとき、「おはようございます」と、挨拶を返したとたん滑って笑われた。後で聞いたらその場所で、5,6人ころんだそうだ。

雪は膝以上に積もっていた。「かんじきを履かなくては・・」というと、みんなが「きゃー古い」と、言いつつ、若い子も知っていると言うことは、やはり雪国だからか、単に物知りと言うことか。

職場の前では、男の人が遭難した車の救出をしていた。