まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

実業団弓道大会

2009-04-26 | 弓道


雨がひどかった。
こんな日に、鶴来まで弓を引きに行くとは酔狂である。
しかし、出かけると酔狂仲間はたくさん来ていた。
安土の幕は風でばたばた揺れる。雨はやまない。

午前中は勤労者大会で、会社名を背負っての出場。
3チーム9人のメンバーで、我が社は人数は他社に負けないが、
肝心の中りではやや及ばず。

午後は、実業団大会が行われた。
これは、色的で点数制の県内唯一の試合。
中りが悪くても、真ん中を中てれば一挙に逆転できるのである。

真ん中は10点、緑は7点、赤は5点、白は3点。
わたしは、殆ど3点のところばかりで、最後の回では4射皆中したが、点数3/3/3/5で、14点だ。
同じ会社の○谷君、1年に3回しか弓を引かない。
勤労者の大会に会社の弓道部で出るときだけだ。
その○谷君が、初めに3本で10/7/3が出た。
結局、最後まで調子良くて、個人優勝してしまった。

さぞかし、日頃の努力の賜物と茶化されていた。
この色的大会は、番狂わせがあるので結構楽しい。
彼は、高校以来からの久々の個人優勝とのこと。

これを機会に、弓が面白くなって、続けてくれればいいなあ思う。





残念な草薙君

2009-04-24 | 暮らし
鳩山さん言い過ぎと思います。
大事な席で、酔っていた中川さんとは違います。
ご近所に迷惑をかけましたが、私たちは見ていません。
マスコミの人ですから大変です。
昔なら、近所の婆さんが
「あこの兄ちゃんかわいそに。狐か狸にばかされて、蛇と添い寝をせんでよかったぞいね。あんたは、化かされんようにんねぇ。」と、孫に言って笑うのです。

CM降板とかは仕方ないけど、「絶対に許せない」って言葉、その刃は次に自分に向かいますぞ。怖いですぞ。
マスコミには、狐や狸以上に妖怪がいます。
政界は、妖怪だらけですぞーぃ。
(ちょいと前に、時効警察にはまって、言葉遣いが変です。)

追伸
うちの姑さん。
「かわいそに、パンツだけでも履いとりゃよかったんやに」と、
婆さん、スマップファンです。

走る弓道人

2009-04-19 | 弓道
加賀市で、日本海健勝マラソンがあった。
わたしたち弓道協会もボランティアに狩り出された。
第一給水所で小塩辻の角。

先日の講習会で、黒さんがフルマラソンを走ると聞いていた。
走る弓道人はあまりいない。
わたしたちは、道場の出入りくらいしか移動はないのだ。
後は、じっと引くだけ。それも、数分の戦い。
フルを走るなど恐ろしいことだ。
車で金沢へ行くのも嫌なのに、同等の距離を走るなどと。

給水所で、ちょうど私がカップを持ち上げているのを持ち去って互いに声を掛け合うことが出来たが、なかなか折り返し後戻ってこない。
でも、きっとゆっくりペースで走ると言っていたので絶対に完走を信じていた。

大したもんです。
折り返し第一給水所を通っていくのを見送った後、先回りして陸上競技場へ出向いた。
ゴールで待つことにした。

ゴールでは、黒さんの走る仲間が待っていた。
互いに写真を取り合い、紹介された。
女性の方は本日のフルマラソンの3位とのこと。

わたしからは走る弓道人でも、黒さんの会社の仲間からは
「弓を引くランナー」とも言えるか。



全力を尽くす人の人生に無駄はないというのを思い出した。
ついでに、アスリートの身体には無駄な脂肪がない。




北陸三県講習会

2009-04-15 | 弓道
4/11-12土日をかけての講習会だった。
青森の川村先生。東北弁での語り口がすごくいい。
全日本でも大活躍の先生だけあって、説得力がある。
以前にもいらした時に、長い会と離れの発動に感動した覚えがあり、講習会が待ち遠しかった。
日頃のいい加減さが出て、足運びや礼の注意を受けながらも、講話が楽しかった。
特に、「たくさん失敗したさぁ。失敗が土台になるさ。土台が広くなればいい。積み上げていけるから」という言葉。
「ここへきて、自分の癖を治してくださいって言われてもそんなことできない。自分でみつけてください。自分で苦労してください。人に言われたことは一晩で忘れます。」
「進化してください。わたしも負けずに進化します。」
講習会の目的は、刺激をもらうことだと思う。
北陸三県の称号者が集まっての講習会。
全日本で優勝や入賞した先生方もいるので、それこそ刺激は大です。
「十五間の間で勝負をするな」と、的に捕らわれてしまう心を戒める。
いつも、眼前のものにとらわれ、遠くへ伸びる気持ちを失速させる。
これは、人生そのものの講話ともとれる。
五月の審査に向けて、またまた気持ちを新たに。



節句

2009-04-15 | 暮らし

節目節目に、祝いをする。また、人形などを飾る。
これは大切なことと思います。
節度という基本が崩れて、世の中の箍(たが)が緩んでくるのだと思います。
節句の祝いをしても、身体のたがが緩んでいるのは、締まりませんが、せめて気持ちは引き締めたいものです。


男の子がいなくても、端午の節句には玄関に色紙やてぬぐいを飾っていましたが、今回は、孫二人男の子で、わたしのお気に入り人形も飾れて嬉しいです。
唐子さんの作品が、再び登場です。


虚数の情緒再び

2009-04-10 | 読書
簡単に手に入れられる物より、なかなか手に入らない物のほうが魅力的で、諦められないものだ。
果たして、「虚数の情緒」は、手にとって見たくてたまらず、ついに加賀市立図書館にリクエストした。図書館に買ってもらって何回も借りようと。
数日後、電話があって取りに行くと
「県立図書館から借りましたので、4/17までに返してください。」
厚みは百科辞典並みで、5.5センチあった。



左に開く、まさしく小説ではなく、数学の本であることを再認識した。
当然横書きだ。
この分厚さでは、とうてい4/17までに読めるはずがない。
どなたか、市立図書館にリクエストを出して欲しい。
たくさんのリクエストが出たら、買ってもらえるかも。
それなら、自分で買えばよいと思うが、自分で買うと安心しきって読まなくなる可能性が高い。
でも、読んでいくうちにほしくなる本だ。
巻頭がよい。
「さあ諸君、勉強を始めよう勉強を。数学に限らず、凡そ勉強なんてものは、何だって辛くて厳しい修行である。・・・昔から、楽して得られるものなんて、詰まらないものに決まっている。」と、始まり、いかに勉強が大切か、わが国の知力が落ちていることを指摘し、漢字の重要性をとく。特に書けなくても良いから、読めなくてはならないという。
また、数学を説く前に、独りで考える為にとあり、生き甲斐とは何か、子供は無邪気か、読書の意味、干支と元号、ゴジラの悩み、野球の話、数学も楽しいのだと思える要素がたくさんある。
しかし、読み終えるのには、図書館の期限では無理だ。



大会当日

2009-04-06 | 弓道
4月5日。朝7時にスポーツセンターへ着く。

昨年は加賀体育館だったが、今回はスポーツセンターで広くて仕事がしやすかった。
しかし、設営と片付けは大変だ。



遠的大会で、旦那といい勝負をしていた新婚の○木君が、8射皆中で優勝した。
きっと旦那と仲間になりたくなかったのだろう。めざましい飛躍である。

ねんりんピックのリハーサルも兼ねていたので「おもてなしの心」というテーマの下に、中たりまでおもてなしをしてしまった。


みんなが驚いたのは、巻き藁だった。
ダンボールで四角く作ってあって驚き。
巻き藁台は某○口先輩の作品。
こうなると巻き藁でなく、貼段と呼ぶ。(ダンボールを貼り合せてある)




進行係りに吉永小百合を若くしたような人がいた。



片づけを終えて帰ったのは7時なので、12時間労働してしまった。
さて、この後、たくさんの反省事項を抽出しなくてはならない。
まだ、宿題が残っている。
こんな時は、飲み物を厳選しなくてはならない。
飲みすぎて思考力が低下してもいけない。
何を飲むか考えているうちに時間が経つと言う事もある。



加賀市弓道大会

2009-04-04 | 弓道
明日は加賀市の弓道大会。
今日は朝から準備で、力仕事が出来ないわたしは14名の昼ごはんを調達する係。
6時からサンドイッチと、チラシ寿司を作った。
ゆで卵を包丁で細かくしていたのを、娘がマッシャーを使うと便利と教えてくれたので、やってみると、あっという間につぶれて妙な感動。
ついつい細かくつぶしてしまった。



ちらし寿司は、1升の米が炊き上がるのがいちばん緊張だった。
米が命だ。いつも4合しか炊いていないので、ジャーのふたを開けた時に、すれすれまで米が盛り上がっていたのには感動。
すりゴマをふって仕上げた。
ゴマを入れると大変うまい。
ここから「誤魔化す」という言葉が生まれたのだろうか。
皆が喜んでくれてよかった。



明日の大会は、来年加賀で行われる全国シルバー大会のリハーサルも兼ねているので、加賀のスポーツセンターに仮設の道場を作って、県内から集う300名選手を迎えることになる。

県内の役員も今日は顔を出してくれて、とにかく全員一丸となり、知恵も寄せ合いの会場準備。
明日の成功を祈って。


千本弦

2009-04-02 | 弓道
先日の試合で弦が切れた。
相当使い込んでいたので、切れそうな気もしたが、まだもつだろうと考えたのが甘かった。
後で、どのくらいの耐久力か調べた。
麻弦よりも合成繊維が入っているものは強いし安価だ。
千本引けるから「千本弦」ということからも分かる。
果たして驚きの結果。
矢数をメモしてあるものを確認したら、3000本もったことが分かった。
弓力12キロなので長持ちしたのかもしれない。

弦が切れると試合の運行を妨げるし、気力も切れてしまう。
そろそろ替えなくてはと思う間に時の過ぎることが早くて驚く。

弦が切れなくても、矢を落として飛ばさなかった身近な人もいた。
どちらにしても、若くて強い選手達の引き立て役に枯れ木も山のにぎわいで、参加人数を増やしただけかも。
それにしても枯れ木??


数字のモノサシ

2009-04-02 | 読書
「数字のモノサシ」寄藤文平著
「絵で見る数字の感じ方」という副題です。
身体を使って数字を体感してみたり、脳のモノサシというのを楽しい絵で表わしてあり、数字が苦手なわたしにも楽しく読めました。
できれば、子供にも薦めたいです。

全く、脳のモノサシといえば、どうしてそう考えるか!!と思える人に遭遇することがあります。
今ならあの隣国のミサイル騒ぎです。
あの方達(北の方)は、きっととんでもないモノサシが頭の中にあるのでしょう。
本日は誤報なんておまけつきの人騒がせです。
狂った物差しでみんなを惑わしていますね。

さて、モノサシの話に戻りますが、「限界を超えるとどうでもよくなる」というのにも同感しました。

たとえば「1万円」の予算を持つ人は「9500円と1万円」では迷うけれど、「1万5000円と1万5500円」の違いはほとんど感じないという傾向が指摘されています。
モノサシの目盛りは、限界に近づくほど細かくなり、限界を超えると評価不能になる傾向があるのだそうです。一大事を経験した人が自暴自棄になったり、逆にホトケみたいになるのも、ちょっと納得。(引用)

数字のまわりには面白いドラマや、いろんな考え方がたくさんあって、それが数字のもうひとつの魅力だと思います。(引用)

ずっと数学は苦手だと思っていました。
若い頃にこの本と「虚数の情緒」に出会っていたら、もう少し勉強したかも。
いやいや、今からでも遅くないですね。
数学を学ぶことではなくて、とにかくまだまだ学ぶことがあるということに気づきます。