食べるコロッケではない。
ものまね師のコロッケが、実家で誕生した。自称「自家製コロッケ」。もちろん、父である。
わたしと娘が、父の妹のところへお花を習いに行きだした。娘は、初めて見たSおばさんが、自分の祖父とそっくりだと言う。
わたしは、昔から知っているから、似ていると思わなかったが、たまたま母が作ったかつらをかぶってみたら、似ている。しかも、声色を真似し始めたら、もうたまらない。そっくり。
「もしもし、○○でございます。」「あらぁー、おっほっほ・・」きゃー、あはは・・、もっとやって・・母と、わたしと、娘で笑い転げた。
夫に報告したら、「お前達みんな危ない集団だ」と、言われた。
後日、叔母の家へお花を習いに行ったとき、髪の毛がかつらに思えて仕方なかった。