まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

危険な飲み物

2023-07-29 | 暮らし
暑くて干上がるような日々でも、草は容赦なく伸びる。
日が陰っても暑い。
ほんの20分ほど出ているだけでも暑くて、言ってはいけない言葉を吐いてしまいそうになる。
「くそ暑い」そう、深窓の麗人と呼ばれる者はそのような「くそ」などという言葉を使ってはいけない。
しかし、深窓の・・は、この暑い中、家の庭の草などはむしらないだろう。
なにせ、深窓なのでエアコンの効いた奥の部屋にいるに違いない。
だが、労働した者のみにしあわせはやってくる。
仕事の後の風呂上がりのビールは最高だ。
ついでに、カルピスも好きだ。
それで、ついついカルピスをビールで割ってみた。
これは大変。旨すぎる。
娘にLINEしたら「それは画期的だ」との称賛を受けながらも
せっかく糖質ゼロを飲んでも意味がないのでは?と、自問自答した。
いや、意味はある。
糖質ゼロなら安心してカルピス割できる。
ちなみに、今回は糖質ゼロではないので、危険な飲み物である。
危ない物に惹かれやすいのは人間の性である。
しあわせはここにある。
しかし、明日の講習会が怖い。
着物で熱中症にならないか心配である。
しあわせに浸ってはいられない。
ビールは必ず3分の1ほど後口の為に取っておくのがお勧め。
甘い夢から現実に戻らなくてはいけないからだ。





本当の事

2023-07-27 | 弓道
講習会や高校生の前で分かったような顔をして指導をするたびに、いろんな課題が押し寄せてきて、自分も前にも増して勉強しなくてはならない羽目になってきた。
実際、引いて見せてガンガン中れば、信頼性も信憑性もあるだろうが、口だけではダメだし。
自分で自分にダメ出しをしていても始まらない。
弓道教本第1巻から第4巻までを、改めて拾い読みしながら以前K先生より、鴨川会長のコピーをいただいたものを改めて懐かしく読む。

弓道教本第1巻を、改訂があるたびに購入したので3冊ある。
多くの弓道人もそのように何度か買い替えている。
そして、一番新しいものが一番誤植が多かったのは皆の知るところだ。
正誤表で写真の貼り替えまでしなくてはならない教科書はあまりない。

その中で、一番初めの教本に故鴨川会長のお言葉とサインがあって、これは宝物だと今でも思う。
金沢へいらしたときに、ミーハーのように何人かの女性たちと先生に群がって、書いていただいたのだ。
書いていただくものがなく、咄嗟に弓道教本の中の表紙に書いて頂いた。
「正射徹心」
何の言葉よりも突き刺さる。
そっちを目指しなさいよと仰っているのだ。
根底にこれがなくては何の弓道かというところだ。
本当のところ、ボロボロの始めの教本が一番大切なものだった。



朝顔の成長

2023-07-27 | 
子どもが生まれると、誰もが人に我が子や我が孫の写真を見せたくなる。
そして、そんな小さな孫が成長して、おばばの手を離れると、自分の手で撒いた種の成長が楽しみになる。
6月に撒いた朝顔がいよいよ伸びはじめた。
もともと、nanaの夏休みの朝顔の種10粒ほどだったものが、毎年増えた。
6月の末に紐に絡まり始めた。


ひとつだけこぼれて早く咲いた。


今朝の朝顔。
隣の家の方に向いているので、たぶん向こうの方が綺麗かも。


お隣の駐車場に顔を出す。すみませんねぇ、うちの子が・・・。



朝晩の水やりが楽しみだ。


サツマイモ

2023-07-25 | 暮らし
実がならない、花も咲かないと知りつつ、小さな芽が出てきたので、思わず花瓶に生けたら、少しずつ大きくなってきた。
伸びてくると楽しみだが、暑さで葉が朽ちてくる。
毎日、水を替えて共に暑さを乗り切ろう!!!と、心の声をかけている。


毎日、エアコンをかけっぱなしで何とか寝ているが、体力が弱らないように
暑くても道場へ通って、みんなと一緒に稽古していると元気は出てくる。
汗だくもまたいいが、洗濯物の量が増えるよね。
テーブルの上だけは涼しげだ。

ビアガーデン

2023-07-23 | 暮らし
この田舎町で、ビアガーデンは殆どないに等しいのだが、先輩の家から3分くらいのところに、電気がずらっとぶら下がって、にわか仕立てのようなビアガーデンが登場した。
夕方になると、灯りが点るので気になっていた。
その日、市のスポーツ協会での県体と総体の壮行会が19時からあって、弓道仲間と出席し、帰り際に気になるビアガーデンの話をしていたら、先輩とちょいと引っかけて行きましょうかとなった。
軽く夕食を済ませていたので、生ビールと枝豆というささやかな、本当に引っかけるという感じで、外で飲むのは星も見えて気持ち良く、プラのジョッキはべこべこして心もとないが、暑い日に中身が生ビールなら何でもよい。
2杯目を注文すると、小学生とおぼしき子供がビールを運んできて
「他にご注文はございませんか?」という。
えっ?と、思ったが、ありがとうと礼を言って先輩に尋ねると、小学生のような子供が働いてお小遣いをもらっているという。
もうひとり、小学生らしき男の子がいた。
孫と同じような年頃の子に接待されて急に醒めてしまって早々に帰った。
なんかおかしい。

海の日

2023-07-17 | 暮らし
今日は「海の日」で休日だが、両親は仕事で、お姉ちゃんは中学になると友達と遊びに行くので、ひとりぽっちのnanaと遊ぶことになった。
小学3年生になると、わたしが日頃出来ないことのお付き合いをしてくれる。
まず友達のブドウ園ヘ行ってぶどうを買おうかと出かけたが、まだ出荷前だった。
けれど、ブドウ園を案内してくれて、いかにシャインマスカットや、巨峰を作ることが大変か分かった。
摘果というより、摘粒が大変。勝手に大きくならないとは思っていたけど。
そう思うと、ルビーロマンなどは相当手をかけて育てているに違いない。




その後、フルーツランドで加賀パフェを食べる。
パフェに添えられた冷たい加賀棒茶がとても香ばしく美味しかった。
完全に歳の離れた女子会モード。



車の中で聴いていた歌がbacknumberの「水平線」
「お姉ちゃんと歌っとったよ。」とのこと。
この頃の子供は、この頃の長い歌詞の歌をちゃんと歌うのですごいと思う。
「すごいね~、ばぁばは覚えられんわ~」というと
「音楽会で、ヨアソビのツバメ歌ったんや。はじめは覚えられんかと思ったけど歌えるようになったよ」とのことだ。
「いい歌やよね~、歌えんけど。でもその音楽会って加賀市の全部の小学4年生が歌うんじゃなかったっけ?」
「4年生少ないし、3年生も歌った」
「ほぉ~、やるね~」
人数の多い小学校は、4年生だけで舞台いっぱいになるのだが、小さいところは全校生徒が出てくるところもある。
廃校になってしまう学校もある中、それぞれの小学生が一生懸命歌っているのは感動ものだ。
学童で働いている時、子供達のを見に行ったことがある。
いつも暴れまくっている子供たちが、舞台の上で一生懸命歌っている姿を見ると泣けそうになったことを思い出した。
歌って戻ってくると、やはり悪ガキは悪ガキだったが。
あの頃の小学4年生の孫が高校2年生になったのだから、時の経つのは恐ろしい。
悪ガキたちは、おっさん風になってくる。
女の子はいつまでも女の子で可愛い。おばさんになるまでは。


サボテンの花 ♪ の考察

2023-07-14 | 昭和のど真ん中
財津和夫さんは今までに、たくさんの曲を作り、チューリップとして活躍していたのはもちろん、松田聖子やその他の歌手の曲も多く作っている。
中でも、「サボテンの花」「心の旅」「会いたい」は、泣ける歌の部類だ。
若い頃に聴いた時と同じくらい、心がキュンとしてしまう。
そして、財津さんは素敵に年を重ねている感じがしていいなあと思う。

しかし、つい分析したくなってしまった。

♪ ほんの小さな出来事に 愛は傷ついて 君は部屋をとびだした

ほんの小さな出来事と男性はいうけれど、女性はいきなり小さな出来事で
家を飛び出したりしない。
最近知った、男性脳と女性脳の違い。
女性は、少しずつ心に溜め込んで、ガサガサしたものを引き出しに押し込んでいる。ある日、突然ささいなことで、その押し込んだものが一挙に噴出する。
男性は驚く、たいした出来事ではないのに何で?

♪ 真冬の空の下に

しかし、真冬にいきなり飛び出したら寒かろうし、あとで荷物を取りに行くのもバツが悪かろうなと思う。
一緒に暮らすということは、そんなに簡単に飛び出せないのではないか。

♪ 編みかけていた手袋と 洗いかけの洗濯物

手袋は誰の手袋だったのだろう。
洗いかけの洗濯物は洗濯機だろうと思うけど。
そうでなくては同時進行できない。

♪ シャボンの泡がゆれていた 君の香りがゆれてた

つらかろうね。脱水したら早く干さなくてはしわになるし。
哀しい歌を歌っている場合ではないよ。

♪ たえまなくふりそそぐ この雪のように 君を愛せばよかった

たえまなく愛されたら うっとうしいかもしれない。
ラブラブな期間は、出会って1~2年とか。
そして、夫婦の危機が訪れるのは7年周期とか。
別れないのは、二人の間に、苦楽を共にした思い出と絆が生まれるから
長く寄り添えるということ。

♪ 窓にふりそそぐこの雪のように 二人の愛は流れた

このあたりは切ない。切ない。
そして、この曲は失恋の歌なのに曲は軽くて明るい。

財津さんのファンの方々ごめんなさい。
つい、いじってしまったけれど、本当にこの曲は、無条件にいい歌だと思う。
メロディが身体に浸透していく気がするね。

顕著な大雨に関する気象情報

2023-07-13 | 暮らし
夕方からじわじわ降り始めて、夜中にはドンガラガッチャンという雷が近場に落ちたのかと思うような光と音に眠れなくなった。
雷が光るたびに雨が強くなる気がして、枕を抱いて寝ていた。

1時30分くらいから眠れず、窓から外を眺めると、たたきつけるような雨で不安になる。

ニュースでは、佐賀や大分は、まだまだ不安定という。
お気の毒な上に避難している間に、留守宅に泥棒が入ったり、災害に付け込んで悪いことをする人がいるという。考えられない。
ただでさえ不安な被災者の方に。

今朝の新聞を見ると、県内の津幡は「土砂災害警戒情報」も出ていて被害甚大だったようだ。
雨があがった庭には、最後の紫陽花が咲いていて、桔梗が咲き始めた。
夕方から雨となる予報の合間に静かな時間。







替え弦

2023-07-11 | 弓道
そろそろ替え時かなと思っていたところ弦が切れた。
合成弦でもいいかなと思いつつ、富士の1.7匁を買って替えたのだが、矢が下ばかり行く。もっと細いのがあったのかもしれない1.5匁とか。
弦の良し悪しより、自分の腕だろうと思うが、引けども引けども落ちる。
おまけに、弦音がぼよよんと鈍い。もともと冴えた弦音でもないが。
弦を替えている時に、バッタがやってきた。
弦は立派だが、わたしの腕はバッタもんだと言いに来たのか。


番える場所を変える手もあるが、自分のしっくりいくところで引きたい。
もやもやするのもどうか。響に替えて引いてみた。
いい感じだ。実力の無さは道具でカバーしなくては。
しかし、どんな良い道具を誂えてもバッタもん人間ではなあ。


高校生の昔の話

2023-07-08 | 弓道
弓仲間のMさんより突然電話があった。
「20年のブランクがあったけど、また弓を始めたんや、また会おうね」
それは良かった、良かった。

孫のkouが17歳の誕生日を迎えた。
彼は、ついに10年昔の黒歴史を語った。
保育園の時・・・云々・・・。

今年、高校を卒業したK君が、道場へ来た。
「先生、新しい弓と、草履も買いました・・」と、見せてくれた。
いいね、いいねと、一緒に喜んだ。
ブランクがあるので、よろしくお願いします。と、彼のブランクは昨年7月に3年生が部活引退した時だから1年だ。
「昔の癖がでました」・・・1年前は昔・・。
私たちは、5年前を「ほんのこの前」と、言ってしまうことがある。

積み重なる癖や、恥ずかしい出来事など思い出すと、私などは黒歴史どころか漆黒の歴史だ。
そういうものは、全部ブラックホールに吸い込ませてしまった。
これから先は、明るいぞ。

草刈り

2023-07-08 | 
雨の合間に草刈りをした。
炎天下より、雨に濡れたほうが暑くなくて良いと思って。
草刈りばかりでは、何の楽しみもないので、花の種を少し撒いたが、殆ど育たない。水はけは悪いし、土壌も細かい砂利なども混じっているし。
元々宅地にしようと思っていたところなので当然と言えば当然なのだが。



バッテリー切れで、途中でやめたが、コスモスの葉が伸びているのに気づいた。昨年は、2~3本しかなかったので、結構増えて秋が待ち遠しい。
また、ヒオウギもしっかり根付いた。
ただ、雨の合間だけに、あちこち水たまりができていて、草刈り機で根元を刈ると、ビシャッと水が跳ねてズボンは水浸し。



水はけの悪い土地なので、花が根腐れをおこしてしまうのかもしれない。
一昨年、紫陽花は何本か植えたのに殆どダメになってしまった。
油カスと土を足したので、かろうじて生きている感じ。





トマトジュース

2023-07-06 | 暮らし
今朝起きたら既に寝室の気温は24℃だった。
居間は東に向いていて朝食を終えると28℃。階下の廊下が我が家で一番涼しい所だ。もし、わたしが猫だったら廊下に寝そべっているだろう。

先日、隣の町の地区会館で健康診断を受けた。
相変わらず血圧は上が91で、下が54で「低いですね」と、言われた。
前の人は高くて「緊張しいですか?」と、言われていた。
緊張すると血圧が高くなるのなら、わたしは人前で弓を引いていると丁度良い血圧になるかもしれない。
血圧の高い婆さんは、1日に2パックのトマトジュースを飲んでいる。
そのパックには「善玉コレステロールを増やす」「高めの血圧を下げる」と、銘打っている。他のメーカーのトマトジュースにもそう書いてあるのが多い。
となると、血圧の低いわたしはどうなるんかと思ったりする。
そういえば、トマトジュースを飲んだ後、立ち眩みするわ・・とはならないし。
トマトジュースで血圧が下がるなら、毎日の降圧剤を飲まなくてもいいのかと言えばそうではない。ちゃんと、箱の横に書いてある。
「本品は疾病の診断、治療、予防を目的としたものであはりません。」
「疾病に罹患している場合は医師に、医薬品を服用している場合は、医師、薬剤師に相談して下さい・・・」
では、何なのだ?となる。
そこには【機能性表示食品】と、書いてある。

機能性表示食品制度とは、国の定めるルールに基づき、事業者が食品の安全性と機能性に関する科学的根拠などの必要な事項を、販売前に消費者庁長官に届け出れば、機能性を表示することができる制度だそうだ。

私の独断と偏見の結論を下すなら、「血圧の高い人が多いので、そう書いてあれば売れるという目的のためのボーダーラインぎりぎりの表示」ではないかと。

それにしても、一歩も外へ出たくない暑さだ。
遮光カーテンを開けないようにして作業をしよう。
仕事が休みの日は、夜行性動物になりそうだ。



中能登プチ旅行

2023-07-02 | 弓道
初めて中能登の弓道大会へ行った。
遠いので行ったことがなかったが、今回1チーム作って出ようと誘われた。
朝、6時半に集合しTさんの車で途中休憩して2時間40分。
鹿島スポーツセンター内にある弓道場は立派だった。
広い道場にゆったりと2射場6人で競技する。
往年の先輩方々に会え、しばらく近況を話す。
また、いつもの顔ぶれの仲間と稽古の成果の出ないことを嘆き、身体の不調を訴えながらも楽しそうな様子に安堵し、弓道談議をしたりと時は過ぎる。

控えの柔道場に子供たちの書が壁の上の方に貼りだされていた。
お正月に、1年の抱負を書初めするのだろうか。
とても気になる。みんなの一生懸命が伝わり、いいなあと思えるのだ。
「考動力」というのがあった。なるほど、なるほど。
行動力より考え深い。

さて、今回、錬士合格したばかりのTさんが大前。
中立がわたしで、先日、能美市の大会で8射皆中して優勝したY先輩が落。
最近みんな良い感じに仕上がってきたように思った。
わくわく感で試合に臨んだが、天は味方せず。
先輩はあろうことか1回戦皆それ。初めて見た。
人間だもの・・・
私も2中がやっとで1回戦を終え、失意の2回戦を迎えるが、国体選手チームの12射11中を観てため息をつき、本日の目的を変更した。
試合より温泉と。
2回戦終えて2時前。
まず道の駅「織姫の里」へ寄って、お土産を物色した。


どうして織姫の里と言うんだろうと3人で話していて、売り場にいた男性店員に訊くと「4月に来たばかりで、分かりません。」とのこと。
何月になったら分かるのだろう。
廊下で清掃している年配の女性に訊いたら
「展示してある能登上布の織物から来ています」と、にこやかに説明してくれた。なるほど。
能登上布は麻糸を使った手織りの織物なので、まさしく織姫だ。


帰りに宝達志水の古墳の湯へ寄る。
思った以上に入浴客は多い。
露天風呂も気持ちよく、ついついのんびりしてしまう。
今日は楽しい日帰り旅行のようだった。
能登島の先生に、是非とも前泊でいらしてねと言われ、我々はその気になって行きまーす。と、返事してしまった。
前夜に美味しいお魚を食べて試合へ。それもいいね。