2度目のワクチンを終えて、熱が出たとTちゃんからラインがあった。
Kさんも、ひどくて一日中寝ていたとのこと。
職場のOさんもだるくてひどいという。
わたしの周りの身近な友達と職場の人を合わせると、5割の人がそういう症状を訴えている。
これでは、漏れなく仲間入りししそうな確率だ。
さて、7月2日午後3時に接種した。
熱が出たら「アセトアミノフェン」を服用するようにとのこと。
市販品としてドラッグストアで手に入るとのこと。
一応、娘に訊いてみると、常備しているとのことで何かあったらよろしくとお願いした。
お願いしたが、もらっておくべきだった。
シャワーして早めに寝たものの、夜中の0時から左腕が重く痛くて、やり場がないので、枕をもうひとつ持ってきて、腕を乗せた。
腕に銃弾を受けたような辛さだと、朦朧としながら考えたが、銃弾を受けたこともないくせに、そんなことを言ったら、本当にそんな目に遭った人から
「蚊に刺されたくらいのことで、ぐだぐだ言うな!」と、叱られそうだ。
しかし、注射は蚊ではない。
こんな微量で異変が起きるなら、本当のコロナだったらどんなにつらいだろう。
夜中2時、暑くて体中にだるさが出て眠れず、ひんやりするシーツを出した。
熱を測ったら36.6℃だった。
最近朝に測っているので、いつもの体温は35.9℃。同じ体温計で。
低めではあるが、36℃台なら発熱とは言わないので大丈夫と思ったが、身体のだるさは尋常ではない。
36.6℃と言えば、弓道場のピッという簡易体温計だ。
いつも36.6℃を指す。
明け方4時に寝苦しくてまた目が覚めた。エアコンを入れた。
熱は37.6℃。
そのまま、朝を迎えて最高37.9℃まで上がったが、38℃にはならない。
娘に連絡すると「微熱やったら解熱剤はどうかねぇ」と、冷静な返事。
様子を見ることにしたが、熱は37℃台のままだ。
平熱が低くても、37℃台は微熱なのである。
ネットで調べてもそう書いてある。
そうしないと、基準が決められないだろう。
「平熱は35℃なんです。だから37℃だと、38℃みたいな辛さです」と、言ったら医者は苦笑いするだろう。
医者も診断しづらくなる。
痛さや辛さは、他人には分からないものだ。
しかし、ベッドから起き上がれず、寝不足も手伝って、とにかく一日中寝ていた。
人間モルモットになった気分だった。
水やお茶をしこたま飲んで、どうにか夜は台所に立った。
立っただけで、調理はしない。
レトルトカレーと卵を一緒に茹でて、きゅうりの一夜漬けを添えて出した。
婆様は「若いと出るんや・・」と、言っていたが、もしそうなら子供にワクチンをしたらみんな大変なことになる。
しかし、実家の母も2回目を受けても何の反応もなかったらしい。
身体が小さくても、わたしの倍の体重の人でも、ワクチン量は同じだ。
それは、どうなんだろう。
つらいと、つまらないことを考えてしまう。
夜、風呂に入れるほどになった。
ふらふらするが、ごはんも食べれたし。
「それでも、地球は回っている・・」と、いう感じで、目が回り、風呂から出て、またまた、こんこんと眠り続けた。
朝、35.9℃だ。
爽やかでもないが、身体は楽になった。
しかし、とんでもない異変が。
ぎっくり腰みたいになって、腰が痛くて歩くのもやっとだ。
何とかしずしずと歩けば、今日を乗り切れるだろうと、仕事へ行った。
ワクチン接種の為に、翌日の異変も考慮に入れて、休みを2日間とっていたので、休めない。
なるべく動かず、いわゆる事務員としての仕事を粛々とこなしていたが、午後は来客もあり、痛そうなしぐさはバレバレとなった。
元看護士のTさんの説によると、寝たきりでいると腰が痛くなるかも・・と。
それって、寝たきり老人・・。
これは、副作用の後遺症なのか。