まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

雨で流れた開会式

2024-10-30 | 弓道
10月18日、壮行会を終えて加賀から乗ったバスと違うバスに乗り換えて弓道仲間全員揃って鳥取まで8時間。三朝温泉に到着。
三朝(みささ)温泉は放射能泉に分類される国内でも希少な泉質で、ラジウムが分解され生じるラドンによって新陳代謝が活発になり、免疫力や自然治癒力が高まるとのこと。「三晩泊って、三回朝を迎えると元気になる」ということが、分厚い総合プログラムに書かれていた。
残念ながら、ここは一晩しか泊まらない。
ステロイドの薬は、19日の朝まで飲まなくてはならないので、わたしとしては夏の間ダメージを受けた身体を、ここで湯治したいものだと思った。

さて、翌朝は開会式には指定の袋以外は、次のホテルへ運ぶので、全員送り状を貼って、朝の6時までにフロントに出すようにとのこと。
遅れては大変と、風呂から上がって、必要な荷物以外を夜中に出しに行った。
フロントにはすでに、いくつものスーツケースが並んでいた。
翌朝、7時30分集合。バスに乗り開会式へ。
お任せで、一体どこへ行くのかも分からず、わいわいと遠足気分だ。
ヤマタスポーツパーク(鳥取県立布勢総合公園)到着。
ところが、降りる時に雨が降ってきた。ビニルのレインコートを、ザックの上から着る。背中に担いだままではN氏はボタンが止まらない。

各県の受付のテントへ行く。そこには、県庁の方がスタンバイしている。
大変なお仕事だ。この年寄りたちを誘導しなくてはならないのだから。
何しろ、ねんりんに出場するくらいだから、身体も口も達者だ。



雨足が強くなってきたので、開会式は中止となり、11時にお弁当が来るまでどこかで雨宿りをしなくてはならなくなった。
そこで、我らがリーダーは、開会式のグランドではない隣の野球場の屋根のあるベンチを探してくれて一旦休憩。ベンチで記念撮影。
珈琲でも飲みたいと、下へ降りてたくさんのテントを回るが、お土産と食べ物ばかりで、コーヒーが見つからない。
雨は少し小やみになった。
アトラクションの用意などされていたに違いないが、わたしたちはひたすら弁当待ちだ。
凄い人数分の弁当だろうね。と、話していた。
総合プログラムには、大会参加予定人数延べ約40万人(観客含む)
さて、そのうち開会式にいる選手は何人か?石川選手団は役員含めて162名壮行会で言われた。
各都道府県と政令都市を足して約160名を掛けると・・・

なくなってしまったセレモニーの数々。
炬火点火セレモニー
皇族御臨席
ひたすら、野球場のグランドに降る雨を眺めていたわたしたち。
コーヒーもゲットできずに戻ると、旗を振っている若者がいて、そこで交流記念写真。きっとアトラクションをする予定だったのだろう。




雨が上がって動けるようになった。
11時に引率者のK氏とIさんの3人でお弁当を取りに行くが、まだ届いていない。


各県は次々もらって去っていくのに、石川県と千葉県の弁当がまだ届かない。
12時になってようやく駐車場に届いて、それを野球場のみんなの元へ届けて「高級料亭のお弁当なので遅れました~~」と、言ってしまって、ほんとかい?と。
しかし、この大量の弁当は、いろいろなところから運ばれるので同時に到着は難しいだろう。おまけに、バスがどんどんやってくるので、たぶん渋滞していただろう。お疲れさまでしたと言いたい。
バスは、鳥取県だけでは賄えないので、広島や島根のバスもあった。
「安来(やすぎ)は島根だし、安芸(あき)って広島だよね」大変だね。
これが経済効果につながるのだろう。イベントの力。
集合時間13時に間に合うように駐車場へ再び移動したのに、そこで待っていてくださいと濡れそぼって待ちぼうけ。


すごい数のバスである。
開催地の方々は大変なことだろう。
再び雨が降り出して、おまけに風まで吹いてきてバスの間に隠れて立っていた。
「どこへ行けばいいんや!」
「雨の中、いつまで待たせるんや!」
「まだバスが到着せんて!!時間分かっとるやろ!!」
あーだこーだ。年寄りは我慢しない。県の係の人はスマホで問い合わせるが、この込み具合では、連絡も混線状態だろう。
どうどうどうと馬をたしなめる様に、まあまあまあと言ってはみたが、言うだけ言わしておかなくては収まらないのが年寄りだ。
他人事ではない。自分もそうかも・・。どうするん。弓道の仲間たち。
この時点で、競技別にバスに乗るのだが。他県の方々も待ちぼうけ。
どうなっとん。




貰えなかった激励金

2024-10-29 | 弓道
全国大会(国スポ、インタハイ、ねんりんピック)などへ行く時は、県内のどの市町も激励金を選手に贈る。
わがスマートシティも、県事務局からの報告があるので、もらえると思っていた。
しかし、ねんりんピックの激励金は未だ貰らっていない。

選手仲間が「加賀市はいつもらえるんや?」と、9月の修練日で話していた。
金沢は大勢いるので10月初めに各自が市へ取りに行くそうだ。
白山市は激励会をしてもらって市長から頂くそうだと状況を聞いた。
それなのに、9月末になっても加賀市は音沙汰がないので、過去にねんりんピックに出場した先輩方々に聞いたら、市からお知らせが来て、市長から手渡され新聞にまで載ったとの事。
スポーツ課に尋ねたら、全国大会の激励金が欲しいならHPに届出書があるのでプリントアウトしてだすようにとのこと。
そこには、大会要項や選出結果などを添付せよとあった。
要項は手元にないので、鳥取県のねんりん2024を検索して、弓道の部分をプリントアウトした。選出結果は県の弓道のHPの大会結果を出した。
本来は要項も選手名も、各市町に県の事務局から届いているはずなのだが。
今までは黙っていてももらえたのに、今年からこうなったとのこと。

さて、届出書を持って、山中のIさんの分も一緒にスポーツ課へ出しに行くと、受付の方に「振込先を書いてください」と、言われた。
その書類には「直接受け取れないので、次の口座に振込をお願いします」と、あったので、取りにくるつもりなので書かなかったというと、「今年から振り込みになりました」という。
それなら、そう書いて欲しいと思ったが、文句を言っても仕方ないので、後ほどメールしますと言って帰った。
Iさんには電話で聞くとのことだった。
そして、メールには「10月18日に振込予定です」との返事があった。
その日は出発の日だから、鳥取から戻ってから確認すればいいわと思ったが、他の市町はのし袋で頂いて、温かく送り出してもらっているのにえらい違いだと思った。
祝い金を振り込むって、温かみはないし、気持ちもこもらないよねって言うと、仲間の人は「加賀市は貧乏だからお金を出したくないんやろ」ってことになった。
さて、月末に通帳の付け上げをしたが、10月18日に入金の履歴はない。
あれっ?違う銀行の口座を書いたのかな?と、自分を疑った。
どこにもなくて、IさんにLINEした。
「入ってる?入金履歴がないんだけど?」
「ありません。さすが市役所やね」と、皮肉の文面。呆れたのだ。
企業やお店なら約束した日に入金されなかったらやばいよねって。
でも、売買契約した訳ではないし、契約不履行でもないし、多額の税金を払っている訳でもないし、「こっちが出してあげるんだから、がたがた言うな」ってとこかな。

私たちは、5千円や1万円が欲しいんじゃない。
代表として選ばれて良かったですね、行ってらっしゃい。という気持ちの形だと思っていた。

ここまでくると腹が立ってくるのだがそこは押さえて、メールで入金確認できなかった旨と、いつになるのかと尋ねた。
悪びれた感じもなく、さらっと
「管轄課が違うので、書類のやり取りで遅くなり、11月20日になります」
やってくれるは、スマートシティ。
これは、職員が悪いのではなく役所全体の感覚の違いなのかもしれない。
わが市はマイナンバーカードの普及率は73%で全国的にも高い方だ。
温泉があり「サウナ特区宣言」とか、「デジタル田園健康特区」に認定された。
これは国家戦略なのだそうだ。だから、市民に目をむけている場合ではないのだろう。
実際、市職員は能登の応援にも行っているので大変なことではある。
しかし、そういうこととちょっと違う。

最後に、「もういらないわ」と、言ったら思うつぼなのだろう。
スマートシティという名の「消滅可能都市」なのだから、ほんとうは1円も出したくないのかもしれない。
いただく方は激励金だけれど、出す方は激励費という費用である。
振り込まれるのは激励費だ。

ちなみに国スポやインタハイは壮行会があるが、その時も目録だけで、激励金は振込だったそうだ。
最後に、今回スポーツ協会の方には本当にお世話になって、親身に相談にのってもらえて感謝の気持ちでいっぱいだ。

ねんりんピックへ

2024-10-27 | 弓道
18日朝、5時半に加賀市役所に他の競技の仲間4人が集まった。
たまたま弓道から山中のIさんと出ることになったので、ピックアップしてもらえて助かった。
家には、婆様が一人では心配で、金沢の妹にお願いして3日間泊めてもらえることになった。本当にありがたいことだった。
5日間のうち3日間は家が空になるので、車を防犯のためにガレージに入れず在宅しているように外に置いた。
この頃の物騒な世の中、不在というのを公に知らせたくない。
娘にお願いして、朝の新聞をポストの奥へ押し込んでもらうことにした。
新聞が溜まっていたら怪しく思われる。
という訳で、ブログにアップするのも控えた。
殆ど訪れる人のいないブログではあるが、どこで誰が見るとも限らない。

全国健康福祉祭という名前の「ねんりんピックin鳥取」ねんりんということは歳を重ねた人の全国大会である。
弓道の場合は、60歳以上のチーム5名に、女性と70歳以上の人一人ずつ必要で、控え選手男女を含む7名。
ご苦労なのは引率者の方である。すべての事務と、訳の分からないわたし達を連れて行ってくれる。

加賀市役所から小松や美川で選手を乗せて、1時間半かかって県庁に到着。
各スポーツや将棋などの選手が県庁に集まって、知事の激励を受けた。
石川県勢142名の選手と、役員20名。
被災地の代表の私たちは全国の方々に支援のお礼をとのこと。
そうだよね~。こんな風に出かけられることはありがたいことだ。
知事に成り代わり感謝を伝えなくては。弓道仲間に。

隣の方はマラソンで10キロ走るとのこと。予選はなく1日は観光だという。
私たちは2日間あるので、観光は微妙だ。
それにしても、みんな元気そうな年寄り達だ。
わたしは、後2日分のステロイドとビタミン剤とかを入れて出発。
今回、また疲れて耳鳴りがしたら嫌だなあと、完全に年寄りな心配。

乗ってきたバスから荷物を移し替えて、各競技別にバスに乗る。
そして、また加賀を通っていざ鳥取県の三朝温泉まで8時間の旅。



聴力検査

2024-10-17 | 弓道
狭い箱のような検査室で、静かにしていても、ジュワ〜ンと音がするような、これは頭の中からの音なのか、世の中の音なのか、小さいゴミのような音。
ゴミは音など立てないけれど、無音ではない。
その中で検査は行われ、聞こえ始めると同時にボタンを押し続けなくてはならない。
反射神経も大事だ。
聞こえ始めを集中して構える。
終了後、看護師が、すごく良くなりましたね〜と。

さて、難聴のせいではないが、聞き間違いがある。
夕食の支度をしている時、何気なくテレビの音が流れている。
台湾と日本の外交の場面。
「台湾の首相の肉体関係・・・」えっ!肉体関係?
まな板の上の包丁が止まった。
テレビ画面に目をやったら、「日台関係」だった。だよね。
これは難聴のせいではない。


優しい弟

2024-10-16 | 暮らし
弟は9歳年下である。
東京オリンピックの時に生まれた。
8月末の稲刈り時期に生まれ、父は男児誕生を喜んで、稲刈り中の隣のおじさんに大声で報告したのだと母の言。

さて、長い間勤めて来た会社を辞めて、岡崎から戻って来てくれて、母の面倒を見てくれるようになった。
お嫁さんも献身的で本当に頭が下がる。

弟が来てくれるまで、わたしは父の入院中、母の見回りを毎日のようにしていて、仕事の休みの日は母を連れて父の見舞い、病院の支払い、母の買い物の手伝い、我が家の婆様の通院。
仕事、弓道とよくこなしていたものだ。
弟が来てくれて、さぞかし時間がゆったりとするかと思ったのに、空き時間にちゃんと予定がなだれ込んできて泥沼のようだ。
処理能力が落ちてきたせいもあるかもしれない。

さて、人のつながりは不思議なものである。
同窓会で弟の同級生が矢を修理したりしているということで、そのTさんと親しくなったよと前に話してくれた。
私の後輩が金沢で弓具店を営んでいたが、急逝された。
その方の弟さんだった。
金沢の弓具店まで行く時間がないので、簡単な修理をお願いできるかどうかとたまたま電話をしたら、弟は賑やかな中で電話に出た。
友達と吞んでいるとのことで、用件を話したら「今、一緒や」と、なんという偶然。直接話せてよかった。
用件を話し終えてから、弟が電話口に出たので
「わたしも提灯横丁、今から行こうかな」と、冗談を言うと
「だめや!姉ちゃん来たら、人気者になってしまうし」と、笑っていた。
たぶん、姉ちゃんはうるさいし、よくしゃべるので、来てはいかんと言いたかったのだろう。
それを、そう言わずに断るところはさすがである。
優しい弟である。

最後の修練日

2024-10-15 | 弓道
鶴来へ行く最後の修練日。
婆様の昼のおかずを作りながら、朝食の準備をして婆さんの分だけ運ぶ。
今日も早朝から畑にでかけているので、スープは保温ポットだ。
作物は作っていないが、毎日花を植えたり様子を見に行っている。

ステロイド 朝8粒+昼4粒 3日間 朝6粒+昼2粒 3日間
ついに、朝4粒だけでよくなった。
その他に、ビタミンや胃薬など。
ゆうべも、薬のせいか熟睡できず、かといって入眠剤を飲むほどでもなかったが、夜中の3時とかに目が覚めてごろごろしていた。
起きると、ぼんやりしたかんじ。


その後、孫を温泉駅まで送ってから食事をする。
孫を送る途中消防車とすれ違う。
そういえば家を出る時変な臭いがしたと孫の言う。
後で隣の町で住宅火災があったことを知る。
8時40分にゆっくり出発。
鶴来まで50分かかる。到着した時点で、お疲れ~というかんじだ。
強化練習をすると、あちこち痛んだり、疲れが出たりするお年頃。

優勝目指して頑張るぞ~のメンバーではあるのに、わたしが足を引っ張っている。
いつも高的中のN先生は、今日は1本も外さなかった。
優しいN先生は、境港へ行って、ゲゲゲの鬼太郎に会いに行こう。
観光しよう!と、観光モードの話になった。
送り出してくれるゆうゆうのお歴々も、「楽しんで無事帰ってきてください」と、優しい仲間である。

弓と矢をバスには載せられないので、宅急便でみんな一緒に今日送るということで、しばし弓具とお別れ。


結団式ランチ。台湾ラーメン。辛い~~。
みんなと食べる昼食は楽しい。
Yさんの奥さんのS子さんも来てくれて、本当に楽しかった。
若い時からずっと続けている仲間と過ごす時間は本当にうれしい。


午後は、高校の部活指導。昇段審査が近いので、ほっておくわけにもいかず出向く。
弓を始めて半年の彼らは、今一生懸命体配を覚えようとしている。
わたしよりもずっと思い切りのいい離れをする。
伸びやかな残心を残す。

帰って夕食の支度をする前のわずかな時間、今日初めてソファに腰かけたら、疲れがどっと来た気がして夜の稽古はやめることにした。
考えたらまだ治療中だしと言い聞かせる。たぶん、逃げている。



怖い話 その2

2024-10-14 | 暮らし
築24年になって、食洗器やIHが痛んできた。
キッチンの改装をするために見積もりを出してもらった。
婆様に「替えようと思う」とメモに書いて渡した。
この頃は、補聴器でも殆ど聞こえないので、手話のように話しながら伝えるが、返事がとんちんかんなので紙に書いて話す。
すると、すかさず「あら~、わての部屋もリフォームしてほしいわ~~」
と、返ってきた。
95歳である。
リフォームの前にいらないものを捨ててほしいと、はっきり言ったが、全く聞こえていない。
うちは、正面玄関に大きな下駄箱があり、さらに勝手口にも十分な下駄箱が据え付けられているが、昨年婆様が靴箱一杯になったので20足くらいを一度に処分した。
足は一つしかないのに、よくもこんなにもあるものだと思った。
もちろん、残りの靴はまだまだある。
わたしたちは、靴を履きつぶしたり古いのを捨てて新しく買い替えるが、婆様は足が浮腫んで入らなくなり、新しいのを買っては、また新しいのを買ってはで増える部分もある。
さて、リフォーム問題は完全に無視したが、たぶん大工さんが入ったら直談判しするのではないかと思うと怖いのである。
ひたすら、わたしが婆さんより先に逝かないよう祈るばかりだ。

怖い話

2024-10-12 | 暮らし
過日、近くの量販店へ行ったとき、駐車場に車を停めようとバックしていたら、隣の車が異様だと気付いた。
フロントガラスの半分がゴミで埋まっている。
空き缶が宙に浮いている。ゴミで空き缶を数個押さえてある感じになっている。
誰も乗っていないというか、これでは見えないだろうと思ったら、乗っている気配がして、急いで違う場所へ移動した。
わたしは君子ではないが、危うきに近寄らずである。
怖かったのでレジで支払いの時に、チラッと言ったら、ゴミをばらまいている訳ではないので警察を呼ぶわけにもいかないですしと言われた。
怖いという個人的な感想を述べてはいけないのだ。
しかし、「道路交通法違反」になるかもしれない。
安全運転の観点から見ると通報に値するし、そういうことをしている人は尋常ではないと思えるのだ。



ステロイドの薬

2024-10-08 | 身体
6日間服用したビタミンとか血流を良くする薬で、今日の検査を迎えた。
聞こえの検査での数値が若干上がったものの違和感が残る感じだ。
雑音も聞こえる。いわゆる耳鳴りなのだろう。

結局、ステロイドを処方され、9日間徐々に減らしての服用。
胃薬併用。
あろうことか、ねんりんの日にも重なる。
17日に診察に来るようにとのこと。薬は20日まで飲まなくてはならない。

「ステロイド薬の急激な投与量の減少や中止により起こる症状は、脱力感、発熱、体重減少、食欲不振、悪心、嘔吐、関節痛、筋肉痛、頭痛、痙攣、意識障害、低血圧などで、通常は一過性で数日~数週間で消失します。」
ということ。
また、困るのはステロイドによる副作用で、免疫力低下。筋力低下。消化性潰瘍。
バスでの長旅。コロナの危険性。
体調を整えてその日を迎えましょうというのに。

以前かかった履歴をブログで探したら、2020年の夏だった。
やはり夏は怖い。このか弱い体に猛暑は大敵だ。
おまけに、元気だと思って予定をガンガン入れてしまう性格も改めなくてはならない。
救われるのは、ねんりんまでに医者にかかって投薬出来ることだ。
その後の経過は、神様と運に任せるしかない。









秋だ~~寝坊だ

2024-10-06 | 暮らし
熱中症と闘いながら、一年中暮らさなくてはならないかと思っていた。
もう、限界だと思ったら急に秋が来た。
いきなり、ガーゼのケットから、羽根布団に変わり、夏布団の出番はなかった。
予定のない日は、目覚ましをかけない。
もし、寝過ごしても、陽が差してきて7時までには目覚める。
少し曇り空、お陰でよく眠れて朝寝坊した。
不思議なことに、久しぶりに殿の夢を見た。
なぜか、長い間会わなかったので、声をかけるのに躊躇した。
近寄って「昼ご飯食べる?」と、訊いたら「そうしよう」と、なって、駐車場へ向かう間、少し話をした。
しかし、駐車場でどの車に乗ればいいのか分からなくなって、そのまま目が覚めてしまった。
リアルな夢だった。
布団の中で、元気な殿が夢に出てきて、話も出来てぽわ~んとしていた。
でも、目覚めて驚いた。8時だ!!
うそや・・・。ゴミ出しの日だ。生ごみどうする?
真夏でなくて良かった。
もし、真夏だったら、冷凍室にゴミをいれるはめになる。
余程疲れていたのか。久しぶりによく寝た。
後で、娘たちに言ったら、お父さんが、もっと寝ていればいいって思ってくれたのでは?と、言ってくれた。
コロナ以来、朝ごはんを婆さんの部屋へ持っていくようになった。
この日は、遅くなってしまって、気まずい気持ちで部屋へ持っていくと、婆さんもテレビの前で椅子に寄りかかり斜めになって寝ていた。

突発性難聴になる

2024-10-05 | 身体
また、突発性難聴になってしまった。
忙しかったり、無理をしたり、ストレスを溜めるとなりやすい。
夏の疲れが出たのかもしれない。
寝不足も祟ったのかもしれない。
9月23日の「帯の力」本を読破したブログを公開し忘れていた。
それも寝不足の原因だ。

左の耳がトンネルに入った時のようにぼぉ~んとしている。
鼻をつまんで、空気抜きをしても抜けていかない。
こういう時は、そのうち治るだろうとは思わず、即耳鼻科へ行かなければ本当の難聴になるらしい。
案の定「2週間を超えると本当の難聴になります」と先生の言葉。

早朝に、パソコンを開いて、予約をした。
丁度11時枠だけ空いていた。問診票も入力してくださいと続く。
こういう操作を朝からするのもストレスだが、世の中は私たちに年を取らせないように、次から次へとスマホやPC環境を与えて、頑張れと応援しているようだ。

診察の後の支払いも、自分でお金を入れるので、今や手渡しでの支払いは、だんだんなくなってきた。
マイナンバーカードも、ピッと数秒で健康保険証と紐づけされた。
便利だ。しかし、このままずっとこういう事が続くのだろうか。
スマホやカードに不備が出ないのだろうか。
ポイントポイントって、これってカード会社に売り上げのどれだけかピンハネされているのに、誰がポイントを負担しているのだろう。

スマホもだんだん高くなってきたし、生涯今のままではないだろうし、替えるときに手続きに時間がかかるのも辟易する。
何もしたくないと逃げて、ぼんやりしていると気づいたら介護施設にいるということになる。
縁側で、猫を抱いてひなたぼっこをするおばあさんになるのも難しい世の中だ。







続ける支援活動

2024-10-03 | 暮らし
小さなことでも被災地のために出来ることは義援金となると、それを続けるのは難しい。
アビオのお蕎麦屋さんで、下記のメニューが出ていた。
能登ぶたロース丼を注文した。
ごはんを食べて支援になるという。



美味しかった。完食。

支払いの時に、「支援ご協力ありがとうございます」と、言われた。
こちらは、自分のお腹を満たすだけなのにありがたいお言葉。
「門前の方は水も足りないそうです」と。
ボランティアで、朝3時に出かけるとのこと。
猫の里親探しもしているとのこと。



自分の事ばかりで忙しがっているわたしにとって、このような行動に対して脱帽です。
少しでも役に立てるなら、能登の物を頂きましょう。


横皆中

2024-10-02 | 弓道
なかなか全員揃わない合同練習。
強化すると無理が来る年齢なので、強化練習とは言わず、修練日という。
ねんりんピックまでにもう半月となってしまった。
前回の稽古では、風が強く、大きく前に外れて「風のせいか・・」と、もらすと「違う、違う、風のせいではないよ・・」と、あっさり否定され、そこから負の連鎖が始まる。
中てようと、押手に力が入ったり、妻手がしっかり引いていないと思い、またまた手首に力が入ったり、遂には呼吸困難かと思うくらい息が止まっていたり。

9月29日に無指定受審者講習会で高校生を教えながら、分かったような顔をして、こうしたら中るよと指導していたのだ。
ちょっと助言すると、高校生は素直なので良くなって中ったりする。
理屈は分かっても、なかなか難しい生徒もいる。
わたしも、この日60人いて時間がないため、模範射礼が出来なかったことに少しほっとしていた。高校生の前で引く時は、絶対必中と思う。

こうすればよいと自分で思っていることが、具現できなかったり、自分の悪いところに気づかなかったりして、夜の稽古で四苦八苦して10月1日の稽古を迎えた。
1回目の立も2回目の立も、4射1中だった。的の周りを回る。
人工衛星だ。大阪の陣ではないが、まずは外堀から。
特に2回目は、大前が皆中したにも関わらず、チーム全体で9中だ。
半分けにもならない・・。これは、2番目のわたしのせいだ。
大前が必ず入れるのに、2番が落とすとはチーム全体に影響出るね。

3回目、少し押手を伸ばしてみた。頬付けもきっちりと。
大前相変わらず1射目的中。2番・・珍しく的中。と、全員的中。
初めてチーム全体で、横皆中した。憧れていた横皆中。
高校生の試合などで、インタハイ予選で横皆中すると拍手が起きる。
一般の試合で5人チームはないので、めったに見ることが出来ない。
なので、自分が体験できるとは思わなかった。
しかし、その後大前が珍しく外した。ここで入れてこそと思ったが、入ったのは力だけ。その後、全員外れて、あえなく横皆それ。
やっぱりわたしのせいだ。チームの気がそがれてしまうのではないか。
3本目、大前は相変わらず的中。
2番のわたしも的中。と、また全員的中。この立、2度目の横皆中。
見てくれていた副部長方々が、「よし!!」と、声があがった。
最後の1本も入り、わたしは3中。チーム全体で13中。
まずまず。これが出るといいよね~~。
本番はそう甘くはないが、ず~っと中らない稽古も寂しいじゃん。
と、いう訳で初体験が出来て楽しい稽古だった。
鶴来から帰り、昼の感触を再現させたくて、疲れていたが道着に着替えると蘇るとばかり夜も稽古に出かけた。