昨日の朝コンタクトレンズをはめようとしてケースを開けると、あるべき右目がケースの中にない。
開けたばかりで落とすはずがないので、昨夜のうちに洗面台に落としたのか?
風呂に入る前に外したのだが、落とす場面が思い浮かばない。
ケースにいつも通りしまったはずだが、ないものはない。
仕方がないので眼鏡をはめて出勤。
すぐに眼科へ注文の電話をしたら、今日の午前中に届いたので取りに行く。
弓を引く時に眼鏡をしたくないのである。
ずっと前に、眼鏡をかけて弓を引いて、緩んだせいか眼鏡がぶっとんだ。
前の芝生に落ちたので拾うと、片方のレンズがなくて、その周辺を探したがとうとう見つからなかった。
不思議で仕方がなかった。
ある日、矢道と反対方向の道場内に置いてあったバックを整理していたら、その中から眼鏡のレンズが出てきた。
弦に弾かれ宙を跳ねて反対側に飛んだようである。
新しい眼鏡を作った後だった。
さて、今回のコンタクトレンズも意外なところから出てきた。
眼科へ新しいレンズを取りに行き、一応検査が必要ということで、両目をはめて視力検査の後、暗い所で光を当てて見てもらう。
「問題ないですか?」と、先生に訊かれ左目になんとなく違和感はあるものの視力検査では良く見えたので「大丈夫です」と、答える。
先生は新しい右目をのぞいた後、左目を覗き「あ、2枚入ってますね。」
ぎょえ~!!
お恥ずかしいこと。2枚重ねると目もレンズも傷つきやすいらしいが、眼科へ来るまではめていないので大丈夫だった。
右目がなくなったと思った瞬間、眼鏡をかけていたので、ケースの左のレンズは全く触っていなかったのである。
同じケースに重ねて入れていたのだ。
ぼっ~としてんじゃねえよ!!である。
「なんともお恥ずかしい。こんなことないですよね。」
と、看護師につぶやくと、「たまにありますよ」と、笑っていた。
結局、返品がきくとのことで無駄な出費は抑えられた。
検査料を払って、「お騒がせし、お手数をおかけしてすみませんでした。」
と、言うと受付の方がにこやかに「お大事に~」と。
お大事にしなくてはならないのは頭の方かもしれない。