まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

PC買い替え

2012-03-29 | 暮らし

何がいやだといったら、PCを買ったあとに、接続と立ち上げをするのがいやだ。

しかし、今のPCが時々真っ暗になる。立ち上がりが、めちゃくちゃ遅い。10年は経っているが、だんだんメールに添付されたEXLも読めないときがある。そろそろかなあと思っていた矢先、県連の連絡員とそのほかの仕事が舞い込んできたので、ほっておくわけにもいかなくなった。

これで、3台目になるが、みんな古いPCをどう処分しているのだろう。家電ではないので電気屋さんも引き取らないし。と、ネットを見ると、ちゃんと処分してくれるところがあるのだ。世の中は、うまく流れている。

時流に乗れなくなったら、いわゆるお歳を召したお年頃となる。それにしても、たくさんの情報の中、脳の中に、たくさんのノイズを溜め込まないように。

時折、静かな時間が得られることの大切さを思う。そういう意味では、弓を引くことは、めちゃくちゃ精神衛生上にも、体にもよいのだ。雑念を払って、中たりに囚われなければ、禅をするのと同様。

般若心経の一節  「無罣礙故 無有恐怖 むけいげ こむうくふ」 

誰も邪魔しないんだから  恐怖なんてないはずよ・・というふうに理解して、弓を引いているが。

自分の欲とか、願望、捨て去ることの出来ないもろもろは、超恐怖だ。

さて、PCから般若心経になった意味は分からないが、接続も恐怖だ。じゃまくさっ。


道後温泉 その2 松山城

2012-03-27 | 弓道

まず城まで、ロープウェイで行く。松山城へ到着。みんなが梅ノ木に群がっていた。

そばへ行って分かった。こんなふうに写真を撮りたかったのだ。

天守閣へは誘導があるから行けるので、自由に行きなさいといわれたらどのように行くだろうか。

門を通ったとたん、眼前にいきなり石垣がそびえたつ。

昔の人はすごいと思う。この城の設計にしろ、石垣を積むことにしても、この不ぞろいの石垣こそが、加重を分散させる働きがあると言う。

城の帰りに投句をするところがあり、○下先輩や小○先輩は早速書いていた。わたしは、そばにいてひたすら茶化すだけだ。季語は「寒椿」目の前に美しく咲いていたので、その下で一句「寒椿 下にたたずむ 小百合かな」みんなに無視された。だんなも必死で書いていた。見せてもらって「なるほど、いいね」と、言いつつ覚えていない。なんか、病人が天守閣を歩いたと言うようなことを書いていた。

帰りは、リフトに乗るので、なんか怖いですよ。


道後温泉

2012-03-26 | 弓道

だんなの預金講仲間で道後温泉へ行った。とはいえ、弓道の先輩たちの会だ。日頃妻達に面倒をかけているということで、会で貯めたお金で、久々に夫婦そろって、10人でGO!

瀬戸大橋を渡るとわくわくする。

うちのだんながすべての段取りをした。バス会社勤務と言う身の上と、一番後輩であるからだ。しかし、ここまでくると、誰が先輩か後輩か区別はつきにくくなる。みな様子は同じだ。

日頃、動かないのに、まめまめしく酒やビールと、つまみのあれこれをすべて準備していた。やればできるのだ。

愛媛の松山で椿館というホテルに泊まったが、広い部屋で、おまけに食事は10人のみ別室、ここで奥さん方が「○さんの顔で、いい部屋と別室で食事できる」と、喜んでくれた。しかし、顔がでかいだけで、顔がきいたのかどうかは疑わしい。

ホテルに到着後、すぐに「坊ちゃんの風呂」「千と千尋の神隠し」のモデルになったという、「道後温泉本館」へ直行。○下夫婦が前を行く。3月初旬石川は寒いのに、こちらでは、みんな浴衣で外を歩いている。

 からくり時計は、何故か始まると「おぉっ」と、歓声をあげる。

日本三大古湯というので、ガイドさんに後ふたつはどこか尋ねたが、分からず、翌日調べてくれて、ガイドさんが説明していたのに、今度はみんな半眠りで聞いていないというていたらく。

ホテルには番付があった。


考えない練習

2012-03-16 | 暮らし

仕事や日常が忙しくて、体が疲れていたせいか夜眠れない日があった。

どちらかといえば、ぼっーとしていて何も考えていないタイプと思っていたが、あれこれと考えていたら仕事も嫌になったり、朝起きるのがつらかったりと言うときに、だんなから「考えない練習」という本をすすめられた。

さわりのところだけ読んでまだ途中だが、いろいろな情報過多で、おまけに昔より多くの社会的な関わりがある中で、考えすぎと言うのは多々あると思う。

弓を引くときでも、何も考えなかった頃は、勢いよく矢は飛んでいたはずだ。考えていると、的に矢が届いていなかったりする。

朝礼のときに、本の紹介をしたら、後で○氏が、題名と著者をもう一度教えて欲しいと言ってきた。「わしゃ、寝られんでなあ」と。この狭い職場の中にそういう人がいるということは、世の中には、もっとたくさんのそういう気持ちの人がいるのではないか。

記憶力はなくなるが、経験したものは積み重なっているので、予測できる考えがある。そして、夢見る乙女ではないので、悪いほうへいったらどうしようと思ってしまう。

もう少し丹田呼吸を真剣にしなくては。腹が据わるように。そういえば、男性の和服のときの帯は、ちょうど臍下丹田を締めている。わたしも、男結びにしよっか。


絵あわせかるた

2012-03-06 | 暮らし

絵本堂でつい衝動買いした「絵あわせかるた」。お正月に5才と3才の孫に買ったが、内容が少し難しいかなとも思えた。

しかし、これが思いのほか楽しんでくれた。おまけに、下の子は字も読めないのに覚えるのでびっくり。

「天知る 地知しる・・・・」「子知る 我知る」2枚の札を持っていう。「ぼくのまえに道はない・・」「ぼくの後ろに道はできる」つぶやいている。字は読めないので、記憶と感覚で合わせるのだろう。

そして、意味を聞いてくる。「ななころびやおきって?」「ころんで、起きて、ころんで、起きて」と、説明しながら、若いうちは、「七転び八起き」だが、年をとると「ひと転び寝たきり」となる。と、密かに思う。

「吾十有五にして学に志し、三十にして立つ」とか、「恐れ入り谷の鬼子母神」とか、3歳や5歳の口から出てくると笑える。方丈記あり、論語あり、千代女の俳句あり、光太郎の詩あり、宮沢賢治の詩あり、と、バラエティに富んでいる。

デザインが、解りやすくてよいのだろう。ことのほか喜び、カルタと違って、けんかにならない。

自分で欲しい物を拾うという遊び方をしている。それでいいのだと思う。

そういえば、わたしもことわざかるたで遊び、百人一首で坊主めくりをしたっけ。

綺麗な畳のへりに座っている札の天皇が欲しかった。

今や好きな札というのは、「さつ」と呼んでいる。それは情緒がなくわびしい。

 


石川県弓道大会

2012-03-05 | 弓道

毎年3月初めに行われるこの大会は、やたら寒い。

県の武道館は恐ろしく寒いので、いつも進行で震えて鼻水が出るので、ホット座布団を持っていった。進行の係りの人に使ってもらえばよいと。前回使ったら、結構助かり、少なくとも床からの冷えは防げる。

それでも、風は冷たいので、今回、記録係りでよかった。

開会式の司会をすることになり、マイク無しでやらなくてはならないので、「マイクがないと調子がでない」と、思ったが、ここで調子を出して、奈良の春日野をやらかしては大変だ。

中たりは半分で、復活試合ではまあまあですね。というのも、前日稽古不足で、引けなかったのを、木○先輩にワンポイントレッスンしてもらい、信じる者は救われる式で、ひたすら反るように引いた。

とにかく、道場へ行かなくては。自己流はだめだ。

 


稽古再開

2012-03-01 | 弓道

いつまでも雪がちらつくのと、ばね指のせいで、20日間も弓を引かなかった。

さぞかし筋力も落ちて、弓が引けないのではないかと思ったが、今朝、暖かい陽をみたらうずうずして6射だけ引いてみた。さすがに中たりはないが、とりあえず引けた。

もともと、たいした技量ではないので、さほどの落ち込みは感じられない。

このところ、仕事が忙しく、挙句に夜寝付けないことがあり、明け方は目が回るのですぐに起きられない。実のところ、いつのまにこんなに仕事を抱えるようになったのか、自分でも分からない。

先日、高校時代から弓友と電話で久々に話した。電話をしたら、今電話をしようとしていたというのだ。赤い糸でつながれている女同士で。で、彼女も体調を崩して、休養中とのこと。こんな年頃か。

朝8時半には仕事に就く、(9時からだが)帰りは、6時までだが、7時近くになり、家へ帰ると7時半くらいになっている。家族のみんなは、わたしのスピード料理を辛抱強く待っていてくれる。

仕事のスピードが遅くなるにつれ、夕飯の支度にかける時間が短縮される。反対にしたいものだ。

そろそろいいかなあと思うことがある。主人は、前からもういいよと言ってはいるが。

久々に、弓を引いて、春のきざしを浴びたら、もう少しかなあと、また思う。