朝、ゴミを捨てに行った帰り、近所のパン屋の前に魚売りの車が止まっていた.。久しぶりに会うことができた。いつも仕事に出かけるので、滅多にお目にかかれない。
とろ箱にはいくつもの種類の魚が並び、調理の仕方も教えてくれる。ハタハタ、赤ガレイ、甘エビ、ハチメ、トビウオ、イカ、バイ貝・・・。値段はどれも千円。おばちゃんは、千円札だけで商売する。
わたしはスズキの切り身と、バイ貝を買った。唐揚げ用の甘エビのおまけがついてきた。
夜の食卓に、ムニエルと、唐揚げと、バイ貝の煮つけ。バイ貝は出汁ごと保存すると日持ちするそうだ。玉ねぎとエンドウ豆のスープを添えて出来上がり。
食べ終わってから気付いた。盛り付けは皮を下にするんだったっけ。まあ、美味しかったのでそれでよしとしよう。