まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

すかっぱれ

2018-03-30 | 暮らし

すかっぱれだ。寝室を開け放して、布団と毛布を干し、洗濯を干しながら、元気が湧いてくるのを感じた。日光消毒だ。天気と元気は字も似ている。そして、晴れたら元気がみなぎる。

熱闘甲子園で、過去に長島三奈さんがでていて「すかっぱれでしたね」と、言うと、相棒のアナウンサーが「すかっぱれ?」と、訊いて、長嶋家では晴天をそのように呼ぶのだと分かった。ピーカンという人もいるが、すかっぱれという言葉がいいなあと思った。スカッと晴れる感じで、たぶん長嶋茂雄さんが最初に発声したに違いない。

さて、婆さんが調子が悪いという。今まで、2階のわたしの寝室へは来たことがないのに、今回、アイスノンを持って来て、何回ものぞきに来た。移るから来なくていいよと言ったのに、耳が遠いので分からなかったようだ。行きつけの病院へ電話して連れて行った。わたしは車の中で待つこと1時間。「Aやったわ」で、あった。幸い予防接種をしていたせいか、熱は殆ど上らず体調も悪くなさそうだ。

車で待っている間、航空石川と明徳義塾の試合を観ていて0対0での良い試合。続きを観るために居間でTVをつけた。8回表で1点取られていたが、9回表で満塁をダブルプレイで押さえてスリーアウトチェンジの映像が映った。航空石川の選手はみんなニコニコしていた。その笑顔を見て、勝てそうだなあと感じた。

やはり、逆転さよならホームラン!やった!!と、思った瞬間、わたしの前のウッドデッキの見えるガラス扉を横切っていく何かが見えた。青っぽい・・がさっとデッキの右方向へ落ちた。デッキに飛び出して謎の物体の確認。空から布団が降ってきた。わたしの寝室は居間から一番遠いのに強風で飛んだのだ。では、毛布はと見ると玄関前の満天星ツツジにとぐろを巻くようにひっかっていた。風も元気なのである。結局、2階で乾した布団を下で取り込んだ。すかっぱれは布団も飛ばす。

インフル特別休暇も忙しい。


ふたご

2018-03-29 | 読書

腰が痛くて眠れない。これもインフルの症状のひとつらしい。

セカオワの藤崎さんが書いた「ふたご」を、先日本屋へ立ち寄った時に、なんの躊躇もなく買ってしまった。セカオワの歌が好きなら、オリンピックの「サザンカ」の歌もまだ耳新しい今、聴くほどにせつないのはどこから来るのかを知りたいと思ったら買わずにはいられなかった。

夜眠れなくて、むさぼり読んで3時に寝た。明日も休みだと思うのと、読んでいると身体の痛みを忘れるからだった。

これは、深瀬と藤沢さんのことなんだろうと思った。まるで、映画を観ているような話の展開で途中で寝るわけにはいかない。居場所を音楽と仲間の中に見つけるまでのふたりの生きざまは、ずっと昔読んだ「ノルウェイの森」の悲しさに似ていた。でも、このふたりは居場所を見つけ、自分たちを表現できたのだ。読み終わって本を置いて目をつぶったら、頭の中がぐるぐるまわるようで辛かった。おかしな夢ばかり見た。


インフルエンザ

2018-03-27 | 暮らし

37.8度になった。食欲もない。体が持ちにくい。山代の病院へ行くと、すぐに畳の部屋へ案内された。いわゆる、トリアージという部屋だ。診察を受けるまで座っていられないほど辛い。

診断はインフルエンザだった。車を運転して帰るとき体が熱くだるかった。母が父の病院へ連れて行ってほしそうだったが、無理だった。仕事は5日間休むことになったら、メールや電話で見舞いの言葉をもらい有り難い。鬼の撹乱だ。一日寝ていたら腰が痛い。タミフルを飲んだ。

婆さんが、アイスノンを持って来てくれた。できるだけ接触しない方がよいのだが、2階へ何回も来てくれた。病気の時は誰かがいてくれると嬉しい。しかし、逆介護だ。


微熱

2018-03-26 | 暮らし

結婚してこのかた、熱を出した覚えがない。いや、一度だけ微熱がでたときがあった。今住んでいる家に移ってからだ。あれから18年くらい経っているので、18年ぶりの微熱だ。さて、今日は夕方買い物中寒かった。食品売り場が寒いのだと思っていた。支払の時、財布が寒いのだと考えた。家へ帰って食事を終えた後、エアコンをつけているのに寒い。あまり寒いので体温を測ったら37.1℃あった。

普段は36℃あるかなしの低温なので、これは熱っぽいはずだ。低血圧、低体温、低身長、低知能と並んだら風邪などひかないはずなのに。先日、友達が「少し暖かくなると身体が緩んで、次に寒くなると風邪をひいてしまう」と注意されたのに他人事と思っていた。いろいろなものが低いので、油断していたのである。

油断というのは、わたしの持っている性格の中で、ひときわ際立つ、粗忽というものと一緒に住まいするものである。他人にばれないようにしているが知る人は知る。

今日は殿の誕生日で、舅の命日だ。殿は、自分が亡くなるとすぐさま父親を連れて行った。もしや、わたしを誕生日に迎えにきたのか。それにしても食欲はある。いろんなことが邪魔臭い時はもういいかなあと思うことがある。でも、誰かに仕事をしてと言われると、身内でも他人でも、嬉しくて頑張ってしまう。

職場で、「夫はわたしがブランドだから、ブランド品なんか買わなくてもいい」って、言ってた。と、いうと友達は「わかる。わかる。優しいだんなさんやったわ」と、言ってくれたが、口の悪い上司は「ブランド品って言っても、高級ブランドって言わんだやろ」と、言う。確かにそうだ。言葉に詰まった。熱はその時から出始めたに違いない。

言葉を詰まらせると熱が出る。先日の会議では、ぶいぶい余分なことを言ったので、他の人が熱を出したかもしれない。こういうのを、バチが当たるっていうんだね。大人しく寝ていなさいということだ。さぶい・・・咳が出る。


イップス

2018-03-23 | 弓道

つい買ってしまった「イップス」。心理的な原因で起こるとも言われるが、はっきりしたきっかけはわからないというイップスとは、無意識的な筋活動の乱れで、ゴルファーにみられ、パッティング中に腕が痙攣するのが特徴。処置が非常に困難である。

さて、なぜこの本に興味を持ったかというと、弓を引いていて、離れの時に起きる「ビク」が、このイップスに似ていると思ったからだ。ビクがひどくなると、今度は離れなくなる、いわゆる「もたれ」になることがある。それで苦労したので、つい手に取ってみた。読み進むと「イップスとは心理的な症状とよく言われるが、今回取材してみて、心理的なものと断定してよいものかという疑問を感じた」という文にぶち当たったからだ。

びくで悩んでいたときに、よく「心理的なものやろ。」と、言われたことがある。そうだろうか?心理的なものというひとことは、決して解決にはならない。心理的というのは一番難しい。しかし、筋肉の働き方、働く方向に問題がないか考えるほうが突破口がある。ある日、Y先生の言う「サイレント・ピリオド」という言葉をきっかけに、やはり精神的ではなく、筋肉の使い方、働き方だと思った。それで、先の「心理的なものかどうか・・」を、考えたことと同じ文言に出会って共感が持てたのだった。

きちんとした正しいフォームと技術を習得することが大切なのではないかと思った。何かが間違っている。どこかに原因がある。それを考え出してから、不思議とビクはこなくなった。そうなると、益々、筋肉の使い方を知りたくなる。 

さて、プロゴルファーや、プロ野球選手のイップスの解決法はどうだったのだろうと読み進みながら、うなずいてしまっている。


今朝の新聞

2018-03-22 | 暮らし

久しぶりにゆっくり朝食をとり新聞を読んだ。昨日の関東の大雪のことはどこにも載っていない。第一面は「コッカイオンドク 金沢で全国コンテスト」と、いう見出しで「全国コッカイオンドク!コンテスト」なるものが行われたことがトップ記事だった。もちろん内容は、森友学園や加計学園を巡るやりとりだ。国会も笑タイムになってしまったのか。いや、このことで国会から目を離せなくなる人もいるだろう。

どうしようもない国会に対して、何か出来る訳ではないのだが、ここでどんな形でも行動を起こす人たちを笑ってはいけない。このことで、今以上に国会討論に対して意識を持つことが出来れば、効果はある。しかし、渦中の人たちにはなんら影響しないだろう。

さて、その下は原発反対の全国集会の記事だった。原発に関しては深刻である。生命に関わることである。国会は笑タイムをやっている暇はないはずだ。中日春秋に、詩集『梅の切り株』が、紹介されていた。福島の郡山市の高橋静恵さんの詩集である。梅の実から毎年、放射性物質が検出されたために、庭の除染作業の時に伐採してもらった。その詩である。

最後の一節に胸をうたれた。《私は梅を切ったのだ いのちの連鎖を断ち切ったのだ ひとつの命を絶って 仕方がなかったと言えるのだろうか・・・》

何も出来ないけれど、何かを感じたことを伝えることは出来る。


第40回加賀市武道館弓道場開設記念北陸三県弓道大会

2018-03-18 | 弓道

今日は加賀市の弓道場の40周年記念大会だった。やたら長い名前の大会だ。

記念大会らしく40年のあゆみを加賀市の理事長が作り、壁際に立てかけた。

また、協会員の趣味のコーナーを作って、美しい水彩画を展示し、不肖ながらわたしの弓茶碗と、本職のmsさんの高価な壺や皿の展示、mmさんの編んだ籠などを展示して花を添えた。この展示用の衝立をまたまた便利軒さんに頼んでしまった。今度食事をおごるからということで・・・。

さて、一つ的は福井の先生と天皇杯を拝受された先生と姉妹都市新発田の先生とでしていただいた。

大きな射の先生方の射礼は素晴らしい。

大会は皆様のお陰を持ちまして無事終了することが出来ました。

ご祝儀と酒とお菓子を頂き、我らの道場の40周年を祝えたことが嬉しい。40年前、殿と友達のSさんが事務局をして、亡くなったYさんが指揮しての道場開設だった。そのことを知っている人は殆どいない。ちなみに、娘の歳と同じだ。この道場のこけら落としにはわたしはお腹が大きくて出られなかった。あれから40年。娘たちの父は亡くなって3年目。しんみり。しかし、189名の弓仲間に来ていただいて感謝。

金沢の友達は「自分たちの道場があっていいねえ。県の武道館でみんな一緒に稽古しているけど金沢市の武道館はないからね」との話。「自分たちの道場」っていいね。確かに。何回もやっていると、みんな打ち合わせしなくても役割分担ができてきて、いい感じだ。ここへ来ると道場家族だ。でも、準備が大変。なにしろ、3階まで机や椅子を持って上がるので、山で鍛えた身体だが、腰が痛くなった。山へは机を持っていかないので、ちょっと状況が違う。それでも、以前よりタフだと思う。決算月は若者たちは忙しい、遅くに来てくれて、モニターの配線や弓立ての組み立てをしてくれる。ござ敷きと養生シート貼りをして9時過ぎに帰った。朝から出る人、5時過ぎに来る人、述べ20人足らずで仕上げた。

片づけは、山中の仲間と高校生が力を発揮する。女子高校生が大きな看板をひょいと持ち上げ、階段を上ってくる。さすがに若い力にはかなわない。わたしにもああいいう時があったはずだが。「あれから40年」というきみまろの声。

 


鞍掛山 とのお新道

2018-03-16 | 山歩き

鞍掛山のとのお新道を山の先輩と行く。この登山道を拓き整備している人だ。

9時半に登山口を出発。この登山道は沢登りから始まる。鞍掛山の登山道の中では唯一の沢登りである。今年の大雪で大木が倒れ、イノシシがエサを求めて掘り返した跡があちこちにあり、登山道が荒らされている。

30分登ると鉄塔があり休憩。暑い日となり1枚脱いで5月の登山のようないで立ちとなった。以前、殿と登って下山時に間違えた場所にさしかかった。完全に通行止めになっている。ここで迷って滝ケ原へ行く人が多いので、看板を立てて、道を塞いだのだという。その後、長靴アイゼンの人に追い抜かれた。先輩は長靴登山を嫌う。わたしが2月末に長靴で行ったことは内緒だ。

小獅子岩を覗いて進む。小獅子岩からの眺めがよい。

後山へ到着。11時19分。少し雪が残っている。

途中、春の気配。マンサクだ。

頂上へは11時40分に着いておにぎりとカップヌードルを食べて下りる。

帰りに小獅子岩の下を通ってみた。

登山靴にスパッツで沢を下りる途中、雪の塊に滑って尻もちをついた。「雪庇を踏みましたぁ・・」と、大げさな冗談を言いながら無事13時34分に駐車場に到着した。

このコースは、急坂は殆どなく、途中に風の通りのよい場所があって、暑い日の登山にはうってつけである。沢の上の方に少しロープの場所がある。通常1時間で登れる鞍掛山をこのコースは、1時間半かかるのでよいトレーニングになる。

次回は富士写ケ岳へ行きたい。まだ、軽アイゼンはいるだろうとのこと。


新しいタブレット

2018-03-14 | 暮らし

殿が入院中にタブレット端末を買って持って行った。殿は「やるなあ」と、喜んだ。入院中にニュースも見られるし、わたしのブログも楽しみにしてくれていた。それから4年目。2年ごとに契約満了になるので、解約してWi-Fiにつなぐだけにしようとドコモショップへ月曜の夕方出かけた。

解約してWi-Fiにつないで使えばいい。孫たちが家に来た時に遊ぶ程度で、わたしのガラケイをスマホに替えるという手もあるし解約を決めた。解約したいというと、540円で継続してはどうかとう。新しいタブレットはただで提供するという。では、解約してから翌月から契約するというと「キャンペーン期間」だから今でないとだめだという。新しいタブレットを明日取りに来いと言う。

翌日10時の予約に遅れないように来るようメールが入ったので9時50分に行ったら、ショップは閉まっていた。10時にならないと開かないのである。車の中で待っていて10時に入った。ついでに、光の乗り換えもすることの説明を受けて、他社の契約を解約する話をドコモショップから電話すると、「引き留めるために2万円のキャッシュバックをします」とのこと。そこで、店員が「それでは特典をつけます」という。両方の会社が客に対して特典合戦。話を聞いているだけで1時間経ち、繰り返しの話ですっかり疲れた。母を病院に残したままなので、一旦帰って午後2時半に出直した。

そこから、また長々と話になって、新しいタブレットを持ち帰るのにへとへとになった。夜に、加賀市の開設記念の立順表を作ったのを申し込み数と一緒になるか確認するために数えていたら、途中で眠くなった。数を数えるのは羊が1匹・・羊が2匹・・何と疲れた一日か。


長ーい会議

2018-03-10 | 弓道

朝8時半に家を出て、石川総合スポーツセンターで10時から常任理事会の会議に出た。食事をしながら会議、30分の休憩に機関誌の製本をする。今回もぎりぎりまで校正していた。午後2時から理事会。その後、大会の打ち合わせ会議。終了したのは午後7時で、家へ帰ったのは8時半だった。

それにしても、みんな真面目で、熱心で素晴らしい人達だと思う。今朝のニュースで佐川国税庁長官辞任の記事を見てきたせいで、いかにわたしたちの仲間は生真面目で、献身的で他人のために、ただで働くことをいとわないということを改めて感じた。これは、尽くして求めずという弓道精神というより、仲間で何かを成し遂げる楽しみでもあるのだと思う。

大切な国有財産売却の記録を平気で捨てたという人たち。公開された文書も改ざんされているという。公僕という名の疑惑の人たち。そういう人たちは、正義感に燃える人の命を奪う。怖い話だ。それに比べて、気のいい仲間たちは、大事な時間をみんなの為に使う。

話は行ったり来たりする。スポーツセンターは広くて、ここで遠的大会をするのだが、わたしは床を拭いている人が羨ましかった。あれに乗りたい。我が家に小型の床拭きが欲しい。

天井は高いし、長さも巾もあるので、立ってみると、的まで遠く感じるだろうと思う。

窓は自動で閉まる。スターウォーズの映画のような感じで、おぉ!と思っていた。その間、理事長は身振り手振りで、みんなに説明をしていた。わたしは離れた席にいて、みんなの写真を撮っていた。晴れて大会が成功したら記録としてこの視察や会議を残しておこうと思った。みんなの知恵と熱意が前進する力である。わたしは後ろから見ているだけだ。全日本選手権に出場経験のある選手も一緒に考えてくれるので心強い。

この大会が成功するカギは、わたしが表に出ずに裏方に専念することだと思う。何かをしでかしては元も子もない。なるべくみんなの仕事の邪魔をしないことだ。

 

 


啓蟄

2018-03-09 | 暮らし

蟄虫啓戸「すごもりのむし とをひらく」冬ごもりをしていた虫も動き出す。

大雪で我慢していたのか、蕗の薹が雪が溶けた途端に顔を出した。早速、天ぷらにした。

今日、学童へkenを迎えに行って、一緒に花を持って出かけた。雪は道に残っていたが、ブーツで大丈夫なほど溶けていた。kenは、「じぃじのお墓はこれやろ。じゃあ、いんきょ爺ちゃんのはどれや?」と、言う。「ふたりとも一緒に入っとるんやよ。ここに名前があるやろ。」横に彫られた名前を見て、いんきょ爺ちゃんも、同じ名字だという事を改めて知ったようだ。爺さんたちが亡くなった時は、kenは年長さんだった。しかし、その後お盆のお墓参りに来ている筈だが。あちこち行くから、どれがどれか分からないのかもしれないね。うちの墓の隣は、殿の妹の嫁ぎ先の墓で、いつも一緒にお参りするし、本家の墓が近くにあるし、娘の嫁ぎ先のお墓へも行くだろうし。

「しばらくおみまいに来れんで、ごめん。」と、手を合わせていた。「おまいりやね。」「あ、そやった。」花だけを供えて、強風の為に線香をあげるのはやめた。

「kenありがとうって言うとるよ。じぃじが守ってくれるね。」「知っとるよ。前に凄い風が吹いたとき、じいじぃ!!って言うたら、静かになったんや。」「へーー、ほんと。」

この可愛い孫も4月には4年生になる。とぼけたところがあるのは、わたしに似たのかもしれない。

啓蟄とはいえ、虫も頭をひっこめそうな寒さだった。


一瞬で死ぬ?

2018-03-08 | 暮らし

♪ 約束します 君を残して ぼくは死ねません ♪ 「指輪」という歌だ。こんな風に言われたら泣けるよね。豪華客船に乗るかって言ったよね。また、ハワイへ行こうって言ったよね。家族みんなで山代温泉へ行きたいって言ったよね。家族のしあわせな時って、子どもが出来て、孫が出来てと家族が増えていく時だ。その時、順風満帆という言葉が我が家にあった。今日は、殿の祥月命日。残されて3年経った。絶対に残されたくなかったのに。おまけに、両方の両親を残して逝ってしまった。おかげで、悲しむ暇がない日々だ。家族は2名。女二人の他人。女は強いと言われるがそうだろうか。忙しさに紛れて感情が麻痺してしまっただけではないか。

さて、名古屋から帰って弓道誌の編集を終えてホッとする間もなく、道場の開設記念大会に向けての準備をする。みんなで役割分担をした。40周年という事であれこれ決めていた。

娘が予定を訊いてきて、どの日も予定があると返事をすると「相変わらず忙しいね」と、メールしてきたので「動きを止めると、マグロと一緒で死んでしまうと友達に言われた」と、返事した。すると「一瞬で?死なないで・・」と、返信された。???自分の送ったメールを見直したら「マグロと一瞬で死んでしまう」と、なっていた。相変わらずそそっかしい。殿がよく言っていた。「おまえは長生きするわ」って。こんな感じでは長生きしそうにみえるのだ。本人は、忙しくて本当に一瞬で死んでしまいそうなかんじ。最近よく言われる睡眠負債という状態。さて、寝よう。一瞬で眠れそうだ。

 


母の門出

2018-03-08 | 暮らし

ひとり暮らしの母が心配だ。母の生活はだんだん弱っていく父を見舞うだけというのでは辛い。

前からデイサービスを勧めていて、ケアマネージャーさんとも相談し、介護認定をしてもらった。要支援2ということで、介護を受けるほどではないが、デイサービスを受けることは出来る。家にひとりでいるより週1日でも出かけたら良いのではないか。畑や花を育てるのも好きだし、物を作るのも好きなのだが、誰とも会話をしないというのは寂しいだろう。

介護保険制度の改正で、とにかく複雑になったと説明があったが、施設の人が大変になったのか、利用者が大変なのか、料金が変わったのか、介護の規程が変わったのか、前のことが分からないのでただ聞いているだけである。内容をよく理解したから安くなるという事でもないし。

デイサービスの方と、「利用契約書」「重要事項説明書」「広報について」「転倒等に関するお願い」「個人情報の使用に係る同意書」を、取り交わす。

たくさん署名欄と印が必要なので持ち帰る。母の連絡ノートも必要というので、帰りに文房具店に寄って、綺麗なノートと、ノートより高い桜のシールを買った。

小学校になるわたしの持ち物に、たくさん名前を書いてくれただろう母に、一番きれいなノートに桜のシールを貼って、わたしが母の名前を書いた。

希望に満ち溢れる新1年生ではない。新しい門出というのとは少し違うかもしれない。それでも、母には新しい体験だ。少しでも楽しいといいなと思う。

 


用意周到

2018-03-06 | 暮らし

用意周到な人には頭が上がらない。常日頃、そそっかしさ満載の生活をしていると、行き当たりばったりで、ばったりというのは、本当にずっこけてばったり倒れる感じだ。

 先日も名古屋の中日本女子大会で、射場審判をしたが、午前中は弁当引き受けの手伝いをしていて、ばたばたしていたし、午後は少し試合の様子を見たものの、審判交代は9~10立ちなのでタイミングが悪くて見れなかった。審判の内容はあらかじめ見ていたが、わたしは教士の先生方の時に出番なので、指摘するなんて事態は起こらないだろうから、椅子に坐っていればよいだけだと、何も考えずに出てしまって、審判の退場のタイミングが分からなくて困った。第3射場なので、他の先生を背にしてしまうので見えなくて、最終の射手が退場してすぐに立ちあがったら「先生、まだです。」と、言われてしまった。的前の〇✖の判定が終わるまで座っていたが、次に「先生、もう退場してください。」と、言われた。立ちあがって早く退場したいが、第2射場の先生が丁寧な方で、わたしの行く手に立っていて、今度はちびちびと歩いて合わせていた。焦るぅ。

後で、仲間に言うと「誰も射手がいなくなったら見てないわ。全然知らなかったわ。」と、言ってくれたが、どうにかなるさという性格はなかなか治らない。

一番困るのは、そう言いながら深く反省しないことだ。ま、いっか・・次は逃げよう。と、向上心がない。