ネットで探しても、1から10巻までの揃いばかりだと嘆いていたら、楽天にありますよーと言ってくれた方のお蔭で、手に入れることができた。送料込みで370円。
弓道をしていて良かったと思えることのひとつに、弓道仲間ができたということ。そして、弓道には関係ないことにも、ちゃーーんと情報をくださる嬉しさ。
しかし、読後感は、読まない時と読んだ後とあまり変わらない結末だった。けれど、それを知らないことと、知ることには大きな違いがある。不思議な物語ではある。
かといって、誰かにおすすめするものでもないけれど、読みたい方は10巻揃っているので、どうぞ。
その後に、ドラゴンヘッドで重くなったあとのお奨めは「黄金のラフ」。しかしながら、こちらも15巻までしかない。その後、30巻以上あるとのこと。これは、スラムダンクばりの長編?
感心するのは、一旦はまったら、抜け出せなくなりそう。それまで読者をその気にさせる作者に完敗。どこかで、足抜けしなくては、と思い、足抜けという言葉で、やくざ映画を思い浮かべ、今度は「アウトレイジ」を観たくなってしまった。
解体する前の家から引き揚げてきた膨大な本は、娘の部屋に入りきらず、二階の廊下から階段にまで溢れてましった。マンガ本など読まないで、こちらも読むべきかとも思うが、なかなかそこまで手が届かない。
楽しいことは山ほどあるものだ。あれも読みたい。これも読みたい。あの映画も観たい。この映画も観たい。こういうのを欲望という。
すべての欲望をもう少しシンプルに、方向性をもっていかなくては、一生の時間を無為にしそうな気がするが、ちょっと前読んだ「考えない練習」を、読んでから、あまり自分を追い込まなくなった。
真面目に人生を過ごしていくべきと思ったけれど、そんなことより、一日一日笑顔で過ごす方が楽しいと思える。さて、今日は何を読もうか。この膨大な本をどう整理するか。一体何冊あるのか。数えることは無駄なことなのか。山積みの本の前で、問題も山積み。