まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

プラネタリウム

2008-09-24 | 読書
大人の科学を衝動買いした。
付録がプラネタリウムだったので、大変興味があった。
我が家がプラネタリウムになるのだ。何と素敵な趣向だ。
思い立ったらブレーキが効かない。
財布にはこれを買うお金はある。
作って家族みんなで、「おおっ」と、言うのを想像したらたまらない。

で、夜中に製作した。
旦那は冷ややかな目をしている。
ところが、豆電球を取り付けるところのスイッチを留めるビスがなかなか深く入っていかない。
力仕事はやはり旦那だ。
触らせたくなかったが、仕方ない。
こういう状況は過去に何回もある。
ほんのちょっと触っても自分が作ったとか、言い出すことがある。
しかし、作品の完成のほうが大切だ。

出来上がりは上々。月日と時間、緯度も変えて映すことができる。
すばらしいプラネタリウムだ。
星座の知識がないことが残念だ。
ただ、口をあけてぼぉっと天井を見るしかないが癒される。

星座がなぜ美しいか脳科学者の茂木さんのコメント。
「認知科学的に言うと、絶望時に遠いところにあって触りようがないことが永遠を感じさせる。ものを見た時、例えばイスであれは「座れる」コップであれば「水が飲める」と、我々の脳は必ず何かが出来ると感じてしまう。
星空はそれに対して、何も出来ないので星空に対して神々しさを感じる。

ということだそうです。
脳は永遠とか予測できないことを喜ぶようです。
そして、未知なものは美しい。
恋人も、互いに相手を知りたいと思うときは美しく燃えますね。
いくつになっても、未知なる部分は残しましょう。