まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

県体まつり

2011-08-08 | 弓道

暑いさなかに、なぜ県体があるのだろうか。

日曜は、このくそ暑いのに、またまた袴をはいて競技に臨む。先週から、またまたびくが出始めて、癖射のデパートみたいになっているわたし。

とにかく、無事にあづちに矢が届きますようにと、まるで初心者の気持ち。

みんなは優勝めざしているが、わがチームは打ち上げのビールをめざしている。

第一射場のおう前なので、審判席の先生の顔が、矢を番えている間から見たくもないのに見える。県体は、各市町村対抗なので、それはそれは力がはいるが、的中をのぞめないひどい射だが、いまさら監督も変更することも出来ず。とにかく、引いている間は戻らないのだと言い聞かせながら、引いた。

小さなびくはきたが、かろうじて中たる。最後は、ひどく戻ったが持ち直して中たった。自分でも良くわからない中たりだ。加賀の応援の拍手と歓声が聞こえた。まともに引いて中てても歓声などわかないのに、あわやというアクロバットのようなびくのあとの中たりには、歓声がともなう。複雑な心境だ。4射3中だった。

廊下で○川先生に呼び止められた。「○下さんに、加賀の壮年女子は称号の選手でかためてきたぜと、言うと、おう前は称号の射じゃないけどねと、言っていたぞ」と。認めざるを得ない。そして、いつも言われる、ひどい射でも中たってしまうから、いつまでも治らないのだと。しかし、これでも一生懸命なのだ。

結果、加賀の一般男子チームの準優勝が久々の快挙で、嬉しかった。夜の宴会はその喜びで飲める。わたしたちは4位だった。ちなみに、あのひどい射で、5中してしまった。

お祭りのような県体は、無事終了。めざしていたビールに到達する喜び。

今日も、情けない弓となりましたが、暑かったのでビールはいつにも増して美味しゅうございました。