まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

ポーチ作り

2020-05-22 | 暮らし
家にいて出来ることに今度は、はまってしまった。
始めは片づけをしていて、布が出てきたので、暇つぶしにデジカメケースを作ろうと型紙から作ったものの、アメリカンスナップが旨く取り付けられず、ホックにした。
momoとnanaが欲しがったので、それぞれに作ってあげたら、髪留めなどを大事そうに入れていた。


デジカメケースより、ファスナーで開閉するポーチの方が良いかも、と思ったので、YouTubeを見ながら作ってみた。
ついに殿のスーツを解体するに至った。
休業で休みが増えたので片付けついでに殿のスーツを処分しようと思いながらも、仕立てのいいスーツをごみ袋に入れるのには忍びなかったのだ。
まず、ズボンを少し切ってみて、ポーチの試作品を作った。

生地もいいし、仕立てもいい、値段も良かったスーツである。


さすがに上着にはさみを入れるのは勇気がいる。
しっかり仕立ててあるものにはさみを入れる瞬間、断ち切るってこういうことなのかと少し胸が痛むが、その後、違う形で手元に残るのもいいのでは?と思った。

アンパンマンのキルティング生地は年長にも人気がないが、意外に可愛い。
しっかりしているので、いい具合に仕上がった。


黒い生地に中がアンパンマンというのもいい。



娘達に「お父さんのスーツのポーチはいらん?」と、訊くと「欲しい!!」と、言うことでいろいろなデザインと、内側の生地も変えて作るうちに増えてしまった。



母は花柄のポーチがいいというので別誂え。



娘に持っていくと、kouが「俺も欲しい」という。中2男子が意外だった。
「母ちゃんどれにする?」と、kenも一緒にみんなで選んだらしい。
じぃじのスーツというのが良かったのかもしれない。
後日、うちに昼ご飯を食べに来たとき、スマホの充電器と家の鍵を入れて持ってきた。なるほど。
結局、わたしの手元に残らなくて、新作をまたまたこしらえる羽目に。



コロンとした形が面白い。
洋裁店で本を買わなくても、今ではすべてYouTubeで見られて、本より分かり易いのでいい。
ついでに、ミシンをかけながら、「中田敦彦」の、YouTube大学を聴きながらずっと作り続けていたら、動かないので足は痛くなるし、胸も悪くなった。
娘に「根を詰めんときねや・・」と、言われながらも、何かにとりつかれたようになっていた。