コロナ禍で、中学生も来られなくなり、初心者の方も足が遠のき、古参のわたしたちがちまちまと稽古している。
そんな中、理事長のOさんが、単身赴任中に愛媛松山の弓道協会で稽古をしていたときに教えてもらった「楽しい色彩的」(仮名)を、稽古の最後にするようになった。
最後の1本をこの的で仕上げるのだ。
まず、自分の色を決める。それはずっと変わらない。
毎回、じゃんけんで射る順番を決める。
その時、一番になった人が、的の位置を決め取り付ける。
自分の色に中てたら2点。
他の色に中てたら1点もらえて、その色の持ち主に1点加点。
なので、中らなくても点数が入る。
しかし、黒に中ったら「ドボン」で、-2点。
真ん中の白は3点である。
霞的より小さいのでなかなか中らない。
何日も中らなかった。
的はきれいなまま次回に持ち越される。
先輩が何本か中てて、ついでに黒にも中てて・・と、なかなか面白い。
わたしはオレンジで、先輩が1本中ててくれたので持ち点1点。
ついに、わたしも中てた。緑だった。オレンジではないが嬉しい。
この日の稽古はいい気持ちで終了。稽古は3人しかいなかった。
コロナのせいか・・・。人は活発に動かない。
仕事で疲れていても、弓道着に帯を締めて、袴を穿くと引き締まる。
しかし、コロナ禍であまり動かないので、身体の方は引き締まらないなあ。
辛い時こそ、楽しいことを見つけよう。ありがとう、Oさん、松山の皆さん。