午前中、某大学の合宿に指導に行き、午後3時半からいつもの高校へ行き、夕食後8時から自身の稽古に道場へ出かけた。
指導といっても、どちらの学校も5、6人なので、私の体力に見合う人数なのだが、拘束時間は同じである。
疲れても、弓道衣に着替え、帯を締め袴をつけると、しゃっきっとするのだが、帰って来て帯を解くと、風船がしぼむみたいになる。
翌日の仕事では、なるべく疲れを見せないように、ミスをしないように、気を抜かないように。
仕事より、人の対応に疲れる。
年齢の高い元気な方は声が大きい。耳栓をしたいと思うことがある。
そういう時は、たいがい疲れている時だ。
うちの婆様も、耳が遠いので大きい声で、同じレベルで返すには相当の体力が必要だ。
元気な時は、笑顔で返せるが、疲れているときは返事に窮する。
小さいころから、どこにいるか分からないくらい大人しかったのに、今では周りの年寄りに育てられ、大きい声が出せるようになった。
小さいころから、字や絵を大きく描き先生に褒められた。
たぶん願望が表現に現れていたのだろう。
弓は大きく引けないが、身長に対して手の長さが少し長いことが分かった。
しかし、それは胴が長いということらしい。
なかなか理想の姿にはなれないけれど、希望を捨てずにコツコツやろう。