セナド広場の南西部にもいくつかの世界遺産がある。
地図を頼りに適当に歩き回ったら辿り着いた所が多い。
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聖ヨゼフ修道院及び聖堂は、
18世紀にイエズス会宣教師の育成を目的として建てられた修道院と、
中国を代表するバロック建築と知られる教会から成る。
聖堂には日本にもゆかりの深い聖フランシスコ・ザビエルの遺骨の一部が安置されている。
聖堂は一般公開されているが、修道院は一般の見学不可。
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聖ローレンス教会は、1558~1600年にかけて、
イエズス会により建立された。
聖ローレンスは258年にシクストゥス2世らと共に
ローマ皇帝ウァレリアヌスの迫害にあった殉教者の一人で風の守護聖人。
マカオの海で働く者の帰りを待ち無事を祈る場所として建てられた。
当時は木造であったが1884年に現在の形になった。
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聖オーガスティン教会は1586年にスペイン人により建設された。
「パッソスの聖体行列」で有名。
これは、この教会にあったキリスト像をカテドラル(大堂)に移動した時、
知らないうちに聖オーガ スティン教会に戻っていたという出来事にちなみ、、
聖オーガスティン教会からカテドラルにかけて、
十字架を背負ったキリスト像を聖職者が担いで練り歩くという行事で、
四旬節のはじめの日曜日に毎年行われる
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ドン・ペドロ5世劇場は、パステルのグリーンに塗られた建物。
まずドン・ペドロ5世とは・・・・当時のポルトガル国王である。
(1837~61年、在位1853~61年)
1860~73年に「マカオクラブ」のポルトガル人らによって、
レクリエーションを目的として建てられた社交の場。
東洋で最っとも古いヨーロッパ式社交クラブ。
ギリシア風の建物内部には、オペラを公演する円形劇場や
人々がダンスを楽しむ舞踏室が設けられている。
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ロバート・ホー・トン図書館。
左側にある学校の方が立派だったので、
そっちが世界遺産かとおもいきや、
なんとこの黄色い建物お方が世界遺産だったわ・・・。
1840年頃に香港で活躍したロバート・ホー・トンのマカオの別荘を
1958年に図書館し20世紀に彼が蒐集した貴重な書物類が数多く収蔵されている。
彼は前身が東インド会社であるジャーディン・マセソン商会の総買弁であった。
現在マカオでカジノ王と呼ばれるスタンレー・ホー氏の大伯父にあたる人物。
街全体が黄色やピンクや白や緑色に塗られているので、
あまりありがたい感じがしないのであった。
1年に1回、カジノで儲けたお金で塗装しなおすそうだ。
今回、訪ねた世界遺産は25ヶ所。
イエズス会記念広場、聖ポール天主堂跡、ナーチャ廟、旧城壁、モンテの砦、
カモンエス広場、カーザ庭園、プロテスタント墓地、聖アントニオ教会、
セナド広場、民政総署、仁慈堂、聖ドミニコ教会、聖ドミニコ広場、
カテドラル、カテドラル広場、聖オーガスティン広場、聖オーガスティン教会、
ドン・ペドロ5世劇場、ロバート・ホー・トン図書館、聖ヨゼフ修道院及び聖堂、
媽閣廟、バラ広場、
ギア要塞と教会。
訪ねそこなった世界遺産は5ヶ所。
リラウ広場、マンダリンハウス、港務局大樓、三街会館
盧家屋敷(ロウ・カウ・マンション)。
と言う事なので、まる2日あれば楽に回れると思った。
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≪ 関連記事 ≫
【マカオの世界遺産】 ~ 聖ポール天主堂(大聖堂)跡周辺 ~
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