遺跡は120mのほぼ正方形の基壇の上に、
9層(基壇含む)の壇が積み重ねられ、頂上にストゥーパがある。
下から6層が方形、その上の3層が円形である。
各層に仏像や本生譚などが刻され、
各層に設けられた回廊をめぐり上るに従い仏教の教義が理解される仕組。
ほぼ方形で、相似形が順次上へ重なっている。
下から第1層は土台のような部分。
第2層から第6層には、回廊があり壁に見事な浮き彫りがある。
仏陀の前世の善行などを題材にしたレリーフは全部で1460面。
また蓮の花の台座の上に据えられた432体の仏像がある。
仏像は向いた方角によって結ぶ印(両手の形と位置)が異なる。
東向……手を地面に付ける「指地」の印(悪魔を追い払う)
を結んだ「あじゃ如来」
西向……「弥陀定印」または「禅定」の印(瞑想中である印)
を結んだ「弥陀如来」
南向……「満願」または「施与」の印(何でも願いを叶えてくれる)
を結んだ「宝生如来」
北向……「無畏」または「施無畏(せむい)」の印
(人々から恐れを取り除いてくれる)を結んだ
「不空成就如来」
第5層では東西南北とも「法身説法印」(仏陀が説法中に結ぶ印)
を結んだ「毘盧遮那(びるしゃな)仏」に変わる。
円壇が3段積み重なった上部の3層は、
各層にストゥーパが計72基あり、
その中には写真の様な転法輪の印を結ぶ仏像が入っている。
見やすい様にか(?)ストゥーパの上部が
取り外されている物もある。
最上円壇には大ストゥーパがある。
3月24日の写真では、頂上のストゥーパの先がかろうじて見える。
≪ 関連記事 ≫
ボロブドゥールの仏教遺跡 その①
9層(基壇含む)の壇が積み重ねられ、頂上にストゥーパがある。
下から6層が方形、その上の3層が円形である。
各層に仏像や本生譚などが刻され、
各層に設けられた回廊をめぐり上るに従い仏教の教義が理解される仕組。
ほぼ方形で、相似形が順次上へ重なっている。
下から第1層は土台のような部分。
第2層から第6層には、回廊があり壁に見事な浮き彫りがある。
仏陀の前世の善行などを題材にしたレリーフは全部で1460面。
また蓮の花の台座の上に据えられた432体の仏像がある。
仏像は向いた方角によって結ぶ印(両手の形と位置)が異なる。
東向……手を地面に付ける「指地」の印(悪魔を追い払う)
を結んだ「あじゃ如来」
西向……「弥陀定印」または「禅定」の印(瞑想中である印)
を結んだ「弥陀如来」
南向……「満願」または「施与」の印(何でも願いを叶えてくれる)
を結んだ「宝生如来」
北向……「無畏」または「施無畏(せむい)」の印
(人々から恐れを取り除いてくれる)を結んだ
「不空成就如来」
第5層では東西南北とも「法身説法印」(仏陀が説法中に結ぶ印)
を結んだ「毘盧遮那(びるしゃな)仏」に変わる。
円壇が3段積み重なった上部の3層は、
各層にストゥーパが計72基あり、
その中には写真の様な転法輪の印を結ぶ仏像が入っている。
見やすい様にか(?)ストゥーパの上部が
取り外されている物もある。
最上円壇には大ストゥーパがある。
3月24日の写真では、頂上のストゥーパの先がかろうじて見える。
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