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700~732。インド最高の哲学者の一人。
ヴェーダ聖典の権威を認める正当バラモン系の
ヴェーダンタ学派に属する。
南インドのバラモン階級に生まれた。
(異説もあり。)

8歳の時に、病の母に飲ませる為に、
手中からガンジス河の聖水を取り出した。
それを見た通りすがりの行者が言った。
「この子は大賢者になる。しかし若死にはさけられない。」
シャンカラはそれを聞いて出家しようとしたが、
母が許さなかった。
ある時、川で沐浴をしていた時にワニに噛みつかれた。
シャンカラは母に向かって叫んだ。
「僕が出家する事を認めてくれれば、
ワニも許してくれるでしょう

しかたなく母は出家する事を認めた。

その瞬間ワニは離れていったが、
シャンカラは無傷であった。

シャンカラは、ゴーヴィンダパーダという聖者の弟子となり、
世界原理ブラフマンと各個体に内在するアートマンが、
一体であると言う「不二一元論」を説いた。
「不二一元論」は、ヴェーダ聖典の権威を認める、
正統バラモン系のヴェーダンダ学派の中で最大。
32歳で死ぬまでにインドに4つの僧院を建てた。
南インド・カルナータカ州のシュリンゲーリの総本山は、
シャンカラを名乗る累代の法主によってえ護持されている。