カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

日本フライ級1位 清水智信(金子ジム)

2007年01月22日 19時01分59秒 | スポーツ / SPORTS
WBCフライ級39位
OPBFフライ級3位
日本フライ級1位     WBC世界フライ級8位
清水智信(金子)    ファーペットノーイ・プラティンティージム(タイ)
 9勝(4KO)1敗         13勝(9KO)1敗

                 

写真右側:清水選手は福井県出身の25歳。
東京農業大学時代、全日本選手権と国体で準優勝。
アテネ五輪強化指定選手にも選ばれている。
アマチュアでは68勝(25KO・RSC)10敗。

昨年、日本ランキングで1位となるも、
内藤選手との対戦が実現せず、
今回、WBC上位ランカーとの対戦となった。

写真左側:相手は18歳ながら13勝9KOのサウスポー、
WBC8位にランキングされるプラティンティージム選手。

          

1ラウンド:静かな立ち上がり。清水選手は左ジャブを出しながら、
ワンツーと組み立ててゆく。左右へのステップワークが華麗だ。
  (清水選手:10-9:プラティンティージム選手)

2ラウンド:スピードに勝る清水選手がコツコツと左ジャブを当て、
自分の距離を作る。プラティンティージム選手は、
ガードを固めて前に出るが手数は少ない。
  (清水選手:10-9:プラティンティージム選手)

3ラウンド:清水選手はジャブを突きながらプラティンティージム選手の
周りを回る。タイミングの良いワンツーでダウンを奪う。
  (清水選手:10-8:プラティンティージム選手)

4ラウンド:清水選手は左ジャブからの自分のボクシングに徹する。
完全にペースをつかんだ。
  (清水選手:10-9:プラティンティージム選手)

5ラウンド:清水選手は距離を制し、左ジャブからワンツー。
右ストレートはノーモーションでよく当たる。
  (清水選手:10-9:プラティンティージム選手)

6ラウンド:清水選手の左ジャブが当たり続ける。
プラティンティージム選手の左ストレートも当たり始める。
  (清水選手:10-10:プラティンティージム選手)

7ラウンド:プラティンティージム選手も上位ランカーの意地で、
前進し左ストレートを当てる。しかし清水選手の左ジャブは止まらない。
  (清水選手:10-10:プラティンティージム選手)

8ラウンド:相変わらず清水選手の攻撃。スピードも落ちない。
終了間際、ワンツーがヒットし
プラティンティージム選手はフラフラになった。
  (清水選手:10-9:プラティンティージム選手)

9ラウンド:清水選手のワンツーからボディブローで、
プラティンティージム選手がダウン。
  (清水選手:10-8:プラティンティージム選手)

10ラウンド:清水選手はKOは逃したが、
最後まで自分のボクシングを守り抜いた。
  (清水選手:10-9:プラティンティージム選手)

私の採点では、100-90で清水選手の圧倒的な勝利。
公式採点は、ジャッジ中村99-91、
吉田とマーチンが100-90、
3-0の判定で清水選手が勝った。

アマチュア出身らしい基本のしっかりしたアウトボクシング。
前回試合を見たのは2年くらい前だと記憶しているが、
その時よりパンチ力もアップしたようだし、
何よりたくましくなった。これからも楽しみなボクサーである。

 清水選手、大金星!! 

 清水選手のブログは、こちら    王者への道
コメント (2)
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