カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

インド建国の父「M.K.ガンディー」その①。

2019年05月28日 21時32分59秒 | インド / INDIA
世界で最も知られているインド人であろう。
今年はガンディー生誕150周年である。

ガンジー自伝 (中公文庫BIBLIO20世紀)
蝋山 芳郎
中央公論新社


モーハンダース・カラムチャンド・ガーンディーは、
1869年10月2日グジャラート州の海岸にある
ポールバンダルと言う町で生まれた。
父はポールバンダル藩王国の宰相であった。

小学校の時に父親の仕事の関係でラージコットに引っ越したが、
成績は悪く肉食をしたり煙草代を工面するために、
召使いのお金をくすねたりしていたそうだ。



ラージコットでガンディーが暮らしていた家は、
商店街の中にあったがひときわ大きな屋敷だった。
現在は記念館になっており写真などが展示してある。



12歳で上の写真のアルフレッドハイスクールに入学したが、
当時の習慣で13歳の時にカストゥルバと結婚したため、
学業よりも奥さんが気になって仕方なかったと自伝にも書いてある。
17歳の時に父親を亡くした時にも奥さんと一緒にいたため、
死に目に会えなかった。それが後に禁欲的生活につながって行く。
現在、学校は閉鎖されており中には入れない。

18歳の時、弁護士になるために妻子を残してロンドンに留学。
そこでバガヴァット・ギーターや新約聖書などを読み、
インド哲学や文化、ヒンドゥー教の精神も勉強した。

これはガンディーの研究者である立教大学の竹中教授の話であるが、
意気揚々と帰国したガンディーであったが、
この時分のインドでは弁護士としての仕事はなかったとの事である。

仕方なく24歳の時に南アフリカに渡ったガンディーは、
白人優位の人種差別を肌で感じ、インド人の為に弁護をし、
そこからインド独立運動へ進み始める。
南アフリカのダーバン近郊で共同農園を創設し、
禁欲、断食、清貧、純潔を実践していく。
1915年、46歳の時にインドへ帰国。(続く。)

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