カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

カシメロVS小國以載

2023年10月13日 21時09分29秒 | スポーツ / SPORTS

元IBF世界Sバンタム級王者   元3階級制覇王者
 小國 以載(角海老宝石)   ジョンリール・カシメロ(フィリピン)   
   21勝(8KO)2敗2分          33勝(22KO)4敗        

                 

元IBF世界スーパーバンタム級チャンピオンの小國選手だが、
ドミニカのグスマン選手に勝ったのは7年前の2016年である。
17年に岩佐選手との初防衛戦に負けて引退。1年後にカムバック。
2戦したのち3年のブランク後、栗原選手と対戦し負傷ドロー。
1年半ぶりのリングとなる。

カシメロ選手はWBO世界ライトフライ級暫定チャンピオンで、
IBF世界フライ級と2階級制覇。さらにWBO世界バンタム級と
3階級制覇したが、ドーピングや少女虐待で訴えられたり、
体重超過などの過去があり、完全にダークなイメージが付いて回る。

普通に考えればカシメロ選手の一方的な試合となっても仕方ない。
ただ小國選手は圧倒的不利と見られていたグスマン選手に勝っており、
モチベーションを上げ策士としての本領を発揮するかもしれない。

写真右側:黒色のトランクスがカシメロ選手。
写真左側:白色のトランクスが小國選手。

                 

1ラウンド:カシメロ選手が前進しいきなり右フックを強振、
左アッパー、右フックを振り回しロープへ詰めて左フック。
小國選手は慌てず左ジャブからワンツーを返す、左ジャブから
ワンツー、左フック。カシメロ選手は右フックを強振、左ボディ。
小國選手は内側から綺麗なワンツー、左ジャブを伸ばす。
カシメロ選手は右ボディ、小國選手の右フック。カシメロ選手は
身体を振って美技フックを振り回す、右アッパーで前進。小國選手は
左ジャブからワンツー、ワンツー。カシメロ選手は右フック、
右ボディ、左フック。
  (カシメロ選手:10-9:小國選手)

2ラウンド:カシメロ選手は右フックを振って突っ込んでくる。
小國選手はワンツー、左ジャブで突き放し、ロープへ詰めて左ボディ。
カシメロ選手は右フック、左フックと外側から強烈な攻撃。
小國選手は丁寧にワンツー、ワンツー、左ボディアッパーから右を上に。
ロープに詰めてワンツー、左フック、右ストレート、左アッパー。
  (カシメロ選手:9-10:小國選手)

3ラウンド:カシメロ選手はワンツー、小國選手も左ジャブから、
ワンツー。カシメロ選手は左右フック。小國選手は左を上下に打ち、
右ストレートを顔面に、左右フック。カシメロ選手は大きい左右フック。
小國選手は左アッパー、右ストレート。カシメロ選手は左右フック。
小國選手は左ジャブからワンツー、左ボディアッパーで前に出る。
ロープに詰めてワンツー、ワンツー、右ボディストレート。
カシメロ選手は左ボディアッパーから大きな右フックと左フック。
  (カシメロ選手:9-10:小國選手)

4ラウンド:小國選手は左ジャブから、カシメロ選手は左フック。
両者の頭が当たり小國選手が右目の上をカットし試合続行不可能、
27秒で試合が止まった。ドロー。

 小國選手の調子が良く、左ジャブからワンツーが効果的だった。
 カシメロ選手の強烈な左右フックを被弾しても打たれ強かった。
 かなり練習し、気合も十分入っており、対策も体調も万全、
 4ラウンド以降の展開が面白くなってきたところでストップし、
 全くもって残念だった。

 カシメロ選手は舐めていたと言うのは言い過ぎかもしれないが、
 甘く見ていただろう。1ラウンドは凄さを見せたが徐々に失速?
 終盤まで行ったら解らなかったかも・・・・。 

 井上尚哉選手ならどう戦うか?
 カシメロ選手の戦い方が見えたのは収穫だったと思う。
 小國選手もまだまだやれることを証明した。

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コメント
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