OPBF&WBO・APウェルター級チャンピオン OPBF同級10位
佐々木 尽(八王子中屋) 坂井 祥紀(横浜光)
18勝(17KO)1敗1分 29勝(15KO)14敗3分
1月24日の試合の中で最も注目しているのがこの試合。
勢いのある若きチャンピオンとベテランでKO負けのない挑戦者。
ウェルター級で日本人初の世界チャンピオンを目指す佐々木選手、
方やメキシコでたたき上げた元日本チャンピオンの坂井選手。
私情を挟むが・・。面識あるので勝って欲しい。
写真左側:黒色のトランクスが佐々木選手。
写真右側:ゴールドのトランクスが坂井選手。
1ラウンド:佐々木選手が左ジャブで前に出る。坂井選手はガードを高く
固めて左ジャブ。佐々木選手が連打するが坂井選手はガードして左ジャブ。
佐々木選手はワンツー、坂井選手が冷静に左ジャブを出す。
(佐々木選手:9-10:坂井選手)
2ラウンド:佐々木選手が左ジャブで前進し坂井選手は右アッパーを当てる。
佐々木選手は左フックをボディから顔面へ返す。距離がつまり坂井選手の
左右アッパー、佐々木選手は左フック、左右のアッパー、左ボディが強烈。
(佐々木選手:10-9:坂井選手)
3ラウンド:佐々木選手が全種して左アッパー。坂井選手は下がりながら
左ジャブ、右フック、右アッパー。佐々木選手の前進は止まらず左ボディ、
左フックを強振。坂井選手は右アッパー、右フックを当てるが佐々木選手の
前進を止めることができない。
(佐々木選手:10-9:坂井選手)
4ラウンド:佐々木選手が左フックを大きく振って前進し左右のフック。
コーナーへ詰めてワンツー、左フック。坂井選手は左ジャブからワンツー。
佐々木選手の左フックが強烈。
(佐々木選手:10-9:坂井選手)
5ラウンド:佐々木選手がガードを下げ、坂井選手は前進して左ジャブ、
距離を詰めて右アッパーから左フック。佐々木選手が前に出ると、
坂井選手がワンツーから左ボディ、連打。
(佐々木選手:9-10:坂井選手)
6ラウンド:佐々木選手が左右を振って前進、頭をつけての打ち合い。
坂井選手は左右のアッパーを連打。佐々木選手は左フックを上下に、
坂井選手の左アッパー。佐々木選手は左ボディ坂井選手は左アッパーから
右ストレート。
(佐々木選手:9-10:坂井選手)
7ラウンド:佐々木選手の左ボディから左フックで坂井選手は腰を落とす。
佐々木選手は左ジャブから左ボディ。坂井選手は下がりながら左ジャブ。
(佐々木選手:10-9:坂井選手)
8ラウンド:前進する佐々木選手に坂井選手は下がりながらも左ジャブ、
右フック。佐々木選手は左ジャブから左右フックを強振。坂井選手の
ワンツー、佐々木選手は前進して右フックから左ボディ。
(佐々木選手:10-9:坂井選手)
9ラウンド:坂井選手が下がりながら左ジャブ、ワンツー、前進する
佐々木選手に左右アッパー。佐々木選手は左フックをボディから顔面へ。
坂井選手は左ジャブ、左アッパー、右フック、左右アッパー。
(佐々木選手:10-9:坂井選手)
10ラウンド:佐々木選手が前進して左右フック、坂井選手は左ジャブを
放つが佐々木選手の前進を止める事が出来ない。佐々木選手は左右フックを
強振しながら前進、坂井選手は右アッパー。佐々木選手は左ボディで
ロープに詰める。坂井選手も左右アッパーを返すが追いつめられる。
(佐々木選手:10-9:坂井選手)
11ラウンド:佐々木選手が左右フックを振りながら前に出て左フックを
ボディから顔面に、さらに右フック。坂井選手が下がると佐々木選手は
左ボディから左右フック、左ボディが強烈。坂井選手も懸命に右アッパーを
返すが押し切られる。
(佐々木選手:10-9:坂井選手)
12ラウンド:佐々木選手が左フックを上から下へ、坂井選手は右アッパー。
佐々木選手の左フックに坂井選手が左アッパーからワンツー、右アッパー、
右フック。佐々木選手が前進すると頃へ坂井選手の左右アッパー。
佐々木選手の左フック、左ボディ、坂井選手は左右アッパーで応戦。
(佐々木選手:10-9:坂井選手)
私の採点は117-111で佐々木選手の防衛。
公式採点は116-112、117-111、118-110。
3-0の判定で佐々木選手が防衛した。
坂井選手の左ジャブとアッパー攻撃でも佐々木選手の前進は止まらず、
佐々木選手のスピードとパワーは最後まで落ちなかった。
佐々木選手の強烈な左ボディや左フックでもダウンしなかったように
坂井選手はタフだったが押し切られてしまった。
佐々木選手を見て思うのは「攻撃は最大の防御なり」かなぁ。
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