日本Sウェルター級チャンピオン 日本Sウェルター級3位
出田 裕一(三迫) 加藤 寿(熊谷コサカ)
18勝(9KO)16敗1分 12勝(8KO)12敗2分
2024年10月8日に行われた試合。
40歳の出田選手の3度目の防衛戦、挑戦者は39歳の加藤選手。
ファイターの出田選手VSサウスポーのアウトボクサー加藤選手。
20年近く現役を続けてきた両者の一戦。
試合前のレフェリーの注意で「悔いを残さぬよう・・・。」
と言う言葉は印象的だった。
写真右側:黒色のトランクスが出田選手。
写真左側:オレンジ色のトランクスが加藤選手。
1ラウンド:加藤選手が右ジャブで距離を測る。出田選手はガードを
高く上げてじりじりと前進しロープに詰めてボディ攻撃。加藤選手は
右ジャブから左アッパー。出田選手が左右フックで詰めるが加藤選手の
左アッパー、左ボディストレート。出田選手はかまわず左右フックを
上下に振って前進。
(出田選手:10-9:加藤選手)
2ラウンド:出田選手が前進するところに加藤選手は右ジャブを当てて
周りながら左ボディアッパー。出田選手の動きに慣れてきたのか加藤選手が
右ジャブを突きながら回る。出田選手が距離を詰めて左右フックをボディへ。
加藤選手の右ジャブからワンツー、右アッパー、左ストレート。
出田選手が入るところに加藤選手の右ジャブが当たる。出田選手が
詰めて行くところに加藤選手の右アッパー、左ストレート。
(出田選手:9-10:加藤選手)
3ラウンド:出田選手がフックを振って前進、加藤選手は右ジャブを当てる。
前進する出田選手に加藤選手の左フック。出田選手が右ストレートで
ロープに詰め下から上へ連打。加藤選手は右アッパーから左ストレート。
加藤選手は細かく連打するが出田選手がロープに詰めて連打、右ボディ。
(出田選手:10-9:加藤選手)
4ラウンド:出田選手が前進。右ジャブ、左アッパーを当てながら回る
加藤選手に出田選手が左フックから右ストレートを当てダウンを奪う。
立ち上がった加藤選手に出田選手が詰めて行くと加藤選手が反撃するが、
出田選手の右ストレートで再度ダウンを喫する。出田選手がラッシュ。
加藤選手は左アッパー、必死に右フックを振る。出田選手がコーナーに
詰めて連打、加藤選手はガードを固めてしのぎ左ストレート。
(出田選手:10-7:加藤選手)
5ラウンド:加藤選手は右ジャブで回るが出田選手がガードを固めて前進。
加藤選手は右フックから左ストレート。出田選手の右ストレート。
加藤選手は右ジャブを出しながら回り込むが、出田選手が詰めて右ストレート。
ロープ際で連打するとレフェリーがストップした。
2分44秒、出田選手がTKOで3度目の防衛を果たした。
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